新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

上月④ おまけネタ

2023/07/21(Fri)

では姫新線上月に関する「おまけネタ」ですが、同駅に併設され
ている地場産物の直売所が定休日だったので、近くで何かナイか?
と探した結果、約10km離れた西新宿と言う地区に、花しょうぶ園
あると知り、見に行く事にしましたクラ駅長です。

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ココの存在は私も初めて知ったんですが、そもそも上月と言う駅が
姫新線では兵庫県の最西端にあるので、更に山奥へ入って岡山県
との県境に近い場所です。

山奥の施設にも関わらず、進入路付近にあった看板には意外と色々
なお店などが揃ってる感じの事が書いてありますね。

6月中旬の事だったので、花菖蒲や紫陽花が見頃なのも然りです。

物によって表記が色々と違うので正式名称掴みにくいんですが、
一般的に「西新宿おじいちゃんとおばあちゃんの花しょうぶ園」
と言うようです。

地域のお年寄りが運営してるからなんでしょうが、「おじいちゃん
とおばあちゃん」どぅしても要りますか?

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平日でしたが見頃なシーズンなのか、売店が営業してて弁当など
も売られてました。…但し時間的に夕方に近く、そろそろ店じまい
の感じです。日曜には食堂やカフェも開店するのでしょう。

バスなどの公共交通機関で来る方法はナイと思われ、広い駐車場
があるんですが、この地域では人気なのか意外と埋まってました。

入口の風鈴涼やかな音色を通り越して、ウルサいぐらい鳴って
ますが、500円の入場料を支払って入園します。1日500円ですが
1,000円払うと年間パスになると言う、大雑把な料金設定ですよ。

…ちなみに地名と言うのは、読み漢字表記の想像違うケース
が多々あるんですが、駐車場係のおばちゃんに訊くと、そのまま
「にししんじゅく」なのだそうです。

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元々は棚田だったと思われる段差のある窪地に、花菖蒲を始めと
して色々な花が植えられています。想像してた以上に結構な広さ
で、Googleマップで大雑把に測ったら約400㎡あるようでした。

平日だからかジャンル的な事か、客層も高齢者の方が多いです。
…カナリ狭隘な地形の所でしたから、気を付けて運転して頂きたい
所ですね。てかタクシーとかで来なさい

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花の良し悪しは私には分かりませんが、取り敢えず各種類のうち
最も見栄え良く咲いてると思われる物を撮っておきました。

…カナリいいお天気になりまして、日なたと日蔭光線具合差が
大きいので、ソレも考慮に入れると難しい事になりますね。

やはり施設名にもなってる花菖蒲が一番多い感じで、色違いのが
複数種ある感じなのと、笹ユリ紫陽花桔梗タチアオイなどが
咲いてました。

…一番右下の赤いやつタチアオイです。知らなかったので帰って
からGoogle検索で名前を調べたんですが、便利な世の中ですね。

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最後、おまけのおまけですが、入口付近にあった謎の乗り物です。

デパートの屋上などによくある、硬貨を入れると一定時間作動
して動く幼児用の乗り物ですが、形状としては300系新幹線に近い
けど100系時代の2階建てマークが入っています。

そして壊れてるのに修理もせず「自分で動かせ」と言う強気な内容
の貼り紙もイイですね。

速度計が示すのは「120」と言う新幹線にしては中途半端な数値
なのと、マスコンハンドル昔の変速付き自転車の物らしい所にも
惹かれました。…同じ乗り物大量生産した場合、変速機も大量
要るだろうに、どうやって確保したんでしょう?

そんな感じで些か時間は食いましたが、久し振りに花の撮影とかも
出来て面白い所でした。当日は日帰りでしたので、日を改めて智頭
急行線他のノート設置駅も回る事にしましょう。

→次回に続く



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No.1573 駅長が見た風景