新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

西国巡礼の旅 ⑩

2023/09/29(Fri)

そんな感じで西国三十三箇所札所巡りですが、大阪府南部
2箇寺目藤井寺市葛井寺にやってきましたクラ駅長です。

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…そもそもココは何と読むのか?遠方の方には分からない話だと
思いますが葛井寺と書いても「ふじいでら」で合ってます。

場所も藤井寺市の中心部と言うか、近鉄南大阪線藤井寺駅から
至近距離にありますね。

自治体名としても同寺院が由来だと思われますが、奈良時代
渡来人「葛井氏」の氏寺として作られ、いつの間にか「藤井寺」
名称も混ぜて使うようになったらしいんですが、調べると矢鱈と
色々な説が出てきました。結局は解明されてナイようです。


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大きな山門をくぐると、ソレほど広くない境内に、幾つかの堂宇
並んでいます。街中にあるので全て平地であり、観音霊場の寺院
としては逆に珍しいタイプではナイでしょうか?

…てか先程の施福寺とはエラい違いです。超ラク!

修復中護摩堂があり、寄付を呼び掛けるポスターがありました。

そして向かい側には茶店があるんですが、施福寺の石段時間を
食って遅くなったので、ラストオーダーの時刻ギリギリだったよう
です。…店員さん「入ってくんなオーラ」が読み取れました。

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閉める気満々納経所で急いで御朱印を貰い、境内から出ます。

山門の向かいにお菓子屋さんがあったんですが、ココで目に付いた
のが2個の道標(みちしるべ)ですよ。

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山門から見て右の角「左 つ本゛さか」と書かれた物があります。

…ココは西国三十三箇所第5番札所であり、次の第6番札所
奈良県の壺阪寺だから、それを案内する為の物でしょう。

そして左側…お菓子屋さんの角には、更に大きな物がありました。

「左 道明寺 たツ多/ほうりゅうじ なら」
「右 つ本゛さ可 よしの/者せ い勢」

…だと思われます。「者=は」なんですが、道明寺だけ読めなかった
ので、店のおばちゃん教えて貰いました。

近鉄2つ東道明寺と言う駅があり、道明寺天満宮には菅原道真
が祀られてるから、から名所の1つだったのでしょう。

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そして店猫が居たので1枚。扇風機の前で堂々としてますね。
保護猫だそうですが、右耳カットなので去勢男子でしょうか?

葛井寺に因んで葛餅を売ってると言う事で、解説猫写真お礼
代わりに買わせて頂き、後日のおやつにしました。

…今回は寺そのものより門前のネタが多くなりましたが、旅の報告
としてはこんな感じもアリなのかなと。

では再び駅ノートに戻ります。久し振りに東の方へ行ってみましょう。

→次回に続く



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No.1643 軽トラック運転日報