祖谷への旅 ④
2019/10/06(Sun)
…駅前には全く何もナイ土讃線の新改駅
ですが、駅舎の出入口の真向かいに左の
ような看板が建っています。
ココから少し下った集落に、廃校になった
小学校の跡地を再利用した宿泊施設が
あるんですよ。
駅へ通じる道路の崩落と改修の状況を調べ
ようとして、情報が載ってたのも実は同施設
のブログだったんですが、列車で来る客
(ドノ程度居るのかは謎)に関しては、車で
送迎してくれるようです。
田舎でノンビリ泊まりたい方や、陶芸の体験教室などもあるらしい
ので、グループで合宿気分で行ってみるのも楽しいかも知れません
クラ駅長です。(※参考「ほっと平山」公式→http://hot-hirayama.jp/)
さて祖谷への旅ですが、ココからは奈良へ向けて帰る旅になります。
…取り敢えずは阿波池田、そして徳島方面で出ないとイカンので、
折角だから国道32号線ではなく(来る時に通ったので些か飽きてる)
山を1つ隔てた東側の渓谷に沿った山道を走ってみましょう。
宮脇俊三氏の「汽車旅12ヵ月」の中で、友人と四国へ出掛けた氏が
ヒマ潰しにタクシーで回ったルートでもあります。
途中にある「祖谷の小便小僧」は、色々なパンフレットなどで紹介
されてる物でもあるので、コレを見てみたいとも思いましたし。
恐らく大型車は無理な狭路ですね。ソノ分、団体客は入ってこない
だろうから、見物するにしても気楽かな?と言う感じです。
私は理地学的な知識が少ないので、詳しい事はよく分かりませんが、
川が土地を侵食して深い谷が出来るのでしょう。一番の見せ場には
説明看板があります。
…道が狭いので精一杯後ろに下がってもカメラの画角が足りません。
上の方は見切れており、周囲の山はもっと高いんですよ。
更に走った所に、目的の小便小僧がありました。…昔、この辺りの
子供たちが度胸試しにココから放尿したという事に因んだ物だそうで
高さ200mの断崖に建っています(噴水ではナイらしい)。
しかしまぁ、色んな所に紹介されてるから、駐車場とお土産屋ぐらい
はある観光スポットだと思ってたんですが、ホントにコレだけです。
道路の路肩がカーブで少し広くなってて、車は2台ぐらい駐まるかな?
一応は近くに看板がありますが、注意してないと見落とすわ。
ともあれ、阿波池田まで出てようやくコイン洗車場にありつけました。
…考えたら当日は朝からも山道の連続だったんで、最後に洗えた方
が良かったのかも知れません。
そんな感じで高知県北東部の2箇所の駅ノートと、気になってた祖谷
のかずら橋などの観光を上手く終える事が出来た2日間でした。
そして準備段階で色々と調べてるうちに、土讃線の馬路という駅から
少し入った山の中に、森林鉄道の動態保存車が存在するという情報
を見つけてしまいました。
次回に行くとすれば、コレを上手く組み合わせるのがいいかな?
では続いては比較的近場の駅ノートです。こちらもそれぞれ2回目と
なる山陰本線の鎧と餘部の報告に行きます。…また道中からね。
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No.189 タクシーもどき運転日報