SLやまぐち号2019 ⑩
2019/10/25(Fri)
概ね2週間に一度、で定点観察
してた播磨下里駅の花壇ですが、
前回の「北条鉄道まつり」の日に見た
限り、スイカの株と加古川メロンの苗
は流石に撤去されたようで、お正月
に向けた葉牡丹に変っておりました。
…まぁコレ以上続けても仕方ないと
判断されたのでしょう。
どうせやるんなら、頭から「畑」として栽培した方が面白い事になると
勝手に妄想しておりますクラ駅長です。
さてSLやまぐち号ですが、津和野に到着後の入替作業の続きです。
…客車を留置線の定位置に置いたら、今度は機関車が切り離されて
単機走行になります。
話は反れますが、昔から途中駅で分割併合(又は増解結)する列車
ってのは幾つもあったでしょうが、客車列車が併結作業をする場合は、
どちらかが推進運転で停まってる車両に近づくワケですよね。
機関車から遠い位置で連結するのは相当な技術が要りそうな話です。
牽引機が外されて、ようやく妻面を見る事が出来たスハテ35型。
…往路便だと展望デッキは一等車の客しか入れないので、三等車に
乗りつつデッキも楽しみたい人は復路便がオススメかも知れません。
機関車は再び本線上を益田方向へ向かいます。…この後、奥手に
見える転車台へと向かうワケですが、直接は入れない線形なので、
まずスイッチバックして側線に入るのです。
戻ってきた機関車が跨線橋の真横を通過するのはカナリの迫力です。
そして駅舎とは反対側の側線で一時停止。
昔は幾らでも見られた光景かも知れませんが、そもそも電車や気動車
ばかりになった現在では、こうした入替作業も貴重なシーンですね。
折角なので待機中のキハ40と絡めて撮っておきました。
更に前進してようやく転車台(津和野機関区の跡地)に向かいました。
ココで向きを変えて復路便の列車に備えるワケですが、その前に
約90度の方向でピットのある線に入り、石炭や水の補給を行います。
転車台の光景は、前回に来た時にC571号でも見学しましたので今回
は割愛します。…近くに見えるけど歩くと意外に距離があるんですよ。
真横を向いた状態で見るに、この転車台はD51型でも目一杯です。
そんな感じで実際に列車が着いてから20分ぐらい、構内に居座って
しまいましたが、特に何も注意されず改札を出る事が出来ました。
…駅の方も恐らく、そういう客には慣れてるんでしょう。
津和野から復路便に乗る場合は、列車が完全な形になるまで改札を
開けませんので、入替作業を見るなら往路便がいいでしょう。
…何事も一長一短ですな。まぁ往復乗っちゃえば問題はナイんですが。
※→次回に続く
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No.208 乗り鉄日誌>JR西日本