新・駅長日誌Ⅱ

…先日の木村鉄道の貸切列車で
上京した際、千葉駅前のホテルに
泊まったんですが、とにかく日付が
重要だから値段なんか特に見ずに
申し込んだんですよ。

土曜と日曜の２泊だったワケですが
後で連絡メールをよく見たら、その
値段の差に驚きましたクラ駅長です。

土曜が9,000円、日曜が4,500円で合計が13,500円だったんですね。
一般的な人の動きは何事も土日に集中するから、週末が高い理屈は
分かるんですが、倍も開くとは思いませんでした。

…平均したら6,750円であり、日頃の標準的な宿泊費に近いワケですが。

普段から出来るだけ平日に旅に出る事にしてる私にとってはカナリ衝撃
でした。木村イベントも基本的には土日が多い話であり、やはり私には
気儘に出掛けられる平日に、駅ノートや猫ヨシヨシしてる方がいいわ。

さて鶉野飛行場と紫電改ですが、資料館の近くにはカフェも営業して
いました。…ココは公開日以外でも開いてるようです。



また安易なゆるキャラ君が居ますね。海軍の飛行場に因んでか戦闘機
のパイロットみたいな風体で、名前がウズラノ少尉と言うようです。

…ウズラという鳥はどっちかってとスピード感に欠ける存在ですが、
地名が「鶉野」なんだから仕方ないですね。

セリフの一部が消してあるのに、その紙が外れかかっています。
「…であります！」という語尾は、いかにも軍人さんらしい言葉遣いだと
思うんですが、今ではコレもダメなんでしょうか？

資料館の入場券を提示すると「海軍カレー」が割引になるというお話
ですが、あまり時間がナイのでまたの機会にしましょう。



…という事で紫電改の近くまでやってきました。北東～南西の方向に
延びている滑走路跡の最も北東の端に、新しい格納庫とともに再現
された物ですが、近くで見ると結構な大きさでした。

「紫電改」の正式名称は「紫電21型」。…元からあった「紫電」という
戦闘機の改良型で、後にこちらの方がメジャーになった機種のようです。

ソレまでの主力機だった有名な「ゼロ戦」より高性能で、僅か８か月
の間に約400機が製造されました。



…蒸気機関車などの古い鉄道車両とは違って戦闘機ですから、実戦
で撃墜されればソレまでな物であるし、戦後に残った個体も占領軍に
よって殆どが廃棄処分にされ、現存する物は殆どありません。

資料としてアメリカに持ち帰られた物が現地で公開されてるケースと、
愛媛県の海中から発見された物が引き揚げ＆修復された物がある
ようです。

ちなみに現在では、本物の小型飛行機を戦闘機ソックリの外見に改造
して飛ばす事は禁止されてると聞いた事があります。



実物を知らないので何とも…ですが、よく出来てますね。本物ソックリ
ですがあくまで「模型」なので恐らくエンジンは動かないのと、機体も
実際に飛べるだけの強度は確保されていない可能性があります。

ただ周囲の見物客の会話を聞いてると、「実物はもっと油まみれの
汚れた雰囲気だろう」みたいな内容も出てました。…まあ確かにね。

戦闘機なので基本的には１人乗り（単座）なのでしょう。操縦席は
ホントに小さな空間のようです。

資料によるとガラスにはソレなりの防弾能力があったようですが、上空
の高い所は空気も薄いだろうに、気密性は大丈夫なんですかね？

軍隊や戦闘機などに関しての知識が少ないだけに、色々と疑問が湧く
所ではありますが、更に見学を続けます。

※→次回に続く

---

※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。