新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

鶉野飛行場と紫電改を探る ②

2019/11/29(Fri)

米子周辺駅ノートを描き終え、続けて播磨下里お絵描き教室に参加
すべく兵庫県加西市まで戻る予定が、欲が出て来たので智頭急行線
寄り道して、恋山形あわくら温泉描いてしまいましたクラ駅長です。

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恋山形駅観光地としても人気スポットになってしまったので、
駅ノートの進みも早いんですよ。前回に来た去年の記録を見返すに
10か月で5冊進んでいます。

当然に恋愛や結婚の成就を願う書き込みが多いワケですが、中には
カナリ好き勝手な事を書いてる女(多分)も居たりします。

「吸わんくて」にソコハカとなく頭の悪さが滲み出ておりますな。
男女問わずですが方言そのまま文字にしてるヤツは要注意だ。
…ウチの元嫁が送ってくるメールこんな感じだったなと。

さて鶉野飛行場ですが、紫電改の前にまず周辺の色々から見てみます。

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…前回(5年前)に見落としていた所に記念碑がありました。

戦時中にココにあったのは川西航空機という製造会社の組立工場と、
姫路海軍航空隊の基地でした。

戦争の中期~末期戦局が悪化し、海軍の戦闘機要員にも多くの
戦死者が出ると、短期間でパイロットを育成して補充する必要が出て
きますわな。なので稼働してたのは終戦までの2年ほどのようです。

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車を駐めたのが、たまたま先に見つけた上の記念碑の近くにある
駐車スペースだったので、ソコから滑走路跡に沿って歩いて行くと、
遠くにソレ(復元された紫電改)らしい物が見えてきましたね。

資料館が併設されてますので、ソコから見て行く事にしましょう。

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資料館紫電改の実物大模型月に2回第1・第3の日曜日に公開
されています。ココの館長さんは、法華口駅のボランティア駅長でも
ある上谷さんです。

1人200円の入館料を払うと、パンフレットを下さいました。
戦争末期の事ですから、姫路海軍航空隊は最終的に特攻隊と化して
しまい、多くの若者命を散らしたと言います。

姫路城に因んでか「白鷺隊」という優雅な名前が付けられてたそうな。

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さして広くない建物ですが、館内には様々な戦闘機の模型や資料
実物の飛行服などが展示されています(許可を得て撮影)。

…またココの保存会では、戦時中資料や兵隊さんの遺品を探したり
存命者からの聞き取り調査なども行ってるそうな。

私は当然に戦争を知らない世代ではありますが、日本が辿ってきた
歴史の1つとして、触れる機会があれば分かる範囲で調べてる積り
でもありますので、今回も好機に恵まれたと思っておりますよ。

では続いて今回のメインとなります紫電改を見に行く事にしましょう。

→次回に続く



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No.243 駅長が見た風景