新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

鶉野飛行場と紫電改を探る ④

2019/12/01(Sun)

木村鉄道の貸切列車我孫子駅に着いた時の画像ですが、やはり
お座敷列車という物が珍しいのか、一般客の人たちも集まってくる
ですよ。…折角なので何カットか押さえておきましたクラ駅長です。

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男の子を連れたお母さん記念写真を撮ってますが、なら普段の
買い物程度の外出だとカメラなんか持ってなかったであろう状況でも、
今は大抵の人「写真を撮る手段」持ち歩いてるワケですよね。

この電車乗ったワケじゃナイけど写真だけ撮った。という事に
ついては別に構わないんでしょうか?

さて鶉野飛行場紫電改ですが、続けて復元された実物大模型の機体
を見学しております。

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左右の主翼には機銃が装備されています。…勿論レプリカでしょうが、
戦闘機だから言い切ってしまえば戦争=人殺しの道具にすぎない物
の筈が、勇敢でカッコいいイメージを持ってしまうのは何故なのか?

ちょっと考えさせられる場面でもありました。

主翼日の丸の向こうに見えるのが、播磨下里駅からも同じように
見える善防山です。…ココから出撃して行った特攻機にも、コレと同じ
景色が見えてた筈ですよね。

日頃この山のんびり眺めながら絵を描いて遊んでる現代と、全く違う
日常がココにあったと思うと感慨深げなものを感じます。

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格納庫の反対側に回ってみると、実物大模型細部製作中の様子
などがパネル展示されていました。

茨城県のメーカーで製作され、ココに運ばれたという事ですが、コック
ピット内の計器類忠実に再現されてるようです。

下世話な話ですが費用は幾らぐらい掛ったんでしょうね?
コレは映画の撮影などにも充分に使えそうな気がしますから、今後は
映画会社吹っ掛けて…ぃゃ有効活用される事を期待しております。

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そして実物大模型を入れる格納庫も、立派なものが建設されました。
古い資料などで見る、当時の施設似せたデザインなのでしょう。

公開日雨天の場合は外に出さず屋内で公開され、ソレ以外の日
シャッターに透明な窓があるので外から見る事が出来るそうな。

真ん中で手振りを交えて解説してるのが、館長の上谷さんのようです。

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寄付金の一部になるのか、缶バッジ手拭などのグッズも売られて
います。手に取るとしつこく勧められそうなので敬遠したんですが、
割と豪華な図録などもあるようですね。

…最後は紫電改の周囲で見た、明らかに意味の分かってなさそう
人々&わんこで締めておきます。まぁ「現代は平和で良かったね」
みたいな光景という事で。

戦闘機は前説に出したお座敷列車以上に「非日常」でしょうな、。

という事でこの日前半の予定終了、丁度お昼時でした。…午後
西脇市まで移動して、JR鍛冶屋線跡地を探る旅へと移りますよ。

→次回に続く



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No.245 駅長が見た風景