一万三千尺物語 ⑥
2019/12/26(Thu)
日々生活してる中で私には「数年に
一度やらかす失敗」があります。
…人前に出たり写真に写る可能性が
ある時は、アタマを整髪するワケなん
ですが、たまに左側から始めて右側を
忘れる事があるんですよ。
別に黙ってれば分からない話であり、
特に支障もナイんですが気になるの。
…コレだけやり直しに帰るワケにも行きませんが、お昼ぐらいまで何か
落ち着けない状況で過ごしておりましたクラ駅長です。
(※営業車の車内ですが待機中なので一時的にメガネは外してました。)
さて「一万三千尺物語」ですが、折り返し駅となる泊に到着しています。
ココから運転系統が変わるので、乗り入れてきたえちごトキめき鉄道
の気動車列車が待機していました。
…調べた所、同社の略称は「トキてつ」と言うそうな。えちぜん鉄道が
先に「えちてつ」を持って行っちゃったからなのでしょうか?
元はJR北陸本線なので当然に電化されていますが、糸魚川の先で
デッドセクションを挟むので、高価な交直両用電車の導入を諦めた
のか、この区間のオリジナル車両は全て気動車です。
JR姫新線で見られるキハ122型と同タイプのET122型ですな。
…「ET」と聞いて映画に出て来た宇宙人を想像するのは古い世代だ。
15分ほどの時間があるので、跨線橋を渡って駅舎を見にきました。
…ココは日中の時間帯に限られますが窓口営業を行っています。
発車案内は大型のモニターなので、立山連峰をイメージしたような
山脈のイラストが添えられています。
先述の通り、一部の直通列車を除く双方向の折り返し列車が同じ
2番線から発着するので便利ですね。…国鉄時代の名残りでホーム
が無駄に長い事を逆手に取ったサービスでしょう。
コノ辺りはヒスイの産地だという事で、えちごトキめき鉄道の同区間
については「日本海ひすいライン」という路線愛称が付けられており、
駅舎内にはヒスイの原石?が飾られていました。
むき出しで展示して盗まれないの?とは思うんですが、重さが160kg
あるのか。…手作業では些か難しいのかな?
そんな感じで発車時刻となりましたので「一万三千尺物語」は富山に
向かって引き返します。…観光列車で同じルートを往復するものは
逆に珍しいんではナイでしょうか?
復路の車内では食後のデザートとして、和菓子とコーヒーが出ました。
飲み終えた地ビールの空き缶は、やはり持って帰りたいので下げられ
そうなのを断ったんですが、流石に「洗って包みましょう」とはならず、
乗降口付近にあった傘用の袋に、タテに詰めてみました。
…アレは「四国まんなか千年ものがたり」特有のサービスだったよう
ですが、私には過剰すぎる気がするのでコレで充分です。
ココで「あっちはあんなサービスがあったぞ」とか言い出すと老害だな。
往路は泊までノンストップで走った「一万三千尺物語」でしたが、復路は
途中で魚津駅に停車するようです。
※→次回に続く
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No.270 乗り鉄日誌>第三セクター路線