梅小路京都西駅 ②
2019/05/07(Tue)
前々回(4月13日)のお絵描き教室
で、ネタとして作った饅頭の箱を
駅舎内に展示しておいた件ですが。
モリノオトさんが描いたフタだけが
盗まれておりました。
…あくまでネタなので恐らく御本人も
特に困らないとは思うんですが、その
神経がよく分からないクラ駅長です。
…一緒に置いてあるアニメのフィギュアは何か月も無事なんですがね。
さて梅小路京都西駅です。取り敢えずは改札を出てみましょう。
…やはり京都鉄道博物館が目の前にあります。こりゃ便利だわ。
駅舎の外観としては、よくある高架の中間駅ですが、所々に梅の形の
デザインが施されてました。
初日は無駄に賑わったのかも知れませんが、平日だし約1か月経って
落ち着いたのか、意外とノンビリしてますね。…外国人は嵐山の方
まで行ってしまうし、鉄道博物館の遠足団体もバスの方が多いのか?
所で私が気になってたのが、駅の西側にあるこの高架橋なんです。
ココには元々、大阪方面から梅小路貨物駅を経て丹波口方向へ入る
線路があって、南側の東海道本線と京都駅からの山陰本線と併せて
三角形のデルタ線が形成されていた所なんです。
階段を昇ってみたら、そのまま線路跡の高架橋上に出たワケですが、
もぅ使う事はナイのでしょう。駅の手前までは線路が残ってるものの、
こちら側の軌道は撤去され、フェンスで閉じられていました。
ココから北に向けて駅のホームと平行した部分が、高架橋はそのまま
再利用して屋根を付け、歩道橋になっています。
タイルが線路っぽいデザインなのは線路跡を意識した洒落でしょう。
そしてワザと残してるとしか思えない勾配票がありました。
昔ながらの腕木タイプじゃない、高架線仕様のシンプルなやつですね。
続く鋼製のガーター橋もそのまま歩道橋になっており、下の七条通り
を跨いでいます。コレを越えた所で打ち切りになってました。
…そんな感じで駅よりも高架橋の再利用の方に目が行ってしまった
新しい梅小路京都西駅ですが、廃線跡の利用法としても意外で面白い
着眼点だと思いました。真似出来るケースは少ないかも知れませんが。
では京都駅に戻って「サンダーバード」に乗り、敦賀へと向かいます。
※→次回に続く
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No.37 駅長が見た風景