新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

鉄道ジオラマの製作2020 ②

2020/08/22(Sat)

7月下旬の事なんですが、久し振りに片上鉄道の途中駅である
天瀬苦木駅ノートを描きに行ったんですよ。

ソレが例の「Go to キャンペーン」の期間に入って初めての宿泊旅行
だったので、泊まったホテル(都合で兵庫県相生市になった)で、申請
に必要だと言う領収書宿泊証明書を貰ってきましたクラ駅長です。

20200822i.JPG 20200822j.JPG

今まで宿泊施設の領収書をドコかに提出すると言う事がなかったので、
全て断わるか捨てるかしてました。だから初めての体験です。

…去る14日から申請受付始まっており、ネットでも受付可能だと言う
事で、申請を出してみました。

貰ってきた書類
などを画像としてデジタル化する作業もありましたが、
駅ノート用に使ってるデジタルスキャナが役に立ちましたよ。

しかし数は膨大なものになると思われ、実際に還付金が振り込まれる
のは2ヵ月ぐらい先の事だそうです。
まぁ「忘れた頃振り込まれる」ってもの臨時収入みたいでイイかもな。

さて新たなジオラマ製作ですが、既存の線路3日3晩ほど風呂桶に
浸けて、ようやく古いバラスト落とせました

20200822a.JPG 20200822b.JPG

…最終的には古い歯ブラシで擦ったり、物は試しとカビキラーを始め
とする色んな洗剤を使ったりしたワケですが、やはり完璧に元通り
言うワケには行かないようです。

ソレを乾かした物を、今度は茶色に塗装します。
周知のように最近のトミックス製品は、Fine Trackと呼ばれる新しい
製品主流(と言うか完全に移行)しており、この道床が概ねグレー
なのですよ。

新しい路線を再現するには便利なのでしょうが、私のような国鉄好き
には些かイメージが違います厚く塗りすぎると元から印刷されてる
枕木の色まで隠してしまうし、希釈加減が難しい所かも知れません。

20200822c.JPG20200822d.JPG

結果、左のような感じになりました。
コレを更に乾かしてレールの表面紙ヤスリで研磨します。
塗料が残ってる通電しにくくなりますからね。

また中古で買ってきた物も大抵はむき出し店頭に並んでる(と言うか
カゴなど雑然と入れてある)場合が多いので、大勢の人が触れてる
と思われ、同様にヤスリ掛けしておきました。

…右の画像で径の大きい方が、Fine Trackになる前の従来品です。

私らが子供の頃コレだったワケですが、調べてみると2002年頃
レールを電気抵抗が少ない素材に替えたのがFine Trackだそうです。

単に繋ぐだけなら互換性はあるし、電気抵抗が問題になってくる
のは、車載カメラなどの特殊な物を使う場合に限られるようです。

…何より私は単純に「茶色い方が使いやすい」ので、中古品大量に
ストックしてあるのですよ。大抵は1本100円以下の安さですし。

20200822e.JPG 20200822f.JPG

所で今回は、既存のボード上に新しいレイアウトを作るワケですが、
分岐器などを省略して、最も大きい外周だけを仮置きしてみますと
左のようになるんです。

…そもそも横のサイズが20cm少し足りないんですよ。だから後で
この部分を別に作って継ぎ足す必要がありますね。

ともあれ設計図上で出てる数値で、大体の線路の位置を決めます。
あった全ての施設を取り払ったから、最初に作った時下書き
なんかが出てきて、暫し懐かしい気分になりましたが。

曲線部分は、廃材単純なコンパスを作って円弧を描きます。
コレは以前に買ったジオラマ制作のガイドブックにあった方法ですが
意外と正確に行くもんですね。


20200822g.JPG20200822h.JPG

エアコン壊れたままセドリックホームセンターへ行き、ベニヤ板
などを買ってきました。…以前にも書きましたが私が学生時代に所属
してた写真部は、展示用のパネル一々手作りする団体だったのです。

一眼レフのが画角全紙サイズの印画紙の形と一致しておらず
市販のパネルでは必然的にトリミングせざるを得ない部分が生じる
からなのですが、学校の写真部だか刑務所の工場だか分からん
状態で無駄に高度な技術を叩き込まれましたので、当時の経験
役に立っています

基本的には自室内での作業になりますが、釘打ちだけは外の廊下
持ち出して行いました。…そのまま敢行すると階下からの苦情は必至
でしょう。へ出せば音源の特定難しくなります

小さなパネルだし写真用のソレほどの精度必要なく、意外とアッサリ
完成しましたね。

この部分が出来れば線路を敷く事が可能になりますが、少しヒネって
池を掘る作業も加えてみましょうか。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.510 バーチャル蔵部駅