新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

天浜線への旅2020 ②

2020/09/23(Wed)

因美線4箇所駅ノートを描いた帰りゆっくまーシールのサイトの
情報を元に、赤穂線備前福河駅寄り道しましたクラ駅長です。

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「備前」と付くから岡山県かと思われがちですが、ココは兵庫県です。

Wikipediaで調べてみると、やはり元は岡山県(日生町)だったのが、
昭和38年に同駅を中心とする地区が兵庫県(赤穂市)に編入された
のだそうな。越境合併と呼ばれる措置ですね。

に着く手前に小高い峠があり、地形的にもソノ方が自然です。
恐らくは岡山側より赤穂市の方と結び付きが強く地元の人の強い
要望などがあったのかも知れません。

…しかし駅ノートはありませんでした。空振りですね。まぁ存在を
知って
間がなかったのと、過去に絵が描かれた実績確認されて
ません
ので、ココは誤報に近い物として番外編にも入れません

一応、考えてたネタのような感じです。発想が無駄にならない
ように簡単にだけ描いてみましたが、赤穂と言えば忠臣蔵でしょ。

芝居映画などで出て来る赤穂浪士討ち入りの衣装火事装束
であり、実際の討ち入りは冬場だからよかったようなものの、今時分
季節だと暑くて仕方ナイだろう?と言う感じにしてみました。

さて新たな報告ですが、続けて駅ノートです。

日々その存在を色んな媒体(主にツイッター)で探して、対象範囲内
新規の物を発見すれば記録して描きに行くワケですが、そんな中
で見つけたのが天竜浜名湖鉄道(以下天浜線)の原谷と言う駅です。

天浜線ユリカモメで有名な浜名湖佐久米駅にあって、今年の1月
訪れましたが、その後の発見だったので単体での訪問となりました。

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今回は自動車使わず東海道新幹線「こだま」掛川まで行き、
天浜線に乗り換える事にしましょう。…久し振りに日帰りです。

静岡県内は他に大井川鉄道本線幾つかの駅と、コレまた新規発見
となった岳南電車吉原駅も予定してますが、今回はイイや。
掛川~吉原新幹線だと新富士)ってカナリの距離ですからね。

新幹線自体が空いてるのと、「こだま」なんか特に。と言う発想で
自由席にしました。新大阪発の「こだま」としては始発708号です。

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掛川に来たのも久し振りですね。連絡改札を通って天浜線の乗り場へ
出ました。先発は向かっての列車…TH2100型です。

TH9200型イベント用にも使える車両で、カラオケモニター
テレビなどが装備され、座席は転換クロスシートになっています。
平成筑豊鉄道における501号車みたいなもんでしょうか?

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浜名湖北岸新所原~掛川を結ぶ同線ですが、目的地の原谷駅
掛川からの方が近く15分程度で着くようです。

原谷までは片道360円有人駅券売機では往復切符が買えるので、
今回もマトメて買っておきましょう。

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乗り潰しで乗った時は新所原→掛川の方向だったので、こっちから
乗るのは初めてかも知れません。旧国鉄の路線に乗った時のクセで、
発車したら「JRと線路は繋がってるのか?」のチェックをします。

同社両端がJR(東海道本線)と接続していると言う、珍しい形
路線なので(元はバイパス的な発想で造られたのかも知れません)、
反対側新所原駅も同様なのですが、渡り線が確認出来ました。

天浜線と言えば、やはり浜名湖畔を走るイメージが強いのですが、
この辺りは概ね内陸部の盆地の風景が続きます。

約15分小旅行でしたが、無駄に揺れる1両の列車ローカル線の
旅情に溢れています。…と言う事で、間もなく目的地の原谷駅ですよ。

→次回に続く



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No.542 乗り鉄日誌>第三セクター路線