新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

前倒し本線 日本海

2020/10/04(Sun)

さて糸魚川駅です。新幹線高架駅真下にあるジオステーション
見学し、当てにしてた駅ノート空振りだったものの、ソレを上回る
充実した時間を過ごせ(ついでにブログのネタも多く稼げ)ました。

今回の旅では6箇所駅ノートを描く予定にしてまして、1つぐらい
空振りでも仕方ない所ではありますが、時間が大幅に余りました

回るべき駅多いですから先の分前倒しして描こうと考えまして、
まずは越中宮崎駅へ向かいます。

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北陸新幹線の開通以後、平行する在来線第三セクター会社に移行
されており、新潟県内えちごトキめき鉄道になりました。

新幹線の駅とは改札が別であり、乗り換え連絡口などもありません
…だからJR西日本在来線として残った大糸線のみが、第三セクター
会社居候してると言う逆転現象な駅です。

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橋上の改札口から地面と同じ高さのホームに降りると、先程見学した
ジオステーションが見えます。改めてキハ52「よく入ったな」と思う
ワケですが、線路と平行に入れてたら外へ出すのは無理ですよね。

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えちごトキめき鉄道北陸本線の区間は「日本海ひすいライン」
言う路線名が付いており、普通列車ET122型と言う気動車です。

並行在来線第三セクター化した場合、県境を挟んで会社を分ける
のが通例であり、これから行く越中宮崎駅はソノ名の通り富山県
(越中国)にあります。

だからココはあいの風とやま鉄道の駅なのですが、この付近の境界
些か複雑なのですよ。

・実際の県境越中宮崎~市振
・2社の境界駅市振
運転系統境界駅

…本来は運転系統が分かれる所境界駅にするケースが多いので、
までがえちごトキめき鉄道だと錯覚しておりました。

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ともあれ約25分の乗車で越中宮崎に到着です。
いつもはを見て周辺を見て絵を描いて…と言う流れになりますが、
今回は付近の鉄道事情と同じく中途半端な所切れる事になるので、
先に駅周辺から紹介して参りましょう。

線路がカナリ海に近い所にあり、同駅には「ヒスイ海岸駅」と言う副駅名
が付いています。 実際に駅舎から真ん前海が見えており、海岸まで
50m程度の距離でしょうか?

ヒスイは古来から勾玉などにも使われている緑色をした宝石の一種で、
この付近の海岸でも探せば原石を拾う事が出来るそうな。

…しかし実際の所「ヒスイ海岸」と言うのは糸魚川市(新潟県)にあると
されており、今回のベースにしている糸魚川市ではヒスイの産地として
の観光展開が為されてますが、ココは富山県(朝日町)と言う所です。

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この付近の県境山ではなく(…その名も「境川」と言う)なので、
自然環境として大きな差はナイのだと思われます。

駅前には「ヒスイテラス」と呼ばれる真新しい観光施設がありました。

観光案内所展望台などがあるようですが平日の午後観光客
少ないのか地元の人と思しき爺さんグループが、に居ても聞こえる
ぐらいの大声で話してます。

感染症云々の前に喧しくて不快ですわ。とっとと駅に戻って駅ノート
専念する事にしまょう。

→次回に続く



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No.553 乗り鉄日誌>第三セクター路線