新・駅長日誌Ⅱ

越中宮崎で駅ノートを描き終えて宿泊地である糸魚川まで戻り、ホテル
に向かって歩いてる途中に、蒸気機関車の保存車があるのを発見し
ましたので、寄り道して行く事にしましたクラ駅長です。

…途中でこんな物を発見してしまうぐらいホテルが遠かったワケですが
ソレに関しては後で詳しく説明しましょう。



C12型と呼ばれる小型のタンク機関車です。番号は88号機。
…一貫して大糸線内で使用されていた機関車のようです。冬はカナリ
の積雪になるのでしょう。スノープラウが装備されています。

大糸線レベルの路線でドノ程度の貨物需要があったのかは不明ですが
恐らくは軽規格のローカル線なので、同時期に走ってた蒸気機関車と
してはC56型、ディーゼル化した後はDD16型と、小型機ばかりですね。



…機関車がある場所は北陸新幹線側（南口）から少しのの所にある
小学校の敷地内なのですが、この距離ならジオステーションを作った
時に一緒に飾ってやる事は出来なかったのか？とも思います。

さっき見学した時はココにも保存機関車がある事に気が付かなかった
し、特に案内なども無かったように思うんです。…淋しい話じゃない？

機関車から見て前方の高架が北陸新幹線なので、一緒に保存された
腕木信号機とともに新幹線を見つめてるような位置関係になります。
新旧交代と言うか、ほのかな哀愁のような物を感じてしまいました。



そんな感じで今回も宿泊はルートインです。新幹線から降りてすぐに
ジオステーションを見て、翌日から周辺の駅ノートを描くのに適した
場所として選んだワケですが、地味に駅から遠かったんですよ。

…地図を見て「何となく駅周辺」と言う感覚だったんですが、北口の
ロータリーから850ｍほど離れてました。掲載されてる文字が横に
長いから、錯覚したのだと思われます。

タクシーだとワンメーターに満たない距離ですよね。新潟県の初乗り
が幾らなのか知りませんが「お釣り要らないです」としたら1,000円
だから、毎日乗ってるとGo to キャンペーンで安くなった意味がナイし。

だから３日間とも駅まで歩いて通ってたワケで、列車に乗って駅ノート
を描くだけの仕事なのに、帰ってきて駅からホテルまでで毎日汗だくに
なってました。



そのGo to キャンペーンですが、９月に入ってからはホテルの予約と
同時に専用サイトへアクセスして、Web上で割引クーポンの発行を
受け、番号をチェックイン時に告げる（スマートフォンの画面を見せる）
方法に変わっています。

事後に申請して更に後に振り込まれるよりは格段に便利になりました。
35％引きだから３泊だと約１泊分が浮く感じになります。

…ちなみに初期に使ってネットで事後申請した分ですが、昨日現在で
まだ振り込まれてません。そろそろ目安の２ヵ月ですけどね。

糸魚川も高い建物が少ない町であり、海がよく見えました。
明け方の海は見てて清々しいもんですね。…隣が地場資本のスーパー
マーケットだったから夕食はココで調達出来るのが便利でした。



…と言う事で２日目です。まず午前中は海岸沿いの駅として有名な
親不知駅へ行きます。あいの風とやま鉄道に入って高岡まで行く
直通列車だったので、同社の521系電車が来ました。

２泊以上する時（殊に同じホテルの場合）って、その土地に住んでる
ような気分で１日が過ごせるので、何となく新鮮で無意味に楽しい
気分になれます。…出来ればずっと旅してたいもんですね。

※→次回に続く

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