筒石駅2020
2020/10/09(Fri)
さてえちごトキめき鉄道の駅ノートですが、2日目は糸魚川を中心に
比較的近い2駅(親不知と梶屋敷)を描いただけでホテルに戻り、余裕
を持ってデータ処理などを終え、早めに就寝しましたクラ駅長です。
…翌3日目も同社の内路線で続けるワケ
ですが、今日は目的地が少し遠くなるので
フリー切符を買います。
「トキ鉄ツアーパス」と言う2,000円の切符で、
同社線内が1日乗り放題なのですよ。
…豪快にも特急列車の自由席もOKです。
えちごトキめき鉄道の略称と言うか愛称に
関しては、えちぜん鉄道に「えち鉄」と言う
のを先に取られた状況なので以前から気に
なってたワケですが「トキ鉄」に落ち着いた
ようです。
糸魚川で撮り損ねたのですが、ココまでの列車は同社のET122型のうち
イベント用にも使える8号車でした。…4名掛けのボックスシートを基調
として、テーブルを取り付けられる構造になっています。
…そんなフリー切符で午前中に行く
のはトンネル駅として有名な筒石。
記録によると過去に降りたのは8年前
の事。乗り潰しに躍起になってた頃
ですね。当時は北陸新幹線の開通前
だから、まだJR北陸本線でした。
久し振りなので構内を紹介しつつ地上
へ出る事にしましょう。
そもそもコノ付近(浦本~直江津)は元は海沿いの険しい地形の区間
だったのが昭和44年から現在の新線に切り替えられ、筒石駅を元の駅
に近い所に作ろうした結果、トンネルの中になってしまったそうな。
元から複線として作った径の大きいトンネルで、上下線のホームは
千鳥式にズレた位置にあります。
…ホームから引き戸を経て一歩入った所が待合室になっています。
殆ど地下要塞か業務用冷蔵庫の見た目ですが、列車が高速で通過
するとカナリの風圧が来るので、出入する時以外は扉を閉めるのが
マナーですよ。
第三セクター会社に移管してからは基本的に「特急列車」は無くなり
ましたので、現在通過するのは貨物列車ぐらいでしょうか?
ベンチの横に簡単なテーブルがありますが駅ノートは見当たりません。
…ココで描けたらさぞ涼しい事でしょうが、テーブルは地下水や結露
で濡れたままであり、拭かない限り乾く事はナイと思われます。
ココからまず第一の階段を登り、トンネルの上付近に至ります。
登った所は緩いスロープが垂直に交差する丁字路になっており、左へ
行くと出口、右へ行くと糸魚川方面(上り線)の乗り場ですね。
反対向きに配置された階段を降りると、ココにも同じような待合室が
ありました。スロープの傾斜の分だけ階段の段数に差が生じており、
下り線から地上までが290段、上り線からが280段あります。
スロープを右に曲がって、更に長い階段(…取り損ねたけどまぁ似た
ような風景)を登ると、ようやく地上へ出ます。
出た所には波板の衝立が、左右から斜めに張り出したような形状で
立っていました。コレは列車が通過する際の風圧で生じる風を軽減
するための構造なんだと思われます。
…扉が閉まった状態で、停車する列車でも結構な風が来るんです。
そんな感じでようやく駅舎に到着しまた。…普通に歩いて5分程度
掛かります。…出来るだけ1往復で済ませたかったんですが、絵を
描きながら何だカンだと3往復はしたかな?
えちごトキめき鉄道に移管された後も、保安上の理由から有人駅
だったようですが、2019年に無人化されたそうな。
…無人駅になっても特殊な駅なので外部から見物に来る人も多い
のでしょう。しっかり入場料を取ってます。まぁ料金(150円)を
箱に入れるだけの信用システムではありますが。
そして記念入場券は、ココや近隣の主要駅ではなく何故か二本木駅
(妙高はねうまライン…旧信越本線)で売ってると言う謎の措置。
ともあれ持ち時間が約3時間半ありますので、ソレなりにゆっくり見学
も出来ました。落ち着いたら絵に取り掛かる事にしましょう。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
比較的近い2駅(親不知と梶屋敷)を描いただけでホテルに戻り、余裕
を持ってデータ処理などを終え、早めに就寝しましたクラ駅長です。
…翌3日目も同社の内路線で続けるワケ
ですが、今日は目的地が少し遠くなるので
フリー切符を買います。
「トキ鉄ツアーパス」と言う2,000円の切符で、
同社線内が1日乗り放題なのですよ。
…豪快にも特急列車の自由席もOKです。
えちごトキめき鉄道の略称と言うか愛称に
関しては、えちぜん鉄道に「えち鉄」と言う
のを先に取られた状況なので以前から気に
なってたワケですが「トキ鉄」に落ち着いた
ようです。
糸魚川で撮り損ねたのですが、ココまでの列車は同社のET122型のうち
イベント用にも使える8号車でした。…4名掛けのボックスシートを基調
として、テーブルを取り付けられる構造になっています。
…そんなフリー切符で午前中に行く
のはトンネル駅として有名な筒石。
記録によると過去に降りたのは8年前
の事。乗り潰しに躍起になってた頃
ですね。当時は北陸新幹線の開通前
だから、まだJR北陸本線でした。
久し振りなので構内を紹介しつつ地上
へ出る事にしましょう。
そもそもコノ付近(浦本~直江津)は元は海沿いの険しい地形の区間
だったのが昭和44年から現在の新線に切り替えられ、筒石駅を元の駅
に近い所に作ろうした結果、トンネルの中になってしまったそうな。
元から複線として作った径の大きいトンネルで、上下線のホームは
千鳥式にズレた位置にあります。
…ホームから引き戸を経て一歩入った所が待合室になっています。
殆ど地下要塞か業務用冷蔵庫の見た目ですが、列車が高速で通過
するとカナリの風圧が来るので、出入する時以外は扉を閉めるのが
マナーですよ。
第三セクター会社に移管してからは基本的に「特急列車」は無くなり
ましたので、現在通過するのは貨物列車ぐらいでしょうか?
ベンチの横に簡単なテーブルがありますが駅ノートは見当たりません。
…ココで描けたらさぞ涼しい事でしょうが、テーブルは地下水や結露
で濡れたままであり、拭かない限り乾く事はナイと思われます。
ココからまず第一の階段を登り、トンネルの上付近に至ります。
登った所は緩いスロープが垂直に交差する丁字路になっており、左へ
行くと出口、右へ行くと糸魚川方面(上り線)の乗り場ですね。
反対向きに配置された階段を降りると、ココにも同じような待合室が
ありました。スロープの傾斜の分だけ階段の段数に差が生じており、
下り線から地上までが290段、上り線からが280段あります。
スロープを右に曲がって、更に長い階段(…取り損ねたけどまぁ似た
ような風景)を登ると、ようやく地上へ出ます。
出た所には波板の衝立が、左右から斜めに張り出したような形状で
立っていました。コレは列車が通過する際の風圧で生じる風を軽減
するための構造なんだと思われます。
…扉が閉まった状態で、停車する列車でも結構な風が来るんです。
そんな感じでようやく駅舎に到着しまた。…普通に歩いて5分程度
掛かります。…出来るだけ1往復で済ませたかったんですが、絵を
描きながら何だカンだと3往復はしたかな?
えちごトキめき鉄道に移管された後も、保安上の理由から有人駅
だったようですが、2019年に無人化されたそうな。
…無人駅になっても特殊な駅なので外部から見物に来る人も多い
のでしょう。しっかり入場料を取ってます。まぁ料金(150円)を
箱に入れるだけの信用システムではありますが。
そして記念入場券は、ココや近隣の主要駅ではなく何故か二本木駅
(妙高はねうまライン…旧信越本線)で売ってると言う謎の措置。
ともあれ持ち時間が約3時間半ありますので、ソレなりにゆっくり見学
も出来ました。落ち着いたら絵に取り掛かる事にしましょう。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.558 乗り鉄日誌>第三セクター路線