国鉄高砂線を探る ④
2019/05/28(Tue)
播磨下里お絵描き教室で借りてる
ノートに、架空の駅ノートの第2弾
として、神戸高速鉄道の新開地駅を
描いてみましたクラ駅長です。
…前回が粟生でしたから、順に奈良
まで帰る感じで続けても面白いかな
と言う事なんですが。
新開地駅と言えば「高速そば」です。
…実際は普通の駅蕎麦屋さんですが、「高速そば」と聞いたらめっちゃ
早い蕎麦屋を連想するか、ソノ方向にボケてみようと考えるのが人情
かと思うんですが、私だけ?
さて国鉄高砂線です。山陽電鉄の築堤の下をくぐり尾上駅の跡地を
過ぎた辺りから、廃線跡は山陽電鉄の本線に沿って走ります。
少しズレた位置に尾上の松駅がありました。…橋上駅ですがこっち側
は保線用の引込線などがあるので、元は裏口だったと思われます。
…まぁ高砂線と平行してたとすれば、商店なども建てようがナイか。
ココから暫く、畑の畦道のような感じで続くのが元の高砂線の線路
だった所のようです。…土地の所有者は誰なのか不明ですが、用途
としてはわんこの散歩ぐらいのモノでしょう。
…と思ったら、このような立て看板が出てきました。廃線跡の土地は
やはり加古川市が所有者のようです。今後は何かに転用するのか、
順にフェンスで囲んで通行を禁止して行くんでしょう。
しかし工事の開始日とされている日付けから3か月は経ってるのに
フェンスは部分的にしか出来ておらず、ナイ所は取り敢えず自由。
…って事なんですかね?何ともノンビリした話です。
随所に踏切がありますが、線路は撤去されたものの幅だけは昔のまま
なので、分かる者が見れば廃線跡である事は一目瞭然でした。
小さな川(用水路みたいなもんか?)を渡る鉄橋もそのまま残されて
います。…枕木の上に鉄板を渡して、自転車程度なら通れるように
なってるのは、やはり生活用の路地として使われていたからでしょう。
少し先で平行する道路が左に曲がり、廃線跡はココから公園として
整備されたようです。…自転車なら走れるので突っ切って行きましょう。
更に行くと山陽電鉄と国鉄高砂線は、そのまま平行して加古川を渡り
ます。…なので少し前から勾配を付けて高度を稼いで行きますが、
道路の上を渡る高架橋も、鉄板を敷いた路地?として残ってました。
右が線路跡、左が点検用の通路でしょうね。但しココは既にフェンス
で囲まれてて渡る事は出来ません。閉鎖されて困る人ってドノ程度
居るのかしら?
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.58 鉄道廃線跡を探る