新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 特牛

2020/11/20(Fri)

そんな感じで新下関駅からレンタカーに乗り、1時間少し山陰本線
特牛駅に到着しておりますクラ駅長です。

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列車だと乗り換えを含めて1時間半以上かかるようです。景色の
イイ区間ではありますが、駅ノート時間との戦いでもあるんですよ。

「特牛」と書いて「こっとい」と読みます。…古くから難読駅として鉄ヲタ
業界では知られた駅ですが、初見の人まず読めないと思われます。

そして社長(木村)の楽曲の中に歌詞として出て来るから、関係者には
周知の駅名でしょう。私も最初はソレで興味を持ち、乗り鉄の時に車内
から駅名票を撮ったりした事はありますが、来たのは初めてです。

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中国~山陰地方でよく見られる、古い木造駅舎の残る駅でした。
当然に有人駅だったと思われ、ゴツい木製のラッチがあります。

ホーム築堤の上にあるので、駅舎を出ると階段を登る感じですね。

に沿った従来のベンチに加えて、JR西日本管内でよく見る物…
1名・物置・2名のやつが追加されてました。

…最近は酔っ払い対策のためか都市部のホーム上のベンチが、
線路に対して垂直クロスシート状態)な状況に改装されつつあり、
ソレまで使ってた物が、ローカル駅再利用されてると思われます。

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まずホームに出てみました。の画像が下関方向です。
雨上がり微妙な光線具合なので、反対方向(益田方向)を向くと
雰囲気が違って見えますが、がソノ益田方向ね。

交換設備ない棒線構造ですが、明らかにコレは島式ホームの形状
であり、どうやら駅舎側にも線路があったようですね。
そして有効長無駄に長いのは、やはり国鉄時代名残りでしょう。

…私も最近、色々とローカル駅を回るようになりましたが、この「以前
はあったのに」何と多い事か。それだけ列車の本数が減って、必要
なくなった区間が多いって事ですよね。

最近新たに交換設備増やしたとか、それこそ法華口ぐらいでしょう。

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詳しくは後述しますが、色々と特徴のある駅なので駅ノートバック
ナンバーを含めて10冊以上あります。

どの程度の管理の仕方巡回頻度など)なのかは不明ですが、ココ
までの数になるとクリアケースなどにも入らず傷んでる物も幾つ
か見られました。

何故駅ノートと一緒にノータッチ自動車タイヤ用ワックス)が置いて
あるのかですが、2本とも中身は入ってました。…車で来た人への
サービス?ソレほどタイヤが汚れるような道でもなかったけどね。

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山陰「本線」と言いつつも実質的にはかなりのローカル線であり、
訪問のハードルは些か高めですが、人気の駅なので絵師さんの作品
多数確認出来ました。

色々とネタには困らない駅ですが、やはり最大の特徴「駅猫が居る」
と言う事でしょう。

駅ノート内の他のページを見るに最大で4匹程度が集まるらしいとの
記載もあり、絵師さんの作品猫を題材にした物が何点かありますが、
私が行った時は残念ながら0匹でした。

…しかし運よく駅猫居たとして、私の絵ではリアル猫擬人化キャラ
両立難しいですから、どっちかに統一する必要があるでしょうね。

駅猫不在な所へ他所の猫が訪れた場合、やはり他人の留守宅
勝手に上がり込んだような微妙な気まずさを感じるのかな?と言う
のを絵にしてあります。

と言う事で駅猫空振りでしたが色々と見所のある駅です。…1回
では紹介しきれないので、次回も引き続き特牛駅探ってみましょう。

→次回に続く



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No.600 駅ノートの記録