駅ノート 七見
2020/11/24(Tue)
さてのと鉄道の廃線区間ですが、穴水の市街地から国道249号線を
珠洲方向へ走っておりますクラ駅長です。
能登町に入って少し行くと、国道と廃線跡が完全に並走している区間
が出てきます。…コレだけ近いと別の道路に転用する意味もナイのか、
築堤や駅跡が完全に残った状態で放置されてますね。
七見と言う地区に入った所に同名の七見駅があったそうで、この廃駅
に駅ノートがあると言う情報を得てきました。…まずはココから調べて
みましょう。
同駅はのと鉄道移管後の1995年に設置された新しい駅なのですが、
僅か10年で路線そのものが廃止されてしまいました。
…当時の写真で見ると、鉄骨を組んだホームの上にログハウス調の
待合室が載った、棒線構造の駅だったようです。
待合室の建物が比較的新しかったと言う事か、そのままバス停のソレ
として転用されています。
しかし土地の形状を見るに、本来は線路だった所に置かれてる感じ
がしますので、完全にそのままではなく、ホームを撤去した後に移築
されたのだと思われます。
待合室の建物には「七見駅」と言う看板も残されていますが、バス停
の名称としては「能登七見」ですね。
鉄道が走ってた頃と比べてバスの運転本数が多いのか少ないのか
までは調べてませんが、単純に線路跡に沿って走るだけでなく、
他所者には分かりにくい複雑な経路の路線が設定されてるようです。
…なおこの地方でも山手の内陸部を通るバイパス道路が意外と発達
してるので、金沢から宇出津や珠洲のような主要な町はコレとは別に
バイパス経由の特急バスが走ってるようです。
待合室の横に「横綱生誕の地」と言う看板がありました。
…阿武松(おうのまつ)と言う人物ですが、第六代とあるからカナリ昔
の人であろう事が想像されます(直近の稀勢の里が72代)。
調べてみると江戸時代末期の文政~天保にかけて活躍した人のよう
ですね。…ちょっと知りませんでしたが、彼の生家が近いようです。
待合室の中は、地元の人が整備してるのかキレイに片付いています。
…冬場は雪に覆われる地域でしょうから、暖房はナイもののしっかり
密閉出来る建物でした。
そして駅ノートですが「ホントにあるの?」
と言う気持ちだったのが、ありました。
…最初の書き込みが2016年となっており、
以前に私がココの廃線跡を巡りつつ波並と
恋路を描いた時にもあった事になりますが、
当日は待合室の中まで見なかったので、
見落としてたようです。
但し落書きが多いのと持ち去られたページ
もあるようで(明らかに枚数が少ない)良い
状態だとは言い難い状況です。空いてる
ページも無かったので、明らかに無意味な
小さい落書きを消して使いました。
「七見」は「ななみ」と読むのかと
思ったら「しちみ」なんですね。
「しちみ」と聞いて最初に思い出す
のは調味料の七味唐辛子でしょ。
アレは7種類の材料をブレンドして
作る物ですが、昔は露天商が道端で
面白い口上などを喋りつつ、その場
で調合して売る物だったそうです。
…ココ最近の私の駅ノートのマイブームはゆっくまーいじめなのですが、
ゆっくまーは激辛の食べ物(と高い所)が苦手なので、こんな感じのを
Twitterに上げておけば周囲の人たちが面白く使ってくれるかな?と。
廃駅だから列車は来ないでしょ?作業を中断される要素がナイからか
2時間で仕上がり、時刻はお昼過ぎです。
続い近いのが鉄道時代の駅で言うと2つ先の波並ですね。夕方まで
には回れそうなので、続けて描いてしまう事にしました。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
珠洲方向へ走っておりますクラ駅長です。
能登町に入って少し行くと、国道と廃線跡が完全に並走している区間
が出てきます。…コレだけ近いと別の道路に転用する意味もナイのか、
築堤や駅跡が完全に残った状態で放置されてますね。
七見と言う地区に入った所に同名の七見駅があったそうで、この廃駅
に駅ノートがあると言う情報を得てきました。…まずはココから調べて
みましょう。
同駅はのと鉄道移管後の1995年に設置された新しい駅なのですが、
僅か10年で路線そのものが廃止されてしまいました。
…当時の写真で見ると、鉄骨を組んだホームの上にログハウス調の
待合室が載った、棒線構造の駅だったようです。
待合室の建物が比較的新しかったと言う事か、そのままバス停のソレ
として転用されています。
しかし土地の形状を見るに、本来は線路だった所に置かれてる感じ
がしますので、完全にそのままではなく、ホームを撤去した後に移築
されたのだと思われます。
待合室の建物には「七見駅」と言う看板も残されていますが、バス停
の名称としては「能登七見」ですね。
鉄道が走ってた頃と比べてバスの運転本数が多いのか少ないのか
までは調べてませんが、単純に線路跡に沿って走るだけでなく、
他所者には分かりにくい複雑な経路の路線が設定されてるようです。
…なおこの地方でも山手の内陸部を通るバイパス道路が意外と発達
してるので、金沢から宇出津や珠洲のような主要な町はコレとは別に
バイパス経由の特急バスが走ってるようです。
待合室の横に「横綱生誕の地」と言う看板がありました。
…阿武松(おうのまつ)と言う人物ですが、第六代とあるからカナリ昔
の人であろう事が想像されます(直近の稀勢の里が72代)。
調べてみると江戸時代末期の文政~天保にかけて活躍した人のよう
ですね。…ちょっと知りませんでしたが、彼の生家が近いようです。
待合室の中は、地元の人が整備してるのかキレイに片付いています。
…冬場は雪に覆われる地域でしょうから、暖房はナイもののしっかり
密閉出来る建物でした。
そして駅ノートですが「ホントにあるの?」
と言う気持ちだったのが、ありました。
…最初の書き込みが2016年となっており、
以前に私がココの廃線跡を巡りつつ波並と
恋路を描いた時にもあった事になりますが、
当日は待合室の中まで見なかったので、
見落としてたようです。
但し落書きが多いのと持ち去られたページ
もあるようで(明らかに枚数が少ない)良い
状態だとは言い難い状況です。空いてる
ページも無かったので、明らかに無意味な
小さい落書きを消して使いました。
「七見」は「ななみ」と読むのかと
思ったら「しちみ」なんですね。
「しちみ」と聞いて最初に思い出す
のは調味料の七味唐辛子でしょ。
アレは7種類の材料をブレンドして
作る物ですが、昔は露天商が道端で
面白い口上などを喋りつつ、その場
で調合して売る物だったそうです。
…ココ最近の私の駅ノートのマイブームはゆっくまーいじめなのですが、
ゆっくまーは激辛の食べ物(と高い所)が苦手なので、こんな感じのを
Twitterに上げておけば周囲の人たちが面白く使ってくれるかな?と。
廃駅だから列車は来ないでしょ?作業を中断される要素がナイからか
2時間で仕上がり、時刻はお昼過ぎです。
続い近いのが鉄道時代の駅で言うと2つ先の波並ですね。夕方まで
には回れそうなので、続けて描いてしまう事にしました。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.604 駅ノートの記録