新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 志和地

2020/12/02(Wed)

そんな感じで中国自動車道三次インターで降り、まずは芸備線
志和地駅から駅ノートの旅をスタート致しますクラ駅長です。

…今回のメインとなる木次線各設置駅は概ね島根県奥出雲地方
ですが、ココはまだ広島県ですな。

20201202a.JPG 20201202b.JPG

開業大正4年と言う事で、恐らくその当時からの物と思われる木造
駅舎が残る駅でした。よくある感じの亜幹線の中間駅の雰囲気です。

国鉄時代無人化されており、窓口に相当する部分は板で塞がれて
います。券売機カードリーダーの類はありません

20201202c.JPG 20201202d.JPG

駅務室部分地域の行事などで使われているらしく「志和地駅会館」
と題した看板が出ています。…日曜日の割りに特に何も行われてない
ように見えました。カーテンが閉まってるので室内の様子不明です。

まずはホームへ出てみましょう。…芸備線狩留家までは広島シティ
ネットワークに入るので紫色のラインカラーですが、ココはJR西日本
汎用色の駅名票になるようです。

20201202e.JPG 20201202f.JPG

駅舎から線路に沿った通路を歩いて構内踏切を渡ると島式のホーム
に至ります。現在でも列車の上下交換が可能なようですよ。

何となくのイメージですが、こう言う構造の駅は九州房総地域
で多く見られるような気がします。しかもソテツとか植えてあるから、
クイズにされたら「九州?」とか答えてしまいそうだわ。

そして通路横断する格好で、本線に対して90度の角度で敷かれた
線路跡のような物がありました。…アレですかね。保線用の車両
油圧ジャッキで回転させて方向を変えるタイプの引込線


20201202g.JPG 20201202h.JPG

三次までは快速もあるので(但し同駅通過)、運転間隔意外と
頻繁です。概ねキハ40系が走ってますが、最初に写真を押さえて
おこうとしたら、サンフレッチェ広島ラッピング車両が来ました。

駅ノート管理者不明の物が1冊絵師さんの作品としては、ドコに
でも現れるケンさんのが1点のみです。

ゆっくまーシールの記録を見るに、このノート表書きの日付より
以前に貼られた事になってますので、バックナンバーが存在するも
公開されてないのだと思われます。

自分の直前の書き込みは若い女性の物だと思われますが、「ぶち」
は確か広島弁「very」に相当する副詞でしたね。

20201202i.JPG 20201202j.JPG
さて私は…一応「志和地」と言う駅名から、ウルトラマン飛び立つ
時の掛け声を思い出して(駅メモの掲示板レベルの駄洒落ですが)、
のろはソレに決めて来たんですよ。

…現地に何故か、大正時代はいからさんみたいな顔出し看板
浮世絵調の化け猫の描き割りがあったので、それも入れてみました。

双方とも作風からして、地元の高校か中学校美術部の生徒さん
作品だと思われます。化け猫に関しては、同駅がある三次市で有名な
「稲生物怪録」からのイメージでしょうか?

終わった時点で14時ぐらいでした。ココから奥出雲方面へ移動するん
ですが、当日中にもぅ1駅キツいかな?…今回は2泊3日なので、
時間の余裕充分にあります明日以降に回して宿に入りましょうか。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.612 駅ノートの記録