新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

千頭駅を引き続き探る

2020/12/13(Sun)

そんな感じで大井川鉄道千頭駅ですが、やはり駅ノートを描くには
最低でも2時間近く居座る事になりますから、その間にSL列車2本
見る事が出来ましたクラ駅長です。

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11月中秋の観光シーズンと言う事か、平日でも基本的に2往復
運転されており、今回の駅ノートでは後々も随所でSLが見れる
(撮れる)状況でした。ちょっとした撮り鉄体験ですね。

まず11:53「かわね路13号」が着きます。同社のSL列車は、当日の
機関車の状態によって使う車両(と電気機関車の補機を付けるか否か)
を直前に決めるのだそうで、何に当たるか分からない楽しみもあります。

「かわね路13号」C11190号機客車が5両E10補機でした。

11月「きかんしゃトーマス」お休みなので、ソレ用のオレンジ色の
客車使い回されています。先に言ってしまうとトーマスを演じる?
C11227号機は元の国鉄仕様に戻すんですが、客車はそのままか。

尤もトーマス運用ではオリジナルのシートカバーなどを付ける所が、
ソレは外されてるようです。

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お昼になったので昼食代わりに駅蕎麦を頂きましょう。…観光地だから
残ってるんでしょうが、最近はあるだけでも有難い存在になってきました。
訊くと当日の営業14:50まで2本目のSL出たら終わりって事か。

この辺りまで来ると濃い色の出汁白ネギが載った関東風ですね。
現在は地域共通クーポン券が使えますが、単品で1,000円以上の商品
ありません

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13:09「かわね路1号」が到着。コレが基本的な定期運用便だな。

機関車最も使用歴が長く「きかんしゃトーマス」にも使われる
C11227号機です。見慣れないヘッドマークが付いてますが、コレは
「門出」と書いてあり、例の門出駅の開業を記念した物のようです。

先述のように今月「きかんしゃトーマス」から国鉄仕様戻されて
いますが、1か月間だけ元に戻すと言うのも手間でしょうね。
SLではラッピング出来ないだろうから一々塗るワケでしょ?

そして客車足りないのか何なのか、スハフ43型が混じってました。
コレは日本ナショナルトラストの所有車で、ずっと家山駅の側線
置いてあったようなイメージがあり、動いてる所初めて見ました

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ドサクサにちょっとだけ車内を撮っておきました。

元は「つばめ」「はと」などの編成単位でひっくり返す方式の特急列車
用に開発された物なので、バスみたいに一方向け固定式ロマンス
シートだったようですが、後に回転式の物に取り換えられています。

現在も回せるのか不明ですが、古い物だからあまり動かさない
方がいいのでしょう。向かい合わせの状態で往復してるようです。

補機は西武鉄道から来たE31型でした。そうねえ、個人的にこの色
やはり違和感です。…茶色に塗ったり出来ませんかね?

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そして最後、側線にJR西日本から貰ってきたSL「やまぐち号」用の
12系レトロ客車が押し込んであるのが見えたので、近くまで見に行き
ました
(隣接した道の駅の駐車場からよく見える)。

同社に引き取られてから2年が経ちますが、まだ具体的な使用
開始時期未定なようで、色褪せとサビが目立ってきました。

思うんですが、きかんしゃトーマスなんてコレでいいじゃない
どうせ架空の客車なんだし、自動ドアの方が親御さんも安心でしょう。
…で47系旧型客車元の青色戻してくれ

と言う事ついつい長居してしまいましたが、当日中もう1駅ぐらい
行けそうな感じなので、2つ手前青部駅まで戻る事にしましょう。

→次回に続く



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No.623 駅長が見た風景