駅ノート 駿河徳山
2020/12/15(Tue)
10月初旬の土讃線の駅ノート旅の
時に地域共通クーポン券で買った
徳島ラーメンですが、主に休みの日
の昼食などで地道に消費しており
ますクラ駅長です。
…まだ少し残ってるんですが、折角
なので市販品ながら焼豚やメンマ
などを入れてソレらしく見せ掛けて
みました。
麺がカナリ固いので、付属のスープを入れてから少し煮込む方がいい
ようです。…実際の調理方法として正しいのか否かは不明ですが。
さて大井川鉄道の駅ノートですが、2日目は駿河徳山駅からスタート
しましょう。…後が楽なように遠い所から順に回っております。
大井川本線では大き目の駅舎がある駅です。時間を限定してですが
駅員さんが常駐する駅で、広めの待合室もキレイに整備されてました。
そして同駅と後述する下泉駅は、カナリ昔から名前を憶えてます。
…実は私が初めて大井川鉄道へ来たのは小学生の頃なのですが、
コレは父親と一緒に新聞社系の旅行会社の「SL列車と寸又峡温泉」
みたいな募集ツアーに参加した時の話です。
往路が普通電車で千頭まで行き、井川線に乗り換えて寸又峡温泉
で一泊、帰りがSL列車に乗る行程だったんですが、旅行の直前に
ココの先で脱線事故が起こり、千頭まで不通になったらしいのです。
…通常なら代行バスがココから出るような所を、何故か事故現場の
直前まで走って(傾いた電気機関車を見た)茶畑の真ん中でハシゴ
で降ろされ、そこから千頭駅までバスに乗った記憶があるのです。
こんなインパクトの強い事をさせられたら、そりゃ記憶に残りますね。
40年以上前の事なので現在とは事情が違う所もあったのでしょうが、
電車の方向板には「金谷⇔駿河徳山」という手書きの紙が貼ってあり
ココが終点だったのは明らかなのに、何で茶畑の真ん中なのか?
…ちなみに帰りは千頭(もしかしたら寸又峡温泉から)ココまでバス
でした。今見ても駅前は広々としており、バスが入れないと言う立地
でもありません。だから余計に意味が分からないのです。
…話までカナリ脱線しましたが、朝一番(7時半頃)から始めたので
窓口が開いてました。駅員さんは居ましたが、奥の机に突っ伏して
寝てる感じだったので、邪魔しないように静かに作業をしましょう。
同駅に限らず大井川本線の各駅には、カナリの高確率でミニ図書館
がありました。恐らく本物の図書館が、古い本をお下がりとして寄贈
してるのだと思われます。
…傍らに貼ってある写真にはバック運転のSLが写ってますね。
千頭に転車台が出来る前は、必然的に帰路はバック運転でした。
限りなく手書きっぽい駅名票と、島式で交換可能な構造のホームです。
木製の架線柱がローカルムードを高めてるワケですが、寿命ってドノ
程度なんでしょうね。交換費用がコンクリート製や鉄骨製を上回るなら
意味がナイ所でしょう。…安くて長持ちするとか?
駅ノートには「無人駅の芸術祭」と言う、イベント名と思しき記載があり
ました。…帰って調べてみると、ココ何年かの春頃に、大井川本線の
各駅で様々な作家さんのアート作品を展示する行事が行われており、
元はその感想ノートだったようです。
ちなみに他の絵師さんの作品はありませんでした。大抵の絵師さんの
目は同社でも井川線に向きがちなので、本線は盲点なのでしょう。
前回に「期間限定で設置期間が終わった」と聞かされた代官町駅の
ノートもコレと同じ趣旨だった可能性がありますね。要は終わったら
忠実に撤去してしまうか、そのまま残してあるかの差なのでしょう。
…つまり春には(来年も開催するらしい)また増えてる可能性がある?
要らん事は考えないでおきましょう。コレ以上増えても大変です。
物が何であれ私は絵が描ければソレでいいので、目前にある風景を
描きます。駅舎から見える構内踏切と、その奥手にあるイチョウの木
がキレイでした。
概ね2時間で仕上がりましたので、次へ進みます。…今日は3箇所、
可能なら4箇所回れれば明日が楽なんですが、どうでしょうね?
※→次回に続く
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No.625 駅ノートの記録