新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 田野口

2020/12/16(Wed)

さて大井川鉄道駅ノートですが、2日目2件目駿河徳山から
更に1つ戻った田野口と言う駅です。この辺りは設置駅連続してる
ので、ほぼ各駅停車状態のクラ駅長です。

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こちらも古めかしい感じの木造駅舎です。
同社ではSL列車を走らせてるが故に「わざと残してるのか?」と言う
感想さえ出てしまいそうですが単に予算の都合でしょう。

しかし駅舎内周辺の他の駅に比べればレトロな雰囲気を残しつつも
壁を張り替えたりする感じのリフォームが為されてるようです。
また無人駅のようですが、駅務室現役当時の感じで残っていました。

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…その駅務室を指してか「大井川流域まちかど博物館」と言う表札が
出ています。ガラス越しに室内を見てみたんですが、コレが展示品?

昔の駅の様子再現してあるのかも知れませんが、単に放ったらかし
なだけのようにも見えます。…何れにしても係の人博物館なら学芸員
なのか?)が居る様子もナイし、施錠されていました。

調べてみるに月に一度地元の人たち手作りの料理を持ち寄って
歓談したり列車に手を振ったりユルめのボランティア駅長みたいな
集まりがあった事が分かりました(それを博物館と言うのか?)。

やはり駅務室無人化以降に板で塞がれてたものが、2016年頃
改修工事を行い、上記のような行事を行うようになったのだそうです。

…しかし同年以降の情報出てきませんので、現在は休止中なの
かも知れません。謎のウイルスのせいか他の理由なのかも不明です。

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取り敢えず駅舎からホームへ出てみましょう。大井川鉄道ではホーム
側の出入口にも小さ目の表札を取り付けてる駅が幾つかありますな。

島式ホーム架線柱複線分ありますが、駅舎に近い方の線路
撤去されており、ホームのすぐ近くまで駐車場になってました。

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琺瑯製駅名票古くから残ってる物のようですが、木製の大判の
レプリカ的な感じに見えます。…ドラマや映画のロケ地としても
使えるような雰囲気を意識してあるんでしょう。

駅ノート「田野口駅花の会」と署名された物が2冊
どうやらココが「まちかど博物館」運営している組織のようですね。
絵師さんの作品ゆっくまーシール共に見当たりませんでした。

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…しかしソノ代わり、事情通(要するに鉄ヲタ)な人が描いたと思しき
電車のスケッチが出てきました。各種の形式が描いてあります。

上から順に、来年に導入される南海6100系車齢50年超21000系
近鉄16000系東急7200系です。こんな感じもアリと言えばアリだな。

さて私は、今回は全部で7駅もあるのでバリエーションを増やさないと
ネタが被りそうで、ココは何となくリアルタイプです。

毛繕い猫ペロペロ一度描いてみたかったんですよ。現実にぱの
生前によく見られた光景のようですし。

絵を描く作業そのものは2時間程度であり、移動1駅ごとだから
ソレほど時間は掛からないんですが、SL列車2往復も走ってると
なると、ついつい撮り鉄流されてしまいますね。

作業ダイヤの方が段々と遅延気味なんですが、続いて3駅目です。

→次回に続く



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No.626 駅ノートの記録