新・駅長日誌Ⅱ

…コカコーラの自販機でGeorgiaの缶コーヒーを買ったら、プルタブが
赤い物で出てきました。どうやらコレは「当たり」らしいのですが、昔の
アイスクリームみたいに「その場でもぅ１本」とは行かないようです。



まず私のは単なる「当たり」ではなく「Wチャンス」の方だったんですよ。
スマートフォンから専用サイトにアクセスして、タブの裏に書いてある
番号を入力し、更に抽選して当たると貰えるのはLINEのポイント？

ぃゃ、LINEやってナイし。でもまぁ遊びなので一応やってみたら外れ！
色々とヤラされてコレかい。…別にイイんですが「その手間を返せ」と
言いたいクラ駅長です。

…以前の仕事では自販機の管理もやってたから知ってるんですが、
よくあるスロットマシンみたいなデジタル数字で「当たるともぅ１本」は
機械ごとに確率が設定出来るので、当選率は設置者次第です。

でコンビニの缶コーヒー売り場を見てみたら、赤いプルタブが２列に
ずらっと並んでました。…この状況までなら殆ど当たりじゃん。
一瞬でも「運が良かったな」と思ってしまった自分が恥ずかしいわ。

さて中国地方の駅ノート旅ですが、今回は新山口駅からスタートです。



…今回も一応、クレーム対策としてココから折居までの普通乗車券を
往復で買っておきました。山口線を経由して益田で乗り換える恰好に
なります。…往復で買うと結構な額ですね。萩は負けといて下さい。

…ぁ、何故クレームになるのか知らない人のために説明しておくと、
ノートは鉄道の駅にあるのに車で回る事が許せない。…と言う人が
居るんです。似たケースでは撮り鉄に対しても同様かも知れません。

車（又は運転免許、運転出来る技量など）を持ってナイ事による、
僻み根性だとは思うんですが、私も10％ぐらいは「一理ある」とも
思うので、車で行く場合は経営がヤバそうな会社（又は路線）の
乗車券を買う事にしています。…大抵はローカル線にある物だし。

…同駅の駅レンタカーは他社に委託していないオリジナル店ですが、
日産ノートに当たりました。…３番目によく乗る車種なのと、駅ノート
を描くのに日産ノートで回る。と言う洒落が効いてて好きな車です。



新山口から萩へは、カーナビで検索すると50km足らずの距離でした。
…瀬戸内から日本海側へ横断する事になるから、遠そうなイメージ
があったんですが、地図で見るとココは山口県でもカナリ細い所です。

鉄道だと益田経由の山口線か、厚狭～長門市経由の美祢線か…
どっちにしても遠いでしょ。現実にはバス利用が多いと思います。

最近は途中に無料のバイパス道路も出来てるし、山越えの割りに
道が良くて尚且つ混まないから、１時間程度で萩市に着きました。



萩は幕末に多くの偉人を出した長州藩の城下町として有名な町です。
萩駅は大正14年、西の方から延びてきた山陰本線（当時は美禰線）
の終着駅として開業しました。

駅舎は当時からのモダンで立派な物が残っており、文化財に指定
されています。しかし市役所などの現在の町の中心は隣の東萩駅
の方に近いので、ココは名前の割に寂れた所なんですよ。

国鉄時代に存在した特急や急行も、殆どは萩駅を通過してたそうな。
…鹿児島駅と昔の西鹿児島駅と（現在の鹿児島中央駅）みたいな
もんでしょうか？



それでも当地の鉄道の要衝だった事から、駅前には蒸気機関車の
動輪が置かれているのと、長州藩の出身で日本の鉄道の黎明期に
大きく尽力した井上勝氏の銅像が飾られています。

所で３つ前の画像ですが、萩駅の筈が「萩駅舎」となってますよね。
…なぜ素直に萩駅ではナイのか？その辺も含めて次回に続きます。

※→次回に続く

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