新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 千垣

2021/01/15(Fri)

さて富山地鉄駅ノートです。宿泊地の魚津から電車を乗り継いで、
立山線終点に近い千垣と言う駅までやって来ましたクラ駅長です。

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山間部にある小さな無人駅でした。…富山地鉄と言うのはソコソコの
営業キロがあり特急列車も走らせてると言う事で、大会社のイメージ
があるんですが、意外と古い施設がそのまま残ってる所が多いです。

やはり駅の補修にまで手が回らないのかも知れません。…イメージと
しては大井川本線のソレに近いような木造駅舎が多く見られました。
古めかしい広告が付いた琺瑯の駅名票もイイ感じですね。

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…正直な所、廃墟にしか見えない佇まいのです。右書き古風
駅名建物の正面(入口側)でなく道路に面した方に付いてるので、
余計に分かりにくい感じです。

待合室は「扉が閉まるだけでも有り難い」と言う感じかな。

道路に面した方のにはアクリル製のトタンが打ち付けてありますが、
横の道路を車が通る風圧で音が鳴るので、最初は「誰か来た?」
驚かされたものでした。

使われていない駅務室には、裏ぶれたようなクマさんが居ました。
駅に熊が居ると、最近はもぅ例のYouTuberを思い出す始末です。

駅ノート3冊進みは遅いけど有名所の絵師さん一通り来てる
感じですね。時間があるのでノンビリ見ていきましょう。

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右画像の左側「バッ!!」とある作品は、数は少ないものの時々
見かけるか~み~さんと言う方の物です。

駅ごとに「○○さん」と言う感じでオリジナルゆるキャラ(と称する
キャラクター)を創作されてるんですが、コレがドコの駅の絵を見ても
一貫して全くユルくないのが特徴です。

何か「珍遊記」とかそっち方面を連想してしまいますが、放っておくと
萌え絵ばかりになる所を上手くバランスを取って下さってるようで、
私は決して嫌いではありません

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所で同駅から立山方向500mほど行くと、撮り鉄スポットにもなる
景色のいいアーチ鉄橋があります。折角だから見に行きましょう

…意外な事にこの鉄橋は誰も絵のモチーフしてナイんですよ。
歩いて行ける距離であり、途中のガソリンスタンドには飲物の自販機
もありました(ココしかナイのですが)。

また次の有峰口駅までも同程度の距離なので、駅巡りが主体の方は
ココまで歩いて乗るのもアリでしょう(駅ノートの有無は不明です)。

…季節的に色合い少し寂しいですが、構図としてはイイ感じでしょ。
こんな鉄橋だから電車も最徐行で渡るし、写真を撮るのも楽です。

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振り返った反対側イイ景色でした。次回は春に来たい所ですね。

…と言うワケで、この千垣橋梁そのまま描いてみましょう。
実際はネットに出回ってる画像を参考にして描き、後から実際に見に
行ったので、季節的な感じ電車の種類違ってますが。

高い所激辛の食べ物を見ると例のクマを思い出す…
変な物を知ってしまいましたが、最近はコレが最もウケるので。

一応今回は「考えただけ」実行してませんけどね。…また今後の
展開として、ゆっくまーシールを貼る部分を空けておき誰かに貼って
完成させて貰う。というのもアリかも知れません。

約3時間の滞在でココから戻ります。次は不二越・上滝線大川寺
と言う駅なのですが、乗り換え駅がまた味のある所なので、ソレも
紹介してからノートを描きに行きましょう。

→次回に続く



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No.656 駅ノートの記録