新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 城戸③

2021/01/23(Sat)

そんな感じで近場駅ノートの巡回ですが、こちらも久し振りの訪問
になる五新線城戸駅にやって来ましたクラ駅長です。

…周知の通りココは鉄道の駅ではなく未生成線を転用した路線バス
専用道終点に相当する施設です。その専用道も現在は廃止されて
おり、バス廃駅なのか?ともあれややこしい状況の場所です。

わが地元奈良県唯一駅ノートがコレと言うのは些か淋しい話
ですが、勝手に増やす事は出来ないので仕方ありません。

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正式な駅名?としては「専用道 城戸」と言ったのでしょうか?
元は国鉄五条~新宮で計画した路線なので国鉄バスが走って
ましたが、末期には合理化奈良交通に引き継がれていました。

専用道跡地に関しては、「私有地」ではなく「市有地」と書いて
ありますので、私は例えば市役所の駐車場みたいな扱いになると
解釈しております。

廃線跡に類する所なので今回も車で行きましたが、「鉄ヲタとして」
の発想なら和歌山線五条まで電車で行くか、罪滅ぼし(笑)同駅
までの切符を買うべき所なのでしょう。

…実はすっかり忘れてたのですが、この辺なら感覚的に実家に帰省
するのと似たようなもんです。これ以上言われたら鉄ヲタ辞めるわ

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上の画像にも少し写ってますが、敷地の奥「THE MABOROSHI
RAILWAY」と書かれた小屋がありました。

…調べてみるに当地のイベント専用道廃線跡合計1,000m
なる木の線路を敷いて、五新線を再現した模型の列車を走らせた
があるようで、ソレに関する団体の施設かと思われます。

ココは施錠されてて中を見る事は出来ませんでしたが、従来のバス
の待合室今でも入る事が出来ます。…相変わらず何もナイですが。

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駅ノートは極めて進みが遅く一般の書き込み月に一件程度
状況です。やはり絵師さんの新作ありませんでしたが、ゆっくまー
シール新規で貼られた物がありました。

…こうなると傍から見れば「絵ばっかり」と言う状況になるので、
出来るだけ間を空けて訪問する事にしてるんですけどね。

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廃線跡そのものの紹介も含めて、駅跡に関しては今までにも何度か
扱いましたので、今回は周辺を見てみましょう。

ココは現在は五條市に編入されていますが、元は西吉野村と言う
自治体にある所でした。西吉野村の役場城戸にあり、五新線
開通したら当然に城戸駅設置されてたであろう所でもあります。

駅跡の間近に森林組合の事務所があり、その背後を通る高架橋
鉄建公団特製五新線ですよ。立派な物ですが未使用です。

…付近に小さな集落があって民宿などの看板も出てますが、どうも
休業中の物が多いようです。季節的な事なのか単に維持出来てナイ
のかは不明ですが。

今までの報告では付近の飲食店に関して「なし」としておりましたが、
歩いてみると喫茶店1軒あるのを発見しました。

…しかし近くを通っただけで盛大なカラオケの音が聞こえる環境で
あり、田舎によくあるカラオケ喫茶だと思われます。恐らくは地域の
お年寄りの社交場として機能してる店舗でしょう。

完全な偏見ですが田舎のコロナこう言う所拡散されてるような
気がします。…私の最も苦手な種類のお店ですが、気にならない方
なら休憩腹ごしらえに充分に使えると思いますよ。

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さての方ですが、今回は現在も使われている国道沿いのバス停
の方を描いてみる事にしました。

ココには高速道路経由しない路線バスとして日本一の距離を走る
事で有名奈良交通八木新宮線バスが発着します。
旅番組物好きなYouTuberが最近よく紹介してるアレですよ。

全区間を乗ると距離にして約167km片道の所要時間約6時間半
と言う長丁場で、左の画像に載せたのは城戸発1532の便です。

全体の約1/3弱が終わった感じで、終点の新宮には2022着ですか。
のろ一家ココから乗るようですが、食い物買ってあるだろうな?
宿の夕食まで持たないぞ

…と言う事で新しい年そろそろ2月になろうかと言う頃ですが、
ウチのブログは概ね1か月のタイムラグがありますので、次回から
2020年最後駅ノート旅の報告に移ります。

広島県内芸備線でコレまた新規発見された駅がありましたので、
年内に片付けたくて出掛けてきたんですが、何故個別に発見される
のか?…まぁ文句を言っても仕方のない話なんですが。




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No.664 駅ノートの記録