駅ノート 金野
2021/02/06(Sat)
さて飯田線中部の駅ノートですが、続いては金野駅です。
飯田線の同区間は、そもそもは三信鉄道と言う私鉄が昭和の戦前に
開通させたワケですが、天竜川の水力発電所が使えた事から、最初
から電化した鉄道として建設されました。
…ソレで列車の加減速も容易だったのかも知れません。駅は「一つの
集落に1箇所」ぐらいの密度で並んでるので、現在でも矢鱈と駅の数
が多く駅間距離も短かい特異なローカル線です。
だから先程の千代駅から隣の金野駅までは、鉄道の営業キロにして
1.2kmと言う近さです。しかし線路に近いルートで通ってる道路は
皆無なので、左のように8kmの距離を迂回する必要がありました。
且つ途中から結構な狭路になり、落石や木の枝が散らかってるので、
短距離ながらもカナリ疲れましたわ。…てか落石は分かるんですが、
長さ10cm程度の中くらいの枝が折れて転がってるのは何故なのか?
そんな感じで到着です。…見事に何もナイ駅前でした。「車でも何とか
来れる」と言う点を除けば四国の坪尻に匹敵する「何もなさ」でしょう。
駅前に唯一あったのが、右上のような朽ちかけた看板だけです。
…確かにココから坂道を下れば天竜川の川底に行き着くようですね。
ちなみに駅から徒歩で20分ほど登れば集落があるのと、集落までの
途中に予約営業のレストランがあるそうな。Wikipediaによると乗降客
は年間で200人以下で、殆どが上記のレストランの利用客のようです。
こちらも交換設備のない駅で(それほど多く要らんのでしょう)、ホーム
上に千代駅と似たような感じの待合室(扉なし)がありました。
…コレまたWikipediaによると、駅名票の「金」の字に触ると金運が増す
らしいです。忘れてたけど。
飯田線もすっかり車両が新しくなり、最古でも213系、メインは313系の
3000番台でしょう。…同車は関西本線の東海区間用にと私も模型で
持ってたりしますが。
駅ノートはバックナンバーを含めて6冊、人気の秘境駅なだけに絵師
さんの作品も多いようです。
またソレとは別に芳名帳のような住所と氏名だけを記帳するノートも
ありました。…個人情報について喧しい昨今に、どの程度の利用者が
居るのか不明ですが、同名の「金野さん」と言う名前が目立ちます。
…そして駅ノートの方に横見のサインを発見。相変わらずどぅ図案化
すればこのサインになるのか謎ですが、TV番組の撮影で来たのか。
自費で来いよ。
しかしまぁ、上の画像を見て分かる通り全く陽が射さない環境なので
矢鱈と寒いです。せめて待合室に壁や扉があればイイのですが。
…と言う思いを絵にしました。
オレンジ色の入れ物は道路脇などでもよく見る物ですが、凍結防止剤
の塩化カルシウムが入ってました(鍵は掛かってません)。
背後の大きな柱とプレハブは、携帯電話の基地局だと思われます。
ホントにもぅ、次回は絶対夏場に来る事にしよう。
そんな感じで初日は思わず2駅回れました。暗くなると山道が凍結で
ヤバそうなので、早めに飯田市のホテルへ入る事にしましょう。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
飯田線の同区間は、そもそもは三信鉄道と言う私鉄が昭和の戦前に
開通させたワケですが、天竜川の水力発電所が使えた事から、最初
から電化した鉄道として建設されました。
…ソレで列車の加減速も容易だったのかも知れません。駅は「一つの
集落に1箇所」ぐらいの密度で並んでるので、現在でも矢鱈と駅の数
が多く駅間距離も短かい特異なローカル線です。
だから先程の千代駅から隣の金野駅までは、鉄道の営業キロにして
1.2kmと言う近さです。しかし線路に近いルートで通ってる道路は
皆無なので、左のように8kmの距離を迂回する必要がありました。
且つ途中から結構な狭路になり、落石や木の枝が散らかってるので、
短距離ながらもカナリ疲れましたわ。…てか落石は分かるんですが、
長さ10cm程度の中くらいの枝が折れて転がってるのは何故なのか?
そんな感じで到着です。…見事に何もナイ駅前でした。「車でも何とか
来れる」と言う点を除けば四国の坪尻に匹敵する「何もなさ」でしょう。
駅前に唯一あったのが、右上のような朽ちかけた看板だけです。
…確かにココから坂道を下れば天竜川の川底に行き着くようですね。
ちなみに駅から徒歩で20分ほど登れば集落があるのと、集落までの
途中に予約営業のレストランがあるそうな。Wikipediaによると乗降客
は年間で200人以下で、殆どが上記のレストランの利用客のようです。
こちらも交換設備のない駅で(それほど多く要らんのでしょう)、ホーム
上に千代駅と似たような感じの待合室(扉なし)がありました。
…コレまたWikipediaによると、駅名票の「金」の字に触ると金運が増す
らしいです。忘れてたけど。
飯田線もすっかり車両が新しくなり、最古でも213系、メインは313系の
3000番台でしょう。…同車は関西本線の東海区間用にと私も模型で
持ってたりしますが。
駅ノートはバックナンバーを含めて6冊、人気の秘境駅なだけに絵師
さんの作品も多いようです。
またソレとは別に芳名帳のような住所と氏名だけを記帳するノートも
ありました。…個人情報について喧しい昨今に、どの程度の利用者が
居るのか不明ですが、同名の「金野さん」と言う名前が目立ちます。
…そして駅ノートの方に横見のサインを発見。相変わらずどぅ図案化
すればこのサインになるのか謎ですが、TV番組の撮影で来たのか。
自費で来いよ。
しかしまぁ、上の画像を見て分かる通り全く陽が射さない環境なので
矢鱈と寒いです。せめて待合室に壁や扉があればイイのですが。
…と言う思いを絵にしました。
オレンジ色の入れ物は道路脇などでもよく見る物ですが、凍結防止剤
の塩化カルシウムが入ってました(鍵は掛かってません)。
背後の大きな柱とプレハブは、携帯電話の基地局だと思われます。
ホントにもぅ、次回は絶対夏場に来る事にしよう。
そんな感じで初日は思わず2駅回れました。暗くなると山道が凍結で
ヤバそうなので、早めに飯田市のホテルへ入る事にしましょう。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.678 駅ノートの記録