実家移住計画 ①
2021/04/21(Wed)
さて新たな報告です。今月の初めに少し触れましたが、私の母親が
老人介護施設に入る事になって、実家が実質的に空き家になりました。
…行く行くは私が住むもうと考えてるんですが「親が2人とも死んだら」
と思ってたのを前倒しして、そろそろ住みやすいように整備して行く事に
したんです。まずはどんな家なのか?から御紹介して行きましょう。
俗に「大坂の食い倒れ、京の着倒れ」と言う言葉がありますが、食道楽
や着道楽の代わりに大和では「建て倒れ」と言って、家の建築にカネを
掛けて見栄を張る文化があります。あまり知られてナイと思いますが。
ウチの実家もソレに則って奈良盆地中部の田舎町に、都市部の人から
見ると豪邸の部類に入るであろう家があるんですよ。しかしコノ程度の
家はウチの近所では古くから住んでる住民なら標準的な大きさです。
そもそもが両親と私と配偶者、そして子供が2人ぐらいが住める大きさ
を想定してあり、ソノ通りになってた時期もあるんですが、子供が幼児
のうちに妻共々出て行き、父が死に母が施設に入り(そのうち死ぬ)…。
いつも「鉄道絡みでコレと似たような物件」として山口県の下関駅を
思い浮かべるんですよ。かつては昼夜を問わず長距離列車が行き交う
鉄道の要衝だったのが、規模はそのまま単なる乗換駅になってますね。
そしてGoogleの航空写真で見ると右のような感じ。最も近い家や会社
まで各方向とも200m以上離れた一軒家なのですよ。
だからドレだけ大声で騒いでも近所迷惑にはならず、火事が隣から
燃え移ってくる心配もありません。…その代わり強い風を遮る物が
皆無なので、台風の直撃には弱いと言う欠点もあります。
ぁ、必要ナイけど警察が張り込みにくいと言う利点も挙げられますか。
玄関を入ってすぐ、応接間として使える8畳の洋室がありまして、
一貫してその用途だったのは事実です。
しかし両親とも片付けの出来ない人だったのと、子供が飽きた玩具
や絵本を放置したまま出て行きましたので、最近は左のような感じで
散らかったまま、出入りの業者さんなどの対応していました。
…私はこの状況がカッコ悪くて嫌だったのと、絨毯のデザインも派手
すぎて気に入りません(高価な物らしいけど)。
まずはココから片付けて、全くの空き部屋に戻してみました。
はい、ココにNゲージの大き目のジオラマを作って鉄道部屋にします。
ついでに照明を蛍光灯色のLED電球に変えたのは、写真を撮った時
に色の補正の手間を省けるように。…そこまで考えてあるのですよ。
洋室のカーテンは重厚な物が付いてましたが、日焼けして汚いので
取り換えます。…家具の量販店で安い物を買いました。こう言う物は
安いのを時々取り替える方が清潔で良さそうだし。
カーペットは、テーブル(会議用の折り畳み式みたいなのを想定)や
椅子を置くので必要でしょうが、ブロック式の物を仕入れて使います。
…1枚物で床全体に敷き詰めると特注品になる。ソコは節約します。
また今回は家全体を大掃除するので、道具も色々買いました。
スチームクリーナーは以前からありますが、高圧洗浄機や電動ドリル、
電動ノコギリなど、Amazonで安い物を仕入れて作業あります。
で続いて母屋の和室ですね。田舎の日本家屋と言うのは和室を縦横
2室ずつ…「田」の字のように配置するのが基本の構造です。
ウチの実家の場合はココに仏間、テレビのある居間、父の居室など
に使っていました。…尤も居間は最終的に母の居室になってしまい、
最も散らかってる部屋です。
まずは4年前に他界した父の居室(左)から行ってみましょう。
父は婿養子なので、結婚時に持ってきたと思われる古い箪笥が3竿
あります。まずコレを撤去するんですが謎のウイルスで騒いでる昨今、
誰かに手伝って貰って外へ出すのは難しい。1人でやらないとイカン。
どうせ捨てるから、先述の電動ノコギリで分解して部品の状態で外へ
出します。コレは後日、産廃業者さんに回収を頼みましょう。
…ソレにしても箪笥の中や押し入れにカナリの不用品がありました。
父は中学校の教師をしてた時期が一番長かったんですが、基本的に
ズボラな性格で物を整理すると言う事が出来ない人でした。
現役時代の生徒の成績表とか、そのまま大量に出て来るんですよ。
右は定年退職した時(最後は小学校の校長だった)に貰った記念品
のようですが、リボンを掛けてある状態で開封されず埃だらけで
発掘されるとか、私にはどぅも真似出来ません。
…何か金目の物なら貰っとこうと開封してみたらビデオテープでした。
在任最後の年の卒業式を撮った物のようです。激しく要らねぇ。
教科書類など「紙」として再利用出来そうな物は、リサイクル業者さん
の回収場へ持って行きます。アルバムや成績表など個人情報っぽい
物は、不本意ながら裏の畑で燃やしました。
最近は田舎でも、野焼きや焚火が勝手に出来ない状況になってます。
また個人情報っても40年前の中学生の成績に何の役に立つのかは
謎ですが、一刻も早く目の前から消したくて。
…ぁ、ルイヴィトン発見!
実はコレだけは以前から存在を知っており、母が元気な時に拭き掃除
を済ませてあるので、すぐに売れそうな状況です。
カナリ時間を食いましたが、何とか片付きましたね。畳の色が違う部分
は箪笥などで隠れてた箇所です。
…まぁ和室に関しては、畳と襖は全て張り替える予定にしていますが。
休みの日に奈良市から通いながら作業をしてるので、全部を済ませる
にはカナリの日数が掛かりそうです。日々の駅ノートの報告や「乗り鉄
タイムトラベル」の合間に少しずつ紹介して参りますね。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
老人介護施設に入る事になって、実家が実質的に空き家になりました。
…行く行くは私が住むもうと考えてるんですが「親が2人とも死んだら」
と思ってたのを前倒しして、そろそろ住みやすいように整備して行く事に
したんです。まずはどんな家なのか?から御紹介して行きましょう。
俗に「大坂の食い倒れ、京の着倒れ」と言う言葉がありますが、食道楽
や着道楽の代わりに大和では「建て倒れ」と言って、家の建築にカネを
掛けて見栄を張る文化があります。あまり知られてナイと思いますが。
ウチの実家もソレに則って奈良盆地中部の田舎町に、都市部の人から
見ると豪邸の部類に入るであろう家があるんですよ。しかしコノ程度の
家はウチの近所では古くから住んでる住民なら標準的な大きさです。
そもそもが両親と私と配偶者、そして子供が2人ぐらいが住める大きさ
を想定してあり、ソノ通りになってた時期もあるんですが、子供が幼児
のうちに妻共々出て行き、父が死に母が施設に入り(そのうち死ぬ)…。
いつも「鉄道絡みでコレと似たような物件」として山口県の下関駅を
思い浮かべるんですよ。かつては昼夜を問わず長距離列車が行き交う
鉄道の要衝だったのが、規模はそのまま単なる乗換駅になってますね。
そしてGoogleの航空写真で見ると右のような感じ。最も近い家や会社
まで各方向とも200m以上離れた一軒家なのですよ。
だからドレだけ大声で騒いでも近所迷惑にはならず、火事が隣から
燃え移ってくる心配もありません。…その代わり強い風を遮る物が
皆無なので、台風の直撃には弱いと言う欠点もあります。
ぁ、必要ナイけど警察が張り込みにくいと言う利点も挙げられますか。
玄関を入ってすぐ、応接間として使える8畳の洋室がありまして、
一貫してその用途だったのは事実です。
しかし両親とも片付けの出来ない人だったのと、子供が飽きた玩具
や絵本を放置したまま出て行きましたので、最近は左のような感じで
散らかったまま、出入りの業者さんなどの対応していました。
…私はこの状況がカッコ悪くて嫌だったのと、絨毯のデザインも派手
すぎて気に入りません(高価な物らしいけど)。
まずはココから片付けて、全くの空き部屋に戻してみました。
はい、ココにNゲージの大き目のジオラマを作って鉄道部屋にします。
ついでに照明を蛍光灯色のLED電球に変えたのは、写真を撮った時
に色の補正の手間を省けるように。…そこまで考えてあるのですよ。
洋室のカーテンは重厚な物が付いてましたが、日焼けして汚いので
取り換えます。…家具の量販店で安い物を買いました。こう言う物は
安いのを時々取り替える方が清潔で良さそうだし。
カーペットは、テーブル(会議用の折り畳み式みたいなのを想定)や
椅子を置くので必要でしょうが、ブロック式の物を仕入れて使います。
…1枚物で床全体に敷き詰めると特注品になる。ソコは節約します。
また今回は家全体を大掃除するので、道具も色々買いました。
スチームクリーナーは以前からありますが、高圧洗浄機や電動ドリル、
電動ノコギリなど、Amazonで安い物を仕入れて作業あります。
で続いて母屋の和室ですね。田舎の日本家屋と言うのは和室を縦横
2室ずつ…「田」の字のように配置するのが基本の構造です。
ウチの実家の場合はココに仏間、テレビのある居間、父の居室など
に使っていました。…尤も居間は最終的に母の居室になってしまい、
最も散らかってる部屋です。
まずは4年前に他界した父の居室(左)から行ってみましょう。
父は婿養子なので、結婚時に持ってきたと思われる古い箪笥が3竿
あります。まずコレを撤去するんですが謎のウイルスで騒いでる昨今、
誰かに手伝って貰って外へ出すのは難しい。1人でやらないとイカン。
どうせ捨てるから、先述の電動ノコギリで分解して部品の状態で外へ
出します。コレは後日、産廃業者さんに回収を頼みましょう。
…ソレにしても箪笥の中や押し入れにカナリの不用品がありました。
父は中学校の教師をしてた時期が一番長かったんですが、基本的に
ズボラな性格で物を整理すると言う事が出来ない人でした。
現役時代の生徒の成績表とか、そのまま大量に出て来るんですよ。
右は定年退職した時(最後は小学校の校長だった)に貰った記念品
のようですが、リボンを掛けてある状態で開封されず埃だらけで
発掘されるとか、私にはどぅも真似出来ません。
…何か金目の物なら貰っとこうと開封してみたらビデオテープでした。
在任最後の年の卒業式を撮った物のようです。激しく要らねぇ。
教科書類など「紙」として再利用出来そうな物は、リサイクル業者さん
の回収場へ持って行きます。アルバムや成績表など個人情報っぽい
物は、不本意ながら裏の畑で燃やしました。
最近は田舎でも、野焼きや焚火が勝手に出来ない状況になってます。
また個人情報っても40年前の中学生の成績に何の役に立つのかは
謎ですが、一刻も早く目の前から消したくて。
…ぁ、ルイヴィトン発見!
実はコレだけは以前から存在を知っており、母が元気な時に拭き掃除
を済ませてあるので、すぐに売れそうな状況です。
カナリ時間を食いましたが、何とか片付きましたね。畳の色が違う部分
は箪笥などで隠れてた箇所です。
…まぁ和室に関しては、畳と襖は全て張り替える予定にしていますが。
休みの日に奈良市から通いながら作業をしてるので、全部を済ませる
にはカナリの日数が掛かりそうです。日々の駅ノートの報告や「乗り鉄
タイムトラベル」の合間に少しずつ紹介して参りますね。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.752 リアル日常雑記