新・駅長日誌Ⅱ

…さて新たな報告です。最近は実家の掃除やソノ周辺の買い物など
に休日の約半分を使ってるワケですが、たまには駅ノートを描く旅に
出てみましょう。

…間が空きすぎると絵の描き方を忘れてしまうのですよ。
暖かい季節になってきましたから、そろそろ緯度の高い地域も大丈夫
かな？と言う事で、３泊４日で長野県内の新規の駅を回ります。



予定としては概ね小諸周辺なのですが、長距離なので鉄道利用です。
…しかしココら辺の場合、東京経由で行くのがイイのか北陸回りの方
が近いのか？少し迷って北陸経由で行く事にしましたクラ駅長です。

東京経由だと２系統の新幹線を乗り継ぐ事になるのでサンダーバード
＋北陸新幹線の方が少し安いのですよ。

そんな感じで京都駅からスタート。小諸周辺のノート設置駅を回る
前に、山を越えた群馬県の横川へ行って「碓氷峠鉄道文化むら」を
見る事にしました。…何だカンだと行ったことありませんので。

普通乗車券が車内補充券なのは、軽井沢で降りるか高崎まで行って
しまうか迷った結果、途中で方針を変えたからです。…碓氷峠を連絡
するバスの本数は意外と少ないのよね。



金沢でコレまた定番化した「はくたか560号」に乗り換え、高崎で下車。
…考えたら関東圏まで来るのは久し振りです。この御時世の東京（駅）
を避けると言う意味でも、こっちの方が正解かも知れません。

同列車は軽井沢に停まらないから長野で後続の「あさま616号」に
乗り換える予定だったのを変更したので、指定券が無駄に複雑です。



高崎で一旦降りて、信越本線に乗り換えました。…横川まで30分弱
ですか。碓氷峠が分断されてしまったのに「信越」と言う路線呼称
なのは少し違和感がありますが、まぁ仕方ナイのでしょう。



…しかしまぁ最近の高崎駅と言うのは、北関東圏でＳＬの復活運転を
する時の本拠地になってしまったので、矢鱈と「レトロ風＋動輪マーク」
な表記が目に付きます。京都や新山口はココまで露骨じゃないぞ。

お昼を過ぎてますので、駅弁を昼食にする事にして「上州舞茸弁当」
を買いました。…ピカチュウ親方のお勧めの品でしたね。ロングシート
では些か不自由ですが、何とか車内で頂いてしまいましょう。



そして信越本線の普通列車に乗ったら「明らかな撮り鉄」が多く居る
事に気が付きました。高確率で脚立を持っています。

…そう言えば今日は日曜日か。何かコイツらが喜びそうな被写体
でも通るのか？と思って時刻表を見直すと「ＳＬぐんまよこかわ号」
が載ってました。やっぱりね。しかも現時点で横川に居るのか。

昔ほどではナイけど、やはり撮り鉄と言うのは独特の雰囲気ですぐ
分かります。…総じて爽やかさとは縁遠い感じであり、対人恐怖症
が基本だからコロナ禍の前からマスクは必須なイメージです。

所で今回は、明日以降の小諸周辺のノート設置駅をレンタサイクル
で回る事を想定しており、絵の道具をリュックサックに詰めて来たん
ですよ。…そして折り畳み椅子！

傍から見てると私の荷物も撮り鉄と見分けが付かない状況じゃない？
…思い付きで無駄な事をしたもんだと後悔しつつ、横川へ向かいます。

※→次回に続く

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