碓氷峠鉄道文化むら ①
2021/04/28(Wed)
そんな感じで京都から北陸回りで群馬県
の高崎を経て、信越本線の横川に到着
しておりますクラ駅長です。
同じ列車に乗っていた撮り鉄どもは、途中
で殆どが降りてしまいました。…車窓から
見てると確かに沿線には大量のカメラと
三脚と脚立が湧いてます。
…コレだけの大人数が居る&近年はネット
の普及で他人が撮った画像が幾らでも
見れる状況で、更に人と同じ構図で撮ろう
とする意味が私には分かりませんが。
当然の事に駅にも多くの人出がありました。折角なので私も簡単に
のみ撮っておきましょう。てかヒネリようがありませんわ。
同列車は午前中に「SLぐんまよこかわ号」として高崎を出発し、午後
に「ELぐんまよこかわ号」として帰ります。…最近はこのパータンが
増えましたね。横川に転車台がナイからこんな方法になるんでしょう。
だから高崎方に電気機関車のEF64型が連結されており、発車待ち
の状況です。客車はJR東日本の高崎支社が残してる旧型客車。
…初めて見たかも知れませんが、出場直後みたいにキレイでした。
そして横川方に居るのが動態保存機関車のD51498号です。
こちらもキレイに磨かれてますが(もぅ少し汚い方がリアル)、1988年
に車籍が復活して以来、各地のイベントで大人気の機関車ですね。
…ゆっくり走って片道で約1時間か。乗るとなると短かいでしょう。
詳しく知りませんが切符も即日完売なイメージです。
やはり私は指定券が気軽に買える大井川鉄道とかの方がイイや。
…思いがけず珍しい物を撮る事が出来ましたが、今回の主目的は
ココの「碓氷峠鉄道文化むら」ですので、SLは程々にしておきます。
周知の通り同施設は、1997年に廃止された信越本線の横川運転区
の跡地にソノ2年後に作られた鉄道保存施設です。
関西から遠いのと、木村鉄道絡みのイベント列車「なごみ」の抽選に
落ちたりした事で実は初めて来たんですよ。
当日は春休み中の日曜日と言う混みそうな条件でしたが、午後2時
だと東京から来た観光客はそろそろ帰る時間でしょ。元々の天気予報
は雨でしたが、何とか持ちそうですね。
カナリ広い敷地です。展示車両の入れ替えなどを想定してあるのか
横川駅からバスロータリーを突っ切って線路が繋がってますね。
記念碑にある「刻苦七十年」と言うのは、横川~軽井沢の急勾配区間
がアプト式鉄道で開業した1893年から、EF63型電気機関車を用いた
粘着式に切り替えられた1963年までの70年間の事だそうな。
…同区間に関して私はアプト式は勿論の事、EF63時代も乗車経験
が実はナイのですよ。いい機会なので改めてココで、碓氷峠の鉄道
の歴史を学ぶ事にしましょう。
と言う事で、館内の施設や保存車両を順に見て行く事にします。
※→次回に続く
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No.759 鉄道保存施設を探る