新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 松代…空振り

2021/10/01(Fri)

…さて長野県北部駅ノートですが、信濃川田を描き終えた後は間近
に並んる松代に行ったんですよ。こちらも長野電鉄屋代線廃線跡
ある廃駅です。

しかし現場駅跡がどぅも描ける状況じゃなかったので、翌日に回す
事にして早目にホテルに向かう事にしましたクラ駅長です。
…詳しくは後述しますが、表題からして空振りな事もバレてますね。

20211001a.JPG 20211001b.JPG

今回は真っ当ホテル泊です。長野ルートイン長野市中心街
から直線距離で1kmほど離れた住宅地にあるんですが、第2だの別館
だのと小さめのが近距離に点在しています。

同じ町同系列のホテル複数あってややこしい例は他にもあります
が、ココは比較的近いからマシですね。…秋田県の大館市2軒の
ルートイン2km近く離れてて大変でしたが。

20211001c.JPGそんな感じで松代駅です。
現在は長野市に含まれますが、
元は松代町と言う自治体で、古く
からの城下町だった所ですね。

こちらは「まつしろ」と読みますが、
先日のまつだい駅の時にも書いた
ように私は「まつだい」「まつしろ」
混同しており、実際はココにある
地震観測所戦時中の地下壕
新潟県にあるもんだと思ってました。

20211001d.JPG
先に立ち寄った信濃川田駅と同じく、古い
木造駅舎バスの待合所として使われて
るんですが、扉を開けて中に入ると、女子
中学生が数人、ガチで昼寝してるんです。

ベンチに寝転んでるのも居ればホームの
コンクリート直に寝てるのも居て、もはや
駅猫状態、ぃゃソレ以下の行儀の悪さです。

しかしココでいつものようにカメラを出して
色々と撮ればこちら不審者のような扱い
を受けるんじゃナイだろうか?コレは予想外
に困った状況になりましたね。

ついでに言えばオーソドックスな状態と思われる角度駅舎の外観
を撮ろうとすると、午後見事な逆光になるようなのです。

…仕方ナイから当日調査を諦めて早めにホテルへ入り、翌日の
午前中に改めて来たと言うワケなんですよ。午前中ならコツイら
学校で授業を受けてるでしょうし。

20211001e.JPG 20211001f.JPG

町の中心駅だっただけに、天井を高く取った立派な駅舎の駅でした。
随所に鉄道時代の面影が残っています。

建築は同線の開通と同じ大正11年で、現役当時は2面3線貨物用
の側線を有する大きな駅だったようです。

20211001g.JPG 20211001h.JPG

江戸時代以前は真田氏が治める城下町であり、戦時中には山の下
地下壕を掘った松代大本営などが造られた町です。なので町の
随所に史跡が残っており、小規模な観光都市でもありますね。

駅跡駅舎とソレに最も近いホームだけが残されており、残りの土地
駐車場になっていました。…ロープで区画が切ってあるものの、
特に何の説明書きもなく「勝手に駐めるな」とも書かれてません

駅前に路上駐車するよりイイだろうと思い、こっちへ移動しました。

20211001i.JPG 20211001j.JPG

そして駅ノートなんですが、以前はココを管理するNPO法人が設置
した物があったようなのですが、見当たりませんね。

代わりにあるのが「マップ」と言う題の大学ノートなんですが、どうも
コレは個人の持ち物らしく、本人にしか分からないような人物相関図
みたいな物が何ページにも渡って書いてありました。

折角なので観光案内の小冊子にある電話番号に問い合わせてみた
所、やはり荒れがヒドいので現在は回収して休止中だとの事でした。

…一般的に中高生が多い環境ではイタズラ書きが多くなるものだし、
女子中学生地べたに転がって昼寝してるような町だから仕方ナイ
のかも知れません。

最近はソレほど枚数を稼ぐ必要もなく描けてますが、やはり昨日見た
状況絵にしてみたくなったので、久し振りに番外編として扱います。

ベンチで寝てるヤツは角度によってはスカートの中が覗けますな。
どうせジャージとか穿いてるでしょうが。

ともあれ午前中だったので邪魔される事なく描けました。
…とは言っても番外編なので絵そのもの持ち帰ってますが。

では折角なので今回は、一度行ってみたかった松代の象山地下壕
見学して帰る事にしましょう。

→次回に続く



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No.915 駅ノートの記録