新・駅長日誌Ⅱ

さて新たな報告です。
10月下旬の事ですが、久し振りに駅ノート以外のネタをと考えて、
えちごトキめき鉄道へ行ってきましたクラ駅長です。

…この辺で回数を稼いでおかないと後がツラいのですよ。

同社で運転されている２本の観光列車、国鉄急行（通称）と雪月花
を１泊２日でハシゴして乗るんですよ。宿泊地は同社の要衝、２本の
路線が接続する直江津に決めました。

例によって現地へ行く所から始めるんすが、何だカンだとサンダー
バード～北陸新幹線のルートはココ最近、遠方へ行く場合の定番
ネタと化しており、新鮮味に欠けます。

…今回は視点を変えて、敢えて普段は撮らないネタを中心に紹介
出来るように意識してみました。



まず奈良から近鉄特急で京都へ出るんですが、土日ダイヤでは
朝からいきなり間引き運転になってるようで、奈良を発着する
列車が少ないんですよ。

…その場合は適当な列車で大和西大寺まで出る事にしています。
橿原神宮前から来る特急はドノ時間帯も比較的残ってますので。

巨大な橋上駅舎にも段々と慣れてきましたが、この複雑な配線は
一向に変わりませんね。

てかピントを失敗したので拡大出来ないようにしてやりました。
端の架線柱に来てますね。深さはソレほど変わらんと思うんですが。

最近正式に決まった西大寺～奈良の地下化工事は着工が20年後
で完成は40年後だそうな。…生きてるうちに見れるでしょうか？



京都に着く直前に見えるのが、教王護国寺（東寺）の五重塔です。
高さが55ｍで、仏塔としては日本で最も高い物ですが、現在ある
塔は江戸時代初期に再建された物だそうな。

…ふーん、意外と新しいのね。奈良に住んでるとソノ辺の感覚が
狂うんですよ。京都ってのは応仁の乱で一度町全体が焼け野原
になったので、それより古い建物は殆ど残ってません。

そんな感じで京都駅です。私が子供の頃は自由通路と言う物が
存在せず、烏丸（北）口でも近鉄の切符を売ってたし、降りた場合
は近鉄の切符を持ったまま国鉄の構内を通るシステムでした。



近鉄を降りてＪＲの中央改札から入り、北陸本線の乗り場へ行く
動線の途中には駅弁屋が２軒あります。

謎のウイルスも落ち着いてきたのか通常の営業に戻ってました。
…今回は北陸メインになるのでココは我慢しておきましょう。



前回に北越急行の駅ノートを描きに行った時は遅めの出発でしたが
今回は定番の「サンダーバード５号」～「つるぎ706号」の行路です。

一応は秋の観光シーズンと言う事か最大の12両編成で、大阪方の
増結車には681系が混ざってました。この日は事故もなくダイヤ通り
に走ってるようです。

…ココが遅れても北陸新幹線は、富山までなら次の「はくたか」でも
間に合うんですがね。



何度か書いた話ですが、私は「サンダーバード」はコンセント目当て
に必ず車室の最後尾を選んで買うんです。今回は急に決めたので
空きが少なく、何とか通路側のＢ席で最後尾を取った筈なんですが。

いざ乗ってみると更に後ろに２列ある？改めて「e5489」を確認しても
申し込んだ時のままの図面が出てきました。

…恐らく運用が変わって座席数の多い車両になったんでしょう。
図面ではある筈の車椅子スペースもナイし。

どうせ発売しないなら変わってもイイかな？と言う事で、車掌さんに
申して出て最後尾に座る事にしました。…このケースは初めてだわ。

…てか売れてる筈のＡ席にも終点まで誰も来なかったんですが？
色々よく分からないうちに金沢に到着。北陸新幹線に乗り換えます。

※→次回に続く

---

※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。