新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

坪尻への旅2019 ③

2019/08/14(Wed)

えちぜん鉄道6000系と言う車両は、愛知環状鉄道中古車でして、
車内がセミクロスシートなんですが、背もたれが一般的な物より低く
ソノ代わりに自動車の座席のようなヘッドレストが付いています。

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クッションが利いてて疲れた時寝やすいのは便利なのですが、
間に隙間があるため、前にリア充カップルが座ると、イチャイチャ
が見えて腹が立つ事があるんですな。

こんな所に気が付くのは私だけかも知れませんが実際に見てしまった
から仕方ありませんクラ駅長です。…若いってイイね

さて四国ですが、阿波池田で乗り換えた普通列車坪尻駅に到着して
おります。…しかし周知の如く、すぐには降りれないワケでして…

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り列車はまず、池田方の分岐器をに取って、引上線に入ります。

ココで進行方向が変わるワケですが、運転士さん反対側の運転席
へ移動するようでした。

全国に幾つかあるスイッチバック駅を見てきた所、そのままの位置
バック運転するケースが多いようなんですが、位置を変る方が安全性
は確実でしょう。…編成が長い大変かも知れませんが。

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私も目線を反対側に移動します。…左の場内信号機黄色を示すと、
列車は徐行速度本線を渡って、坪尻駅ホームに進入しました。

…ココでも本線と比べて段差があるのが確認出来ると思います。
この区間は勾配の途中にあるので、スイッチバックにしないと駅が
作れなかったワケですね。

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そんな行程を経て、ようやくホームに着きドアが開きました
古いホーム現在の車両とでは段差が大きいのですが、ホームが
嵩上げされてるのは乗降口の部分だけです。

運転士さん発車準備のため、再び池田方向の運転席移動
列車の進行方向が変わると何かがリセットされるのか「ワンマン」
の表示が回転して一度白くなるんですよ。

何故かコレを見たら「ああ、坪尻に降りたな」と言う実感が湧くような、
変な嗜好になってしまいました。

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しかしまだ発車しません上りの特急通過するのを待つようです。

片方通過列車の場合は問題ナイのですが、には列車1本
しか
入れないので、普通列車同士が行違う場合は、どちらかが通過
せざる
を得ないワケで、コレが停車列車が少ない要因でもあります。

と言う事で10分少しして私が乗ってきた列車は出て行きました。

次の下りが来るまで2時間半程度あります。普段なら退屈して困る
所ですが、駅ノートを描くには丁度いい時間間隔ですね。

→次回に続く



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No.136 乗り鉄日誌>JR四国

坪尻への旅2019 ②

2019/08/11(Sun)

昨日は恒例の播磨下里お絵描き教室でした。

20190811i.JPG …8月中の2回は、仕事のシフト
都合で車を取りに実家へ戻りにくい
のと、18きっぷシーズンに当たるので
鉄道利用で参加します。

暑くて矢鱈と汗をかくもんで、人が
少ない
のをイイ事に何度かシャツを
脱いで日なたで乾かしつつ過ごして
おりました。…洗濯出来ませんが、
体感的に湿ってなければ
何とか耐え
られました
クラ駅長です。

20190811j.JPG大海駅長コミケに備えて昨日の夜
から東京へ向かってます。
その分いつもより早めに終わったので、
塚本駅近くの鉄道模型屋さん寄り道
する事にしたんですよ。

しかし昨日は大阪最大級淀川花火
大会
と重なっており、会場に近い同駅
順法闘争なみの大混雑!

駅から出るのに一苦労でしたね。

さて四国ですが、多度津阿波池田行きの普通列車に乗り換えます。

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JR移管後に製造された1000形気動車ですが、当時は味気ない車両
だと思ったものの、20年以上経つと段々とイイ感じ煤けてきました

ホームにあった自販機「四国まんなか千年ものがたり」仕様です。
そう言えばココが始発駅でしたね(何故高松じゃないのか?)。

…何れ乗りに行きたいと思っておりますが、列車名長すぎるのが
気になります。ブログに書いた時にタイトル1行で収まるのか?

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土讃線琴平を過ぎると山越えに入ります。平日のお昼前なので、
元々ノンビリしてた車内も更にノンビリ。…俗に言う「C寝台」寝てる
ヤツ
が居ますが、靴を脱いでるだけマシだわ。

坪尻へ場合、駅を見るだけなら車で行ってまた国道沿いの潰れた
喫茶店
にでも駐めればイイんですが、今回は絵の道具があるので、
鉄道でないと山道がツラいですね。

…先に言うと大歩危駅道路は通じてますが、違う意味で車が置け
ません。詳しくは当該記事で述べる事にしましょう。

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1つ手前の讃岐財田駅。…「讃岐」だからココまでが香川県なワケ
ですが、アンパンマン列車特急「南風」に抜かれました。

ココでも左側通行の原則無視して、線形のいい方通過列車
使うようです。

そしてトンネルを幾つか抜けて徳島県に入ると、いよいよ坪尻駅です。
列車で来るのは久し振りなので、下り列車到着の手順を確認して
おきましょう。

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まず駅舎とホーム右手に見ながら勾配を下ります。…この時点では
まだ本線上を走ってますね。

そして池田方の分岐器を左に取って引上線に入る。元々は停車する
列車優先になるクロスポイントだった物が、近年になって通過列車
優先の線形に変わったそうな。…最近はこのパターンが多いのかな?

…と些か中途半端な位置ではありますが、ココでお絵描き教室の報告
を2回ほど挟んでから続ける事にしましょう。

→次回に続く



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No.133 乗り鉄日誌>JR四国

坪尻への旅2019 ①

2019/08/10(Sat)

さて新たな報告です。
…色々あって延び延びになってますが、6月社員旅行前の週
四国土讃線方面の駅ノートを描きに行ってきましたクラ駅長です。

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今回の行程は坪尻大歩危一泊の予定ですが、何れも車では
行きにくい所であり、荷物ソレほど多くないので鉄道利用です。
京都から新幹線岡山経由となりました。

紀勢本線冷水浦へ行った時から、折り畳み椅子風呂敷に包んで
ます。今回は新幹線在来線特急も、ソレほどの乗車時間ならない
ので自由席にしております。

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今回は「また岡山か」に相当するのかですが、乗り換えがココだから
仕方ありません。…瀬戸大橋線を経由して、多度津までが特急利用
なので松山行きの「しおかぜ」に乗ります。

津山線のホームから「ノスタルジー」のキハ47が出て行く所でした。

国鉄時代を知る者としては、キハ40系にこのツートンカラー
やはり不自然です。いすみ鉄道キハ20もどきのように、最初から
ソレらしい車両を新製するのは無理なんでしょうか?

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6月下旬の事なので、沿線の田んぼもすっかり田植え終わってます
イイお天気の中、久し振り瀬戸大橋を渡りました。

子供の頃に見た整備新幹線計画の地図では、確か淡路島を通る
ルートも書き込まれていた筈であり、実際に大鳴門橋などは鉄道を
通せる設計
になってるそうですが、ホントに実現しますのか?
 
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コレまた久し振り多度津で下車。…確か佐柳島の猫ヨシヨシ以来
かな?ココで阿波池田行きの普通列車を待ちます。

四国島内電化区間直流方式なので、貨物の機関車本州から
そのまま渡ってきます。…編成が少し短かいんですね。

模型鉄を始めた身としては、コンテナ貨物にも目が行くワケですが、
私有コンテナと言うのは結構な種類があるモノで、ドコまで集めれば
イイのか迷う所ですな(小さい割に高いやつは高い)。

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高松周辺電化区間普通列車は、121系リニューアルした7200系
が充当されています。

…何やら見慣れない台車が付いてますが、コレはCFRP(炭素繊維
強化
プラスチック)を使用したモノで、カナリ軽量化されるそうな。
開発した川崎重工のイメージカラーであるライムグリーンのアクセント
が、今時のスニーカーみたいでカッコいいですな。

…たまに鉄道で出掛けると、色々と変わって新たに覚えにゃならん事
増えてるもんですね。

→次回に続く



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No.132 乗り鉄日誌>JR四国