新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

卯之町 おまけネタ

2023/03/29(Wed)

…さて唐突に駅ノート存在が確認された予讃線卯之町ですが、
旅の2日目の午前中で予定通りに絵を描き終えましたので、続いて
駅とソノ周辺の色々を紹介していく事に致しますクラ駅長です。

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まず駐車場ですが、新しく整備された駅前広場に隣接して公営
物があり、一時利用でも使えるようになってました。

2時間を越える料金が発生するとの事で、管理は駅前にある
「ゆるりあん」と言う公共施設で行われてるようです(人海戦術
見回りに来て、お知らせの紙がワイパーに挟まれる)。

ココには郵便局土産物店、簡単な食堂なども入っており、昨今
駅の整備と同時に造られたと思われる新しい施設でした。

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実は今回、飛行機での移動になるので、絵の道具やホテルでしか
使わないようなパソコンなどは、事前宅配便で送ったんですよ。

…基本的には車移動が多いから「色んな状況に対応するため」と
言う事で普段は無駄に色々と持ち歩いてるワケで、必要最低限
にマトメると、右の物だけ絵は描けます

椅子嵩張るので今回は省略したんですが、ココはカウンター
設置されてたので、結果的になしでも大丈夫でした。

荷物を持っての乗り換えが多くなる鉄道利用の場合も、この方法
が有効だと思われ、今後この手を使う事があるかも知れません。

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駅舎内には、駅ノートの他にも落書き可能な黒板があり、地元の
子供さんなどが自由に使えるようになってました。

田舎では通学の高校生などが親に車で駅まで送迎して貰うケース
が多いので、待ち時間のヒマ潰しにも使われてる感じです。

…また最近よく見る、インスタグラムの画面を模した記念写真用の
フレームがココにもありますね。…コレってドコでも統一された仕様
のように見えるんですが、インスタグラムの事務局(みたいな所)に
言えば作って貰えたりするんでしょうか?

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先述のように同駅は、駅名に「卯」と言う字が入る全国唯一の駅
そうで、ウサギ年に因んでと言う事か「うさぎ絵馬」なる物が売られ
ています(隣の「ゆるりあん」で買えるらしい)。

…てか「うさぎ絵馬」って「デビルマンレディー」並みに矛盾した言葉
であり「絵うさぎ」でイイような気もします。

皆さん各々個性的な色付けをしてますが、どう見てもピカチュウ
しか見えないのが2匹ほど。ネズミ年もぅ終わったでしょうに。

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滞在中、特急「宇和海」が何本か通りました。…西日本201系並み
引退するする詐欺」2000系まだ走ってますね。

同区間は確かキハ185系普通列車仕様車があって、無駄に豪華
普通列車が走ってると聞いた事があるんですが、時間帯のせいで
見る事が出来なかったのが残念です。

では午後からはココを起点に宇和島方向へ、札所巡りの旅を再開
する事にしましょう。

→次回に続く



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No.1459 駅長が見た風景

美濃赤坂④ おまけネタ

2023/03/20(Mon)

土日ネタを挟み1件だけ孤立した状況になりましたが、美濃赤坂
駅ノート(3年振り4巡目)に関する「おまけネタ」を紹介して、今回
飛騨~美濃の旅の報告終える事に致しますクラ駅長です。

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まず絵のネタにした中山道の赤坂宿ですが、から数百m離れた
所を街道が通っていたようで、付近には古い町並みが残っている
地区があります。

付近を流れる杭瀬川と言う川から分岐した運河には、昔の船着場
が残っていました。…昔の街道によくあった常夜灯があり、近く
には江戸時代の宿場の様子を描いた浮世絵の看板もありました。

石灰は元々、漆喰の原料として付近の山から採掘されてた経緯
があり、近代に入ってセメントが使われるようになると、やはりソノ
原料として、船や鉄道大量輸送されるようになります。

石灰石を運ぶ貨物列車は、今でも赤坂支線に出入りしてますね。

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再現された船着場にも降りる事が出来ます。上の画角とは反対方向
を見ると、火見櫓もありました。

杭瀬川は下流で揖斐川に合流するので、最終的には桑名まで船で
運ぶ事が出来、ココから伊勢湾に出れば江戸方面への輸送も可能
だったと言う事で、最盛期には日に500隻の船が行き交ったそうな。

船着場隣接する建物は、大垣の石灰石に関する展示が為され
ている赤坂港会館と言う施設で、古い警察署をモデルにした物だ
そうです。…閑散期で工事中なのか、臨時休館となってましたが。

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そんな感じでに戻ってきました。久し振りに来たんですが、前回
まで見られなかった機関車が停まってますので、コレも記録して
おきましょう。西濃鉄道の車両ですな。

DD451と書かれたピンク色の機関車は、昨年に製造されて今年の
5月から使用が予定されてる新車なのだそうです。

…そして台車無くなったDE10型は、国鉄清算事業団から買った
物だそうですが、調べると運用が終了して解体中と出てきました。
同社にはDE10型もぅ1両あるから、部品取り用かも知れません。

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駅舎駅ノートを描いてると、大垣方向から貨物列車が到着した
ので見に行きました。ココで機関車を取り換え、この先は西濃鉄道
に入って行きます。

石灰石を運ぶ列車(下りは空荷なのか?)なので、専用のホッパ車
が何両も連なっています。

JR貨物EF210(桃太郎)が先頭から外れ、代わりに西濃鉄道
DD403号と言うディーゼル機関車が連結されます。…鉄道貨物
全盛期には各地で見られた光景でしょうが、今は少ないんだろうな。

貨物列車踏切を通って、奥の乙女坂駅へと向かいます。…石灰石
を積み下ろしする貨物駅にしては、無駄に可愛い駅名ですね。

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ココで使われてる貨車は主にホキ2000型と言う形式なのですが、
限定品としてNゲージ化もされてるそうです。…私は要りませんが。
貨物には私有車両が多いから、凝って集め出すキリが無さそう

そして2時間ほどが経過し、そろそろ帰ろうとしてたら先程のと同じ
(と思われる)編成機回しをして戻ってきました。ココでまた機関車
を変え名古屋港近くの製鉄所まで運ばれるそうな。

鉄道の貨物輸送衰退の一途だと言われてますが、このように現在
でも活躍している様子を見ると、まだまだ大丈夫な気もします。
ディーゼル機関車新車で造る必要すらあるんですから。

ではココで実家移住計画の報告を1件挟み、新たなネタに移る事に
しましょう。




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No.1450 駅長が見た風景

飛騨国府 おまけネタ

2023/03/15(Wed)

さて高山本線飛騨国府駅ノートですが、今回もお昼前から
初めて約2時間で描き終えました。…初めて来た駅なので色々と
見物してから次の目的地に向かう事に致しますクラ駅長です。

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駅舎内には近くの小学校(恐らくは支援学級)の子供たちが描いた
と言う、イラストやメッセージなどが貼られています。

作品の巧拙にして、好きな物自由に描けてる姿勢が良い
思いました。私が子供の頃図工の時間って、教師型に嵌めた
ような内容しか許されなかったので羨ましいですね。

駅ノートにも何となく「萌え絵でないと認めない」と言う「型」
ような物が存在する気がして、それが描けない私は肩身が狭い
ですよ。最近でこそ段々と楽しみにしてくれてる方増えましたが。

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…そして今回の絵のネタにした飛騨国府イメージキャラクター
ですが、「キンゾー」と言う名前の天狗みたいなデザインのが居て、
ポスターの下に簡易的な顔出し看板が吊るしてありました。

調べてみると高山市には他にも複数の観光PRキャラクターが居る
ので、奈良で例えると奈良公園周辺とは西大寺学園前など
地区限定キャラクターが居るような話になるのでしょう。

そしてコノ顔出し看板ですが、A3サイズの紙ラミネート加工した
物なので、人が顔を出すには小さすぎるんですよ。…今回はてん
幼児設定にして使ってみたんですが、目だけしか出せてません

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ココからは同駅で撮れた撮り鉄写真になりますが、まず2面2線
対向式ホーム向こう側に、何やら歴史のありそうな神社がある
のに気が付きました。

…今回は時間がナイ雪が大変そうなので行きませんが、歴史的
な見所が多い地区であり、今後の絵のネタに出来そうに思います。

最初に来たのが飛騨古川行きの普通列車でした。この辺りの普通
列車は全て、キハ25型で統一されてしまいました。…加えてキハ25
313系電車同じ顔なので、「コレばっかり」のイメージです。

ぁ、最近自分のジオラマ用に、ロングシート仕様のを2両ほど入手
しております。…ヤフオクって何でも売ってるんですよ(今更)

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この区間も特急列車の方が多いようで、もうすぐ引退すると言う
キハ85系も押さえておきます。…今回で撮り納めかも知れませんが
私は充分に記録したので、イザとなっても騒ぎませんよ。

乗った経験数える程しかナイんですが、元祖ワイドビューと言う
だけあって、床が高く合間の席でも見晴らしが良いイメージでした。

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なかなか発車しないと思ってたら、反対側から新型のHC85系が
来ました。ココで上下交換するようで、貴重な新旧の並びが撮れて
しまいました。

やはり新型は、Wi-Fiと全席コンセントの装備有り難いですね。
こっちの方が多数派になったら乗ってみる事にしましょう。

てか「ひだ」「南紀」は基本的に共通運用だろうから、そのうち
紀勢本線にも進出してくる筈であり、量産車が揃ったら鉄道模型
のラインナップも更新されると思われます。

「南紀」用に要るだろうな。
先頭車動力が仕込んであれば、編成も自由に組めるんですが。

鉄道模型に話が及ぶと止まらなくなるので、今回はココまでにして
帰路と言うか、今回の宿泊場所へ向かいます。

→次回に続く



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No.1445 駅長が見た風景