新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

船戸⑤ おまけネタ

2023/06/16(Fri)

…日々自宅の鉄道部屋で、大人数で使える鉄道模型のジオラマ
を作ってるワケですが、実はもぅ1つの計画があります。

20230616i.JPG 20230616j.JPG

6畳サイズの座卓が1つ余ってるので、コレを使って小規模&単純
な物が出来ないかと思い、レイアウトの計画図だけ作ってみました
クラ駅長です。

山岳路線田舎のローカル私鉄みたいな感じで2両編成規模
エンドレスが2本だけ分岐器ありません

このレベルなら宿泊用の客間に置くか、軽トラックに積んでの移動も
可能なので、外部へも持ち出せるかなと。適当にお楽しみに。


そんな感じで和歌山周辺駅ノートですが、和歌山線船戸
取り敢えず当日の予定終了続きは後日に持ち越しとなりました。
…今回も同駅関係の「おまけネタ」を紹介して、一旦終了とします。

20230616a.JPG 20230616b.JPG

まず何度か述べてる事ですが、船戸駅前広場の大半をタクシー
待機スペースが占めており、一般用の駐車場ありません

軽トラック1台なら何とかなる可能性はありますが、自分が同駅担当
のタクシーの立場だったら鬱陶しいだろうと思うので、今回も駅裏
謎の空き地に駐める事にしました。

2番線ホーム裏手に通じる導入路があり、フェンスで区切られ
てるんですが、その左端人1人分の幅の不自然な隙間があり、
ココから徒歩なら出入り出来る構造になってるんですよ。

恐らくは地元の、駅舎とは反対側に住んでる人たちの便宜のために
設けられた非公式な出入口なのでしょう。

ココを入ると更に広い土地が余ってます。有料でもイイから駐車場
とか作って、パーク&ライド推奨にすればイイのにと思います。

20230616c.JPG 20230616d.JPG

その駅前正面ですが、駅舎に向かい合って建つ民家と思われる
建物に、日通(日本通運)古いロゴマークが入ったガラス窓
ありました。

日本通運戦前国策企業として作られた会社です。
古くから国鉄との結びつきも強く国鉄の貨物輸送窓口的な役割
を担ってた会社ですよね。

だから大抵の貨物取扱駅駅前には日通の支店や営業所があり、
この建物も日通の店舗だったのかも知れません。

…思わぬ所に歴史を感じる物を発見するのって、面白いもんです。

20230616e.JPG 20230616f.JPG

そして同駅のトイレですが、最近はドコの駅でも新しい清潔なトイレ
増えた印象が強いものの、ココは昔ながら古めかしい設備が
残っています。

常連の絵師さんではありませんが、駅ノート「中が丸見えである」
と言う事をネタに描いてる方がありました。

ローカル線駅のトイレがキレイな場合、鉄道会社ではなく地元
の自治体資金を出して整備した物が多いと思うんですが、ココの
自治体(岩出市)無関心なのでしょうか?

20230616g.JPG 20230616h.JPG

…そして帰路ですが、何だカンだと夕方になったので早めの夕食
して、京奈和自動車道に併設された道の駅「かつらぎ西」に寄り
ました。ココで「道の駅そば」なる物を頂きます。

基本的には姫路名物「まねきの駅そば」同じ物でしょう。和風
出汁に中華麺の組み合わせで、野菜のかき揚げが付属します。

意外とイケる好きな味ではありますが「道の駅そば」と言う名前
は些か安直かなと。

和歌山県駅ノートは以後、紀伊海岸を南下する方向へ行くので
段々と遠くなりますが、時間を見つけて続けて行こうと思います。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.1538 駅長が見た風景

かだ⑤ おまけネタ

2023/06/09(Fri)

では南海加太線加太(かだ)駅ノート5巡目ですが、続いて
同駅周辺「おまけネタ」を紹介致しますクラ駅長です。

20230609a.JPG 20230609b.JPG

まず道路から駅に向かう坂道の途中に、上のような壁画アート
ありました。調べるに2019年頃に制作された物のようですが、今まで
気が付かなかったと言うか、紹介するのは初めてだと思います。

やはり「めでたいでんしゃ」に因んだ物のようで、お揃いの鯛の絵
描いてあります。

右のスペースは車の転回場所なので、壁との接触を避けるために
古タイヤが吊るしてあり、一個は魚の眼に見立てたのか、絵の一部
になってるようでした。

20230609c.JPG 20230609d.JPG

絵と言えば駅舎内にも、地元の小学生卒業制作で作ったと言う
大きな作品があります。コレまた「めでたいでんしゃ」がテーマに
なってますが、4編成登場順に連結されてるんですね。

…調べてみると実際に4編成を連結した8両で、南海本線難波
までをイベント列車として走った実績があるそうな。

そして別の小学校で作られたと言う、歌の卒業制作のプレートも
ありました。「作詞・作曲」となってるから、実際はメロディがあって
演奏しつつ歌う物なのでしょう。

加太周辺にはマメで芸術的な人たちが多いようです。

20230609e.JPG 20230609f.JPG

マメと言えば同駅の駅員さんマメと言うか、駅の随所にある飾り
や案内ポップなども手作りの物が多いようです。

そしてココは発車時刻が近くなると、駅への導入路見える位置
まで必ず誰か1人が出て、お客が居ないか確認する習慣があるん
ですよ。…同社でも殊に優秀な人が配属されるのかも知れません。

20230609g.JPG 20230609h.JPG

そしてホームの端「加太ガーデン」と言う小さな庭が整備されて
おり、ココは写真撮影スポットにも使えるようです。

…頼めば駅長制帽の貸し出しもあるようですが、のろ一家の場合
持参するから要らん」と言う事になるかも知れません。

手前のではメダカが飼われてるらしいですが、元気がナイのか
よく分かりませんでした。

20230609i.JPG 20230609j.JPG

そんな感じで次の目的地なんですが、JR和歌山線船戸へ向かう
前に今回は寄り道が2箇所ほどあります。

…市内南部の雑賀崎漁港に近い所に、その名も「スハネフ14-1」
言う鉄道コンセプトカフェバーを発見したので、ココで昼食にして、
次にわかやま電鉄伊太祁曽を経由します。

同駅ノート設置駅ですが、感染症対策中止されています。
それが「新型コロナ5類移行」と言う事で復活してるかも知れず
その確認のためなのですよ。

上記の2箇所を経由して約40kmと言うルートが出ました。
カフェバーの営業は12時からなので、余裕を持って行けそうですね。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.1531 駅長が見た風景

紀伊神谷⑤ おまけネタ

2023/06/06(Tue)

そんな感じで南海高野線紀伊神谷駅ノートですが、続けて
同駅に関する「おまけネタ」を紹介しておきますクラ駅長です。

20230606a.JPG 20230606b.JPG

何だカンだとココに来るのも5回目なんですが、車で来ると色々と
視点も変わるので、意外な発見があったりします。

今回は駅舎の正面に向かって左側微妙な山道を見つけたので、
ココを歩いてみました。自動車が通れる道路とは反対方向です。

ドコまで行けるのかは不明ですが、取り敢えず少し高い位置から
ホームが見える所へ出ました。…カーブの途中島式ホーム
ある駅の構造がよく分かります。

手前極楽橋方向の下り線だから、下り列車を撮るのに良さそう
な構図ですね。

20230606c.JPG 20230606d.JPG

それとは別に橋本方向踏切から、双方向ともイイ角度撮り鉄
する事が出来るようです。

日中は概ね2両編成普通列車が多い印象ですが、同線橋本
以南山岳路線なので、オールMの17m車が使われています。

…左の一般塗装2000系、右の赤いの増備車の2300系なん
ですが、これらの車両も「ズームカー」に分類されると言う話を
初めて知りました

初代の「ズームカー」が登場した昭和30年代当時、関西の大手
私鉄では高性能の新型電車「○○カー」と言う愛称を付けるの
のが流行ったんですよ。

…だから現代の感覚では些か古めかしく感じてしまうと言うか、
その当時の車両のみを指す愛称だと思ってました。

20230606e.JPG 20230606f.JPG

同地点で撮れたもぅ1形式が、30000系特急「こうや号」ですね。

先代「デラックスズームカー」が登場から20年以上経って経年
劣化した事から、1983年にデビューした車両ですが、いつの間に
やらソレを上回る40年使われ続ける羽目になりました。

昨年5月車庫内での脱線事故によって1編成修理のため休車
となり、「こうや号」も運転本数が減らされてたんですが、今年
ゴールデンウイークから通常運転に戻ったそうな。

20230606g.JPG 20230606h.JPG

そんな感じで帰路です。橋本からココまで通ってきた県道の途中
に、昔ながらドライブインがあるのを見つけて寄る事にしました。

「かじかドライブイン」と言いまして、崖の壁面カジカガエル
オブジェが張り付いてるのが目印です。今時このセンスはない
言うか、カエル尻から何か噴射してるようにも見えますな。

20230606i.JPG
いかにも「昭和のドライブイン」
であり、食堂も併設されてる他
御当地名物柿の葉寿司
おでんも売られています。

…しかし昼食時過ぎてて食堂
営業してるのやら閉まってる
のやら不明な状態だったので、
軽く草餅と缶コーヒーで済ませる
事にしました。

てか私はおでん酒類ナシおやつ代わりに食える人の気持ちが
分からないと言うか、どう考えても酒のアテでありドライブの休憩
には不向きな料理だと思うんですよ。

取り敢えず次回紀伊神谷へ行く時は、昼前ぐらいに通れるように
調整して食堂を探ってみる事にしましょう。…Googleのレビュー
読むに意外と高評価なのです。

と言う事で次回、自宅ネタを1件挟んで和歌山県の続きです。
南海加太線加太(かだ)JR和歌山線船戸なら、まだ比較的
近いので日帰りでも可能でしょう。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.1528 駅長が見た風景