新・駅長日誌Ⅱ

…帰ってきましたクラ駅長です。



四国最終日（昨日）は予備日だったので、何度か大歩危まで来たのに
到達出来なかった祖谷方面の観光に行ってきました。

…コノ辺はバスやタクシーでも何とか行けるものの、やはり車があった
方が便利と言うか、四国の山間部も車社会なんだなと実感しましたわ。
詳細は後日にやりますので、適当にお楽しみに。

さて播磨下里お絵描き教室ですが…今回もリクエストお絵描きです。



…但し、くじ引き方式ではなく、大海駅長が事前にTwitterで告知して、
お題を集めてあったものを描きます。まぁ「何で現場に居ない人が
言っただけのものを描くのか？」と言う疑問も些かありますが。

上記の結果、①「夏の思い出」②「秘境駅に降り立つフーテンの寅さん」
③「夏・茄子・コオロギ」と言うのお題が集まったようです。
…①と③はカナリの部分で被る感じでしょう。

加えて今回は、不知火さんが実家で採れた梨を用意して下さいました
ので大海駅長が、④「不知火農園の梨」と言うのを追加しました。
…ただ単に「梨」ではイカンのですな。（※数字は便宜上の物です。）

そして紙は「SNS用紙」と言う、10cm角程度のスケッチブックみたいな
紙質のものが配られました。写真に撮ってSNS（TwitterとかInstagram）
に投稿するのに適したサイズなんだそうな。ちょっと小さいですね。



ともあれ、その梨もおやつに頂く事にしましょう。不知火さんの差し入れ
は圧倒的に農産物多いので、恐らくご実家が農家なんだと思われます。

ウチも実家なら家庭菜園が出来るくらいの土地はあるんですが、
殊に夏野菜なんかは矢鱈と出来すぎるでしょ。…友達が少ない者は、
自分で消費するだけの最低限の作り方を研究しないとダメでしょう。



まだまだ残暑が厳しく、西側に座ってると午後は後頭部が矢鱈と暑い
のですが、夕方になって皆さんの作品が出揃いました。
…小さな紙なのでコンパクトに並べやすいと言う利点はあります。



まず③です。てんが着てる茄子の着ぐるみは、昔の２ちゃんねるで
「茄子ギゴ」と言う、こんな感じのキャラクターのAA（アスキーアート）
を見た事があったので。

…のろのコオロギは無理矢理ですが、ぱのは浴衣で夏。
ぱのは最近は、和服が似合うお母さんキャラになりつつありますので。

そして２枚目が②と④を一緒にしてます。…寅さんが坪尻駅に降りたら、
不知火さん（こんな感じの人です）が梨を持って待ってた場面。

そもそも寅さんは、一応は露天商の仕事で旅をしてるワケですから、
人家のない秘境駅に用事はナイかも知れませんが。

そんな感じで今回は、終了後にそのまま四国へと旅立つ事にします。
そして翌日が日曜で18きっぷシーズン中の事ですから、私以外にも
各地の駅ノートを描きに散っていく方が多かったです。

…では続きの旅はまた後日に紹介するとして、福井に戻りますよ。

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お絵描き教室が終わった後、車で四国入りし坂出で一泊。土讃線の
続き２駅の駅ノートを描いて、本日は高知県香美市（土佐山田）より
お送りしておりますクラ駅長です。



…コレで四国島内の駅ノート設置駅も大体は回れました。まぁ元から
数が少ないワケですが、その分ネタになる駅が多いのが特徴でしょう。

あとは最近新設された牟岐線の鯖瀬駅を残すのみです。
…地味に遠いけど、宍喰や甲浦と同じルート上にあるのが救いですね。

さて播磨下里お絵描き教室ですが…９月に入って少し涼しくなったと
思ったら、暑さが戻った感じのお天気でした。台風は反れたようですが。



出勤すると大海駅長が、裏の広場でペンキ塗りをしていました。
新しい看板を作るのだそうです。色んな物が手造りなのがボランティア
イベントの面白い所です。どんな物が出来るのか楽しみですね。
ぇ、手伝え？

そして、時々居る「飲食だけ目当てに来る人」への対策に、右のような
注意書きが追加されておりました。参加者と見学者の線引きが難しい
所ではありますが、徹底した方がいいでしょうね。



そんな今回の茶菓子は、先日の「四国まんなか…」で買ってきた焼き
菓子です。３両編成の車両をデザインした箱もお洒落でしょ。

…ピカチュウ親方にも同じものを買ったんですが、渡す予定の日が賞味
期限を５日ほど過ぎるんですよ。別に構わない？
当人曰く「賞味期限は牛乳以外は気にしない」のだそうな。



駅の花壇などに関する定点観測ですが、スイカの時期が終わってソレ
まで栄養を取られっぱなしだったサルビアが些か復活した感じ？
大海駅長は「ココ、ホントに畑にしない？」と言う方向性のようですが。

そして線路の加古川メロンは至る所で発芽しており、ツルが伸びかけ
てる物も見受けられます。…そろそろ植え替えないとホントに線路に
メロンが転がってる状況になりかねない気がしますが。



どうでもイイが、加西市は今年もまたトライアスロンをやるのか。

…水泳が善防池って所が一番引っ掛かる点なのですが、昨今の東京
オリンピックに関する報道を見てると「お台場よりマシ」と思えてきた
から不思議です。

そして今回、北条鉄道のベテラン運転士のＯさんが、勤務明けに立ち
寄って下さいました。

Ｏさんは国鉄時代、主に山陽本線で電気機関車の機関士をされてた
方だそうで、当時の面白エピソードや裏話などを色々と話して下さい
ました。…楽しいサプライズをありがとうございます。

…ちゃんと絵は描いてるのか？次回に続きます。

※→次回に続く

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カナリ前の事ですが、近鉄特急の片側のカーテンが１編成丸ごと全部
閉まってるのは何故だ？と言う話を書きましたが、その解答らしき物が
見つかりましたクラ駅長です。

…奈良から京都行きに乗った場合、京都に着いたらソノ場で車内清掃を
行って折り返すワケですが、車掌さんから清掃係の人への業務放送と
して「左側、全て閉めて下さい」と言うのを聞いてしまったんですよ。

 

ソノ結果が左の画像です。午前中は奈良方面行きの左側が概ね東に
向いており、低い角度から陽が当たる状況になります。

…この時期の事ですから、午前中から直射日光が当たるとカナリ暑い
ワケでして、開けっ放しだと冷房の効きにも影響するんでしょう。

右は帰路、午後に京都から乗った時の画像です。午後は西陽が当たる
から、奈良に向かって右側が全閉めの状態でした。

要するに乗務員さんや車内整備の係の人の判断でワザワザやってる
事らしい…分かってしまえば単純な事ですが、１つスッキリしました。

さて播磨下里お絵描き教室ですが、１枚あたり２時間の感じで、夕方
には皆さんの作品が各２枚ずつ仕上がりました。



ちなみにルールとして「クジの内容は作品発表時まで伏せる」と言う
事が決められております。…そして自分が知らないキャラクターなどに
当たっても質問は出来ず、スマートフォンなどで自分で調べる事。
 
…人によってはカナリ苦労された方もあったようです。
私も当初はソノ辺が心配だったワケですが、こう言うのって描き始めて
みると「何とかなる」事が多いのも事実。



まず１枚目が「陰キャ」。…「いんキャ」と読むそうで、字とイラストで
分かったんですがF17さんからの出題でしょう。

イラストの女性は紫式部であり「陰キャ」は私が知ってる言葉で言うと
「ネクラ」みたいなキャラクターの人の事だと思われます。

しかし「お題の解釈は自由」なのと言葉をよく知らずに「かげ」と読んで
しまったので私の絵は右の感じになりました。

木村鉄道にはぱのろ＆てんによく似たカラーリングの猫さんが存在
するので、複数箇所でのロケの代役とか、そんな使い道はナイ物か？
…今から思うとコレは「陰」でなく「影」の方だわな。気付くの遅いわ。



そして２枚目が「20XX年の播磨町」。…コレは隼のぶをさんからの出題
で、彼自身がよく描くテーマのようです。

恐らくは近未来、秩序が崩壊して犯罪や汚職が蔓延る退廃的な町の
風景がモノクロで描かれてる作品を、彼のTwitterなどでよく見るワケ
ですが、私には不得手な分野なので、あくまで平和的に描いてみます。

山陽電鉄本線が高架化され、播磨町駅は弥生時代の御殿をイメージ
した建物の駅に改築されています。

後でコノ絵を隼のぶをさんに進呈したのですが、「この風景を壊しても
いいですか？」と訊かれてしまいました。はい、ソレはソレでどうなる
のか？非常に楽しみでもありますよ。

…で、現場で楽しみだったのは「自分のお題がどぅ描かれるか？」です。


まず全くソノ場での思い付きで
「取調室の光景・刑事は何らかの
警察キャラ」と言うのを入れたら、
大海駅長に当たったようです。

…警察キャラってのはピーポ君とか
ソノ辺の物を想像してたんですが、
銭形警部が来ましたね。
そう言うズレも面白い所なんですが、
被疑者はかつめしちゃん？

何をヤラカシたのか謎ですが、食事にカツ丼を出したら逆にウケてる
シーンだと見受けられます。流石はベテランの絵師さんです。複雑な
お題を上手く返して頂きありがとうございました。


そしてもう１つが「弥生時代の生活・
キャラクターは任意」としてみました。

…自分自身が歴史ネタ好きなのと、
播磨地方も弥生時代の遺跡が多い
所なので地元の方なら発想しやすい
かな？と言う意図でしたが、木村さん
が描いて下さいました。

はに丸と、やはりオポナカちゃんか。

「生活」の中には当然、他の地域から来た余所者との確執みたいな事
もあった筈ですから、コレまた理に適ってると思われます。ありがとう
ございました。

…そんな感じで今回のお絵描き教室は、大変だったけど凄く面白かった
と言うか、機会があればまたやりたいです。例えば「女性の視点」とか
もっと見てみたい気もしますし。

ソノ辺は次回以降の楽しみとして、記事の方は長野県へ戻りますよ。

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