新・駅長日誌Ⅱ

さて観光列車「時代の夜明け」ですが、いよいよ最終区間です。



…今回もトンネル内を通過中の車内風景を載せておきましょう。
同列車も現状では夜間運転の設定はない筈ですので、気付かない
と記憶に残らない風景だと思います。

殊に２号車の「ソラフネ」は内装が白いのと天井に星空をイメージ
した絵がありますので、無駄にお洒落な雰囲気になってしまいました。

…そんな感じで終点の窪川に到着です。

高知～窪川は一般的な特急列車で約１時間、普通列車の最も早い物
（途中駅で無駄に長く停まらない）で約２時間の所を「時代の夜明け」
では２時間30分以上掛かって走りました。



往路便では何故か、停まってドアが開くのは全て進行方向の右側
だったので、ココで初めて左側を見る事が出来ました。

連結部分のデザインが右側と違っています。龍馬像の写真も正面
向きだし、地球に対して矢鱈と大きい月が印象的ですね。



ホームに置かれた飲み物の自動販売機も列車と同じデザインです。
…「四国まんなか」の運転区間ではソレのデザインの自販機があるし
「伊予灘」の区間はゴミ箱まで列車デザインなのが四国の特徴です。

反対側のホームからは予土線が発着するワケですが、初めて見る
ラッピングの車両が入ってます。コレは何なんでしょう？



…同線でお馴染みの「海洋堂ホビートレイン」が新しく増えたようで
海洋堂の四万十館で開催されている「ウルトラマンフィギュア展」
に合わせたラッピング車両のようです。

発車まで時間があるらしく車両のドアが閉まってましたが、どうも
コレに関しては車体のラッピングだけで、車内の展示などはない
ようです。それでも充分なインパクトですな。

…歴代のウルトラ兄弟と言われても、平成以後のはよく知りません。
逆に最近の子供たちは古いのはピンと来ないかも知れませんね。



「時代の夜明け」は約30分後に「開花の抄」として折り返します。
平日の復路便なら空いてるだろうと思ったんですが、ドコから湧いて
出たのか見る限り結構な乗車率でした。

…やはり地元の皆さんが旗を振ったりしてお見送りしてますな。
コレで帰っても良かったんですが、何せ脚の遅い観光列車ですから、
切符代より時間の方が勿体無くて後発の特急に乗ります。

窪川駅では約１時間10分の待ち時間がありますね。取り敢えずは
改札を出ないといけません。

※→次回に続く

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