新・駅長日誌Ⅱ

そんな感じで到着しました、越美北線の勝原駅です。
…意外と標高が高いらしく雪に埋もれてますが、スタッドレスタイヤ
のまま来ましたので問題なく走れておりますクラ駅長です。



駅前にバス停があり、駅前広場はバスが転回するスペースですが
そもそも冬季は全便運休になるらしく地面が凍ったままですね。

同駅が開業したのは比較的新しく昭和35年の事だそうで、開業時は
越美北線の終点だったのが昭和47年に九頭竜湖まで延長されて、
途中駅となりました。

…恐らく元から「仮の終着駅」として作られたのでしょう。駅としては
当時の感覚で見ても最低限の設備しかありません。尤も昔は蒸気
機関車だったから方向転換用のターンテーブルがあったようですが。



駅舎の雪下ろしに誰も来ないのか中途半端に溶けた雪が軒先から
落ちそうになってました。…まぁコレで怪我する人も居ないでしょうが。

それでも駅舎内には有人駅だった当時の面影が残っています。
…昭和35年だと木造駅舎で新築される事もなかったのか、ブロック
積みの無機質な建物です。

ホームは除雪作業をするのか、スコップ等の道具が出してありました。

駅ノートと一緒に置かれてるのは登山届です。…ココから少し歩くと
荒島岳と言う山があり、約14kｍを歩いて２つ手前の下唯野駅まで
抜ける登山コースがあるそうな。

私は登山に関して無知なのですが、届けを出して無事に下山出来た
場合はどぅなるんでしょう？放っといてイイのかしら？



ホームにも特筆すべき物はないようです。雪は適当に除けてあるの
でしょうが、線路も白いまま埋まってますね。

駅舎内にはドコにでもある感じで「線路に物を落とした場合」の注意
書きが貼られてるんですが、金沢の指令所に連絡するんですか。

直近の有人駅は確か越前大野ですが、ココから係の人がワザワザ
拾いに来てくれるんでしょうか？

…「列車は暫く来ませんから自分で拾って下さい」とか言われそう。
物好きなYouTuberとか誰か試してくれんかな？



駅ノートは元々、製薬会社の社内グッズのような冊子（大きい方）が
流用されてたんですが、いつの間にか埋まったんでしょう。別のＢ５
サイズの物が寄贈されています。てか「〇〇駅ノート」って何だ？

絵師さんの作品はルミナさんのが１点、運転士役にのろを描いて
頂いております。…何のお返しも出来ずすいません。

ゆっくまーシールは大阪タカギさんと言う方のが１枚ありました。



…今回で同駅も３巡目なので駅から少し離れまして、福井方向へ
約１km行った所にある第二九頭竜川鉄橋と言うのを描いてみました。
前回の記事で発電所の奥手に見えてたやつです。

見晴らしが良さそう＝高所恐怖症のゆっくまーにはツラい環境だろう
と言う事で、久し振りにゆんくまーさんにも出演して頂きました。

ゆんくまーはゆっくまーファンの女性、相模ゆんさんがモデルですが、
私の中では「ゆっくまーの姉」と言う設定です。
…どんな経緯で勝原駅でのろ一家と待ち合わせしてるのかは謎。

こんな季節ですが描いてる途中、登山帰りのおっさん連中が何人か
来て列車で福井へ帰って行きました。…お疲れ様です。

お昼頃に着いて３時間程度で描き終えました。この日は鯖江市まで
戻って１泊、翌日は小浜線の東美浜駅を描きに行きます。

※→次回に続く

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