新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

四国巡礼の旅 ⑮

2022/03/19(Sat)

さて2月上旬四国旅です。2日目の午前中高松の市街地にある
栗林駅を描き、続けて予讃線端岡駅に向かうんですが…

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時間に余裕がありそう昼前だったので街道沿いのセルフうどん店
に寄ったんですよ。…やはり香川県に来たら一度は入っておこう
言う感じです。

こう言う店舗にありがちな「気付いたら結構な量トレーに載ってた
に陥ってしまい、腹ごなしの意図もあって四国霊場の札所巡り
追加しておく事にしましたクラ駅長です。

この近辺だと第80番~第82番ぐらいなんですが、第82番根香寺
前回に行きました。なので遠い方の第81番 白峯寺(しらみねじ)から
行く事にします。

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幹線道路から外れた結構な山の上にありました。行政区画としては
坂出市に入るので、近くの展望台からは瀬戸大橋がよく見えます。

説明によるとココは崇徳天皇陵に隣接してるのと、十二支それぞれ
守り本尊にもお参り出来ると書かれています。

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そんな感じで先ず境内には崇徳天皇を祀る御廟がありました。

崇徳天皇(上皇)平安時代末期の人物ですが、保元の乱
首謀者に祀り上げられてココ讃岐国流され失意のうちに崩御
したとされています。

天皇陵がこんな山奥にある辺りが「罪人扱い」な証拠でもあるん
ですが、讃岐でも流刑地扱いだったんですな。…イイ所なのに。

そして十二支の守り本尊ですが、私は昭和47年の生まれなので
子年守り本尊千手観音。…ココの御本尊がソレなので手間が
省けました

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山を下りて第81番国分寺(こくぶんじ)に向かいましょう。
国分寺と言う名前の寺院は各地に存在します。

歴史の授業で習うように奈良時代聖武天皇仏教を全国に広める
ために各国に1つずつ国分寺と国分尼寺を作らせたと言う事で、ココ
讃岐国のソレだから、奈良時代からの歴史があるお寺なんですね。

当時は国分寺の総本山奈良の東大寺ですから、奈良から来た者
には親近感がある所ですが、今の建物は当時の物とは違うでしょう。

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実際に創建当時の讃岐国分寺敷地が被ってる所も多く、発掘調査
当時の遺構が多く発見されてるようですね。

そう考えると、境内に並ぶ礎石当時の建物の位置を表してると考え
られます(実物かどうかは不明)。

記事の冒頭に載せた地図の通り、国分寺最寄駅として予讃線には
国分と言うがあり、端岡はソノだから約3kmの感じでしょうか?

少し歩いてイイ具合にカロリーを消費出来たと思われますので、
駅ノートを描きに端岡駅へ向かいます。

→次回に続く



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No.1084 タクシーもどき運転日報