片上鉄道の廃線跡を探る ⑪
2019/07/28(Sun)
…車で遠方へ行くと、必要になるのがLPガススタンドの場所調べ
なんですが、今回(社員旅行)は意外と上田駅の近くにありました。
駅を中心にしてホテルとは180度回った座標の辺りになります。
…折角なら通過する新幹線とか入れたかったんですが、時間が合い
ませんでした。意味なく停まってるワケにも行きませんし。
そして地味に集めてる「1都道府県に1匹のゆるキャラ」ですが、長野県
はピカチュウ親方に教えて頂いた「あるくま」に決定です。
…リュックと被り物がりんごなんですね。
さてカナリ間が空きましたが片上鉄道の廃線跡の後半へと参ります。
駅ノートのある天瀬駅跡を過ぎて暫く行くと、トンネルが2つ連続する
区間に差し掛かりました。
それぞれ「天神山第1号」「天神山第2号」と記した銘板が取り付けて
あります。…片上鉄道のトンネルは確か、最初の方で出て来た峠清水
トンネルが最長のモノで、後はコレだけだったと思います。
素人目には切り通しにしても良さそうな感じですが、何らかの事情が
あったんでしょう。…まぁ列車でも自転車でも、走ってる時に出てくる
「小道具」としてはイイ感じです。
廃線跡は更に、国道374号線と吉井川に沿って走ります。
左の画像の所が河本と言う駅の跡地らしいのですが、ソレらしい痕跡
は全く見られませんでした。
…廃線から20年以上ですから、売れる土地は売ってしまうだろうし、
印象が変わってしまう所が出るのも仕方ナイのかも知れませんね。
暫く行くと国道を渡って川沿いへ出る線形になってました。どんな形状
かは不明ですが、元は踏切だったと思われます。
…コノ付近の廃線跡は一貫して、国道より上(高さ的に)を走ってるもん
だと思い込んでましたので、コレは新たな発見でしたね。
付近にあった案内看板によると、鉄道が開通する前は吉井川を上下
する高瀬舟が往来しており、この辺りにも船着場があったようですよ。
添えられてる写真の風景が見事です。つくづく現役時に乗れなかった
事が悔やまれますが、同じ季節に自転車で走るのもイイのかな?
吉井川はコノ付近でUの字の如く大きく蛇行しており、片上鉄道もソレ
に対して忠実に線路が曲がっています。…その半島?みたいな所に
佐伯と言う集落があり、備前矢田駅が存在したようです。
モニュメントとして4灯式の場内信号機が残されておりました。資料に
よると交換設備を有する中規模な駅だったようですね。
ココにある案内看板は、吉ヶ原駅前のと同じ気動車デザインの物です。
…気分的にはカナリ終点に近付いた感じですが、概ね半分程度かな?
引き続き備前矢田駅の跡地を見て、更に先へ進む事にしましょう。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
なんですが、今回(社員旅行)は意外と上田駅の近くにありました。
駅を中心にしてホテルとは180度回った座標の辺りになります。
…折角なら通過する新幹線とか入れたかったんですが、時間が合い
ませんでした。意味なく停まってるワケにも行きませんし。
そして地味に集めてる「1都道府県に1匹のゆるキャラ」ですが、長野県
はピカチュウ親方に教えて頂いた「あるくま」に決定です。
…リュックと被り物がりんごなんですね。
さてカナリ間が空きましたが片上鉄道の廃線跡の後半へと参ります。
駅ノートのある天瀬駅跡を過ぎて暫く行くと、トンネルが2つ連続する
区間に差し掛かりました。
それぞれ「天神山第1号」「天神山第2号」と記した銘板が取り付けて
あります。…片上鉄道のトンネルは確か、最初の方で出て来た峠清水
トンネルが最長のモノで、後はコレだけだったと思います。
素人目には切り通しにしても良さそうな感じですが、何らかの事情が
あったんでしょう。…まぁ列車でも自転車でも、走ってる時に出てくる
「小道具」としてはイイ感じです。
廃線跡は更に、国道374号線と吉井川に沿って走ります。
左の画像の所が河本と言う駅の跡地らしいのですが、ソレらしい痕跡
は全く見られませんでした。
…廃線から20年以上ですから、売れる土地は売ってしまうだろうし、
印象が変わってしまう所が出るのも仕方ナイのかも知れませんね。
暫く行くと国道を渡って川沿いへ出る線形になってました。どんな形状
かは不明ですが、元は踏切だったと思われます。
…コノ付近の廃線跡は一貫して、国道より上(高さ的に)を走ってるもん
だと思い込んでましたので、コレは新たな発見でしたね。
付近にあった案内看板によると、鉄道が開通する前は吉井川を上下
する高瀬舟が往来しており、この辺りにも船着場があったようですよ。
添えられてる写真の風景が見事です。つくづく現役時に乗れなかった
事が悔やまれますが、同じ季節に自転車で走るのもイイのかな?
吉井川はコノ付近でUの字の如く大きく蛇行しており、片上鉄道もソレ
に対して忠実に線路が曲がっています。…その半島?みたいな所に
佐伯と言う集落があり、備前矢田駅が存在したようです。
モニュメントとして4灯式の場内信号機が残されておりました。資料に
よると交換設備を有する中規模な駅だったようですね。
ココにある案内看板は、吉ヶ原駅前のと同じ気動車デザインの物です。
…気分的にはカナリ終点に近付いた感じですが、概ね半分程度かな?
引き続き備前矢田駅の跡地を見て、更に先へ進む事にしましょう。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.119 鉄道廃線跡を探る