新・駅長日誌Ⅱ

…そんな感じの飯田線の駅ノートの２巡目ですが、この日は先ず
為栗駅に車を駐め、電車で田本駅まで行って制限時間2時間17分
で絵を描き、再び為栗に戻ってきましたクラ駅長です。



こちらも周囲に人家が殆どなく、秘境駅の１つに数えられる所です。

…しかし先述のように手前の吊橋までは車で来る事が可能であり、
その吊橋も２輪車なら通行可能だと思われます。駅ノートを描きに
回ってる中では、個人的には当たり前の環境な気がしました。

駅舎は無くホームには待合室が１つあるのみです。…この付近の
秘境駅では標準的な仕様でしょう。建物の構造を見る限り扉の類は
元から無かったと思われ、ホントに必要最低限の感じです。



行政区画としては、今回に回った４駅の中では唯一、天龍村に存在
する事になります。隣の平岡駅の周辺が同村の中心地であり、更に
鶯巣・伊那小沢・中井侍と秘境駅が続きます。

平岡は特急停車駅でもあり、駅に宿泊施設が併設されてますので、
次回はココに泊まって残りの３駅を回る予定にしております。




駅を基準に考えると出口から出て南西方向に「天竜橋」と言う吊橋が
あり、コレを渡ると対岸にはキャンプ場などがあります。

周囲一帯は蛇行した天竜川が作る「信濃恋し」と言う景勝地になって
おり、無駄にロマンチックな名前だなと思いつつ前回はコレをネタに
絵を描きました。

その反対側と言うか、天竜川から駅ホームと線路を挟んだ所に１軒
だけ、民家と思われる建物の屋根が見えるんですよ。

裏手は完全な山の斜面になってて、航空写真などで確認しても道路
は全く見当たりません。…ココへ行くにはどぅすればイイのか？

…天竜峡方向のホームの先で線路を横切るしかナイように思うん
ですが、ソレにしても家を建てる時の資材はどぅやって運んだのか。
こう言う事を調べてくれる鉄道系YouTuberは居ないものかしら？



駅ノートは元からあった緑色の物が埋まってしまい、後にグレーの
物が追加されたようです。

前回以降の絵師さんの作品としては２点。またソレ以外の方でしょう
が、風景のラフスケッチを描かれた方の作品もありました。

…やはりどぅ考えても現状は萌え絵に片寄りすぎてる気がします。
もっと風景のみがっつり書き込むとか、漫画で見物人を笑わせに
掛かるとか、色んな絵師さんが居てもイイと思うんですよね。



それでも前回の絵に関して「天浜線の姫乃駅で見た」と言う方から
高評価な感想を頂いておりました。…姫乃駅は映画に登場した架空
の駅なので正しくは原谷駅だと思うんですが、ありがとうございます。

しかしココでもネタに詰まったので、更に駅ノートの書き込みを見て
行くと、右下のような特異な体験をした方の物がありました。

…橋の近くでうんこして鹿を２匹倒し、レベルが３から５に上がった？

取り敢えずそのまま絵にしてみましょう。何の罪もナイ鹿のキャラを
乱暴に扱うのは気が引けたので、鹿はゆっくまーと彼が持ってる鮭の
クッションです。

正直に電車で来れば長時間の滞在になる事は必至な所なんですが、
やはりトイレがないので「やむを得ずソノ辺で…」と言う人は他にも
居るらしく、同種の書き込みが複数ありましたな。

当日は早朝から活動を始めたので、お昼前には予定してた２駅を描き
終え、今回の予定数も終了となりました。

では「おまけネタ」を拾いつつ帰途に就く事にしましょう。

※→次回に続く

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