新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

四国巡礼の旅 ㉑

2022/10/15(Sat)

さて四国八十八箇所札所巡りですが、続いて今回の最後となる
13番札所大日寺(だいにちじ)にやって来ましたクラ駅長です。

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大日寺と言う寺号の寺も四国霊場の中に複数あり、同じ徳島県内
板野郡にある4番札所には既に行きましたね。

その名の通り、元は大日如来本尊としたらしいんですが、何故か
ソレは脇侍仏になって現在は千手観音本尊なのだそうです。


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…この付近の地名は徳島市一宮町と言うのですが、その名の通り
真向かい阿波国一宮神社があります。コレまた元々は神仏習合
同じものだった筈ですね。

神社裏手には一宮城があり、戦国時代豊臣秀吉四国攻め
長宗我部軍立て籠もったんですが、その時の兵火大日寺
消失してしまい、江戸時代に入って現在の形に再建されたようです。

昔の合戦寺が焼かれるのって、単に火事の延焼だけでなく
寺や仏像のような尊い物を焼いちゃうオレって凄くね?」と言う
誇示表現だったりするのが困り物ですね。

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大日寺一宮神社の並びには同寺の宿坊や参拝客目当ての旅館
何軒かありました。…恐らく歩き遍路が多かったでしょうが、
現状でドノ程度の需要があるのかは不明です。

私も車で回ってるとは言え、折角始めたんだから一度ぐらいは宿坊
と言うものに泊まってみるのもイイかな?と思ってます。
Wi-Fiが通じる事が必須条件ではありますが。

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そして何故か駐車場にフィットネスジムがありました。

納経所へ行って分かったんですが、現在の住職さんは昨年から
就任した20代の若い人で、独自のトレーニング法を指導してたり
オリジナルのファッションブランドを展開したりしてるらしい。

自らがモデルになってますが無駄にイケメンな方ですね。こう言う
新しい取り組みは面白いので好感が持てますよ。

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どぅでもイイけど気になったのが、境内にある水子地蔵です。

「亡者」に相当する子供さんたちが地蔵菩薩の元に集まって救い
を求めてる感じなのですが、コレはセット販売だったのか?又は
「子供1体〇円」と言う加算制なのか、配置を考えたのは誰か?

ともあれ予定が押してる中で何とか5箇所の札所寺院を回る事が
出来ました。丁度夕方になったので、阿南市まで移動して宿泊
翌日は牟岐線駅ノート続きを描きますよ。

→次回に続く



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No.1294 軽トラック運転日報