近鉄特急「あをによし」 ①
2022/12/22(Thu)
さて新たな報告です。
シフトの都合で平日にまとまった休みが取れない状況が続いたので、
また日帰りで行けるネタはナイか?と考えた結果、近鉄の新しい
観光特急「あをによし」を思い付きましたクラ駅長です。
…朝から歯医者に行き、終わったらホームセンターで買い物をして
帰ると言う日常生活の中に挟まっています。
乗車当時の運用では、京都~奈良を4往復しており、最初と最後が
大阪難波発着となるダイヤでした(後に1往復増発されました)。
周知の通り京都~奈良は、近鉄特急なら35分程度の距離です。
…どうせなら長く乗りたいから、難波発着の何れかにしたかったん
ですが、こっちの都合が中途半端になるので奈良~京都を往復で
乗る事にして、お昼前に近鉄奈良駅にやって来ました。
近鉄奈良駅をマトモに撮ったのって、意外と初めてかも知れません。
駅が地下化して現在の駅ビルが出来たのは昭和45年の事ですが、
左側の駅前広場にある屋根はほんの数年前に追加された物です。
…誰かが「ココに屋根があったら便利だよな」と気付くのに40年以上
掛かったんです。奈良の都市計画が「行き当たりばったり」なのは
1300年前からの伝統です。
以前に乗った「青の交響曲」と違い「あをによし」は最初からネット
予約が可能でした。当然にソレで特急券を買って来たんですが、
駅の券売機を見てみると、意外と空席があるんですよ。
同列車は今年の春にデビューした物ですが、段々と初期的な混雑も
収まりつつあり、11月中旬の奈良は秋の観光シーズンなのですが、
正倉院展も終わった平日なので、そろそろ空いてきた感じでしょう。
又は京都(の先にある関東地方)を基準に考えた場合、この時間に
「奈良から帰る」と言うのが中途半端なのかも知れません。
ホームページを見れば運用全体の時刻が分かるので、入線時刻は
折り返し便の到着時刻と同じでしょう。ソレに合わせて地下のホーム
へ降りました。
…清掃スタッフの方が降車ホームの定位置について準備してます。
実は私、学生時代にアルバイトでコレをやってたんですよね。
当時はもっとダサい作業服だったし、このような豪華列車は走って
ませんでしたが。
時刻通りに「あをによし」が到着しました。…踏切待ちとかで見た
事はありますが、駅でしっかり見るのは初めてです。
…車両としては少し前に引退した12200系「スナックカー」の4両
編成を改造した物で、19200系と言う形式になります。まぁ昔から
近鉄電車に慣れ親しんだ身としては、「すぐ分かる」物ですが。
前面を非貫通として、灯具類も今時の物に改められています。
「あをによし」と言うのは万葉集の歌などに出てくる、奈良を表す
枕詞ですね。「あお」は緑色、「に」は「丹」と書く朱色の事で、当時の
宮殿や寺社の建物などによく使われている色から来ています。
全体的に濃い紫色の塗装であり、花の文様などは正倉院御物の
螺鈿細工などをイメージした物なのでしょう。
折り返しの停車時間は15分ですね。ソレが終われば乗車ホーム側
のドアが開いて、車内へ入る事が出来ますな。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
シフトの都合で平日にまとまった休みが取れない状況が続いたので、
また日帰りで行けるネタはナイか?と考えた結果、近鉄の新しい
観光特急「あをによし」を思い付きましたクラ駅長です。
…朝から歯医者に行き、終わったらホームセンターで買い物をして
帰ると言う日常生活の中に挟まっています。
乗車当時の運用では、京都~奈良を4往復しており、最初と最後が
大阪難波発着となるダイヤでした(後に1往復増発されました)。
周知の通り京都~奈良は、近鉄特急なら35分程度の距離です。
…どうせなら長く乗りたいから、難波発着の何れかにしたかったん
ですが、こっちの都合が中途半端になるので奈良~京都を往復で
乗る事にして、お昼前に近鉄奈良駅にやって来ました。
近鉄奈良駅をマトモに撮ったのって、意外と初めてかも知れません。
駅が地下化して現在の駅ビルが出来たのは昭和45年の事ですが、
左側の駅前広場にある屋根はほんの数年前に追加された物です。
…誰かが「ココに屋根があったら便利だよな」と気付くのに40年以上
掛かったんです。奈良の都市計画が「行き当たりばったり」なのは
1300年前からの伝統です。
以前に乗った「青の交響曲」と違い「あをによし」は最初からネット
予約が可能でした。当然にソレで特急券を買って来たんですが、
駅の券売機を見てみると、意外と空席があるんですよ。
同列車は今年の春にデビューした物ですが、段々と初期的な混雑も
収まりつつあり、11月中旬の奈良は秋の観光シーズンなのですが、
正倉院展も終わった平日なので、そろそろ空いてきた感じでしょう。
又は京都(の先にある関東地方)を基準に考えた場合、この時間に
「奈良から帰る」と言うのが中途半端なのかも知れません。
ホームページを見れば運用全体の時刻が分かるので、入線時刻は
折り返し便の到着時刻と同じでしょう。ソレに合わせて地下のホーム
へ降りました。
…清掃スタッフの方が降車ホームの定位置について準備してます。
実は私、学生時代にアルバイトでコレをやってたんですよね。
当時はもっとダサい作業服だったし、このような豪華列車は走って
ませんでしたが。
時刻通りに「あをによし」が到着しました。…踏切待ちとかで見た
事はありますが、駅でしっかり見るのは初めてです。
…車両としては少し前に引退した12200系「スナックカー」の4両
編成を改造した物で、19200系と言う形式になります。まぁ昔から
近鉄電車に慣れ親しんだ身としては、「すぐ分かる」物ですが。
前面を非貫通として、灯具類も今時の物に改められています。
「あをによし」と言うのは万葉集の歌などに出てくる、奈良を表す
枕詞ですね。「あお」は緑色、「に」は「丹」と書く朱色の事で、当時の
宮殿や寺社の建物などによく使われている色から来ています。
全体的に濃い紫色の塗装であり、花の文様などは正倉院御物の
螺鈿細工などをイメージした物なのでしょう。
折り返しの停車時間は15分ですね。ソレが終われば乗車ホーム側
のドアが開いて、車内へ入る事が出来ますな。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.1362 乗り鉄日誌>大手私鉄