新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

近鉄特急「あをによし」 ③

2022/12/26(Mon)

月曜日復帰しましたので、近鉄の新しい観光特急「あをによし」
のネタに戻りますクラ駅長です。

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2号車京都寄りに、飲み物などを売る販売カウンターがあります。
ホームページによるとアテンダントさんが乗務してる事になって
ますが、当日はココを担当する係の人だけが居た感じでした。

乗車証明証のカードが置かれてますが、にあるのはアルコール
消毒の器械です。最近はこんな物までオリジナルで作れるのか。

同形式の車両には元々「スナックカー」と言う愛称が付けられており、
車内の一端に同趣旨の「スナックコーナー」が存在しました。

…尤もコレが営業していたのは初期の短期間に限られており、この
車両も含めた増備車には最初からスナックコーナー存在しない
グループもあります。現に私もリアルに見た記憶ありません

後で知ったので当日は見落としたんですが、当時「Snack Car」
と言うロゴマークも飾られてるそうな。

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先述のように今回乗り鉄日常生活の間に挟まってますので、
奈良までで来ています。地酒地ビールなども売られてます
が、コーヒーとバターサンドのセットにしておきましょう。

時間帯が中途半端なのか西大寺を過ぎても乗客は増えず6割
程度の乗車率でした。

…意外と1人で乗ってる人も多いんですが、観光列車乗り慣れて
ナイであろう(勝手な偏見)爺さんに「席単位での販売」と言う意味は
理解出来るんだろうか?と些か心配になりました。

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3号車(ツイン席)の一角には、最初からシート設置していない
車椅子用のスペースがあります。

…しかしココに車椅子を固定された所で同じ料金だったら理不尽
じゃナイのかな?とも思います。席は必ず指定されるんだから、
介助してシートに座るべきでしょう。

洗面所は従来の区画をリフォームして、和風な感じのシンク
取り付けた感じです。

…壁にあるのは紙おしぼりのホルダーですね。「しまかぜ」では
少し高めのアテンダントさんが配ってましたが、「あをによし」
悪い意味での「近鉄特急50年の伝統」なようです。

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3号車のトイレは、今時のバリアフリータイプ大きな物でした。

既存の車両にコレを後付けする場合、どうしても扉を丸くしたり
通路を斜めに切ったりする必要があるようです。

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各座席コンセントがあって車内でWi-Fiが使えるのも、今時の
標準的なサービスでしょう。

…しかし乗車時間30分ソコソコですから、処理速度遅い私の
旅行用パソコンでは、電源を入れてプログラムを立ち上げるだけ
目的地に着いてしまう感じだと思われます。

調べてみると近鉄特急Wi-Fiが使えるのは、「ひのとり」など
特別席を有する最近の車両のみになってるようです。

…私が日常的に、しかも比較的長く乗る筈の京都~橿原のスジには
入ってこなさそうで些か残念な気がしました。

そんな感じで「あをによし」京都に向かって走っております。

→次回に続く



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No.1366 乗り鉄日誌>大手私鉄