新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

近鉄特急「あをによし」 ④

2022/12/27(Tue)

さて近鉄の新しい観光特急「あをによし」ですが、京都線を走って
丹波橋に停車し、終点京都に向かっております。

通常の特急なら京阪線とのアクセスを考えて丹波橋にも停まる
べき所でしょうが、新幹線東京方面から来る観光客をメイン
考えた同列車では、必要ナイような気もしますクラ駅長です。

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乗った車両京都寄り先頭車となる4号車だったので、全面の
展望可能かどうか見てみました。…運転室との仕切り部分濃い
オレンジ色のガラスが入ってるので、左のような感じになります。

「アーバンライナー」「伊勢志摩ライナー」のような流線形では
ナイから、全面展望の必要性はソレほど考えられてナイようです。

ともあれ東寺の五重塔が見えたら、間もなく終点の京都ですね。
片道35分と言う、観光列車にしては短かい旅でした。

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特急改札方向から見て左端1番線か2番線から発着します。

櫛型ホーム近鉄京都駅には引込線留置線存在しない
ので、殆どの列車が下りの西大寺方面行きとして折り返す事に
なり、ココでも車内整備が行われました。

特急15分間隔で発着してたから、清掃スタッフは四六時中
特急の入り待ちをしてた事になるんでしょう。…担当を決めて対応
しないとホームやトイレの清掃出来ませんね。

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今回はココからドコかへ出掛けるワケでもないから、40分の待ち
時間を経て同じ編成奈良行き「あをによし」に乗って帰ります。

折角なので、JR西日本側の改札へ至る跨線橋にある駅弁屋
行き、帰路の車内で食べるお弁当でも買う事にしましょう。

…しかし朝の歯医者が終わって中途半端食べてきたので、ソレ
ほど腹は減っていません軽い物でイイでしょうね。

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最近は発車案内液晶画面になったから、新しい行先列車名
が増えても柔軟に対応出来ると思われますが、幕式ソラリー式
ように「回転中レアな表示を探す」と言うマニアックな楽しみ方
出来なくなりました。

先に1本、橿原神宮前行きの特急が発車します。
殆どの列車が終点の橿原神宮前駅で吉野行きの特急連絡して
おり、昔は「吉野連絡」と言う副サボがお約束でした。

…ココで軌間が変わるから直通は無理としても、飛鳥方面行きと
して、別の観光列車を設定しても面白そうな気がします。

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近鉄京都も乗り降りでホームを
分けた構造であり、しかも2番線
辺りまではカーブがキツいので、
なかなか編成全体を入れて撮る
のが難しい所ですね。

…では既に車内整備終了して
ますので、車内に入って発車を
待つ事にしましょう。

往路ツイン席でしたから、帰路同じでは面白くないでしょう。
1編成3区画しかないサロン席を押さえてありますよ。

→次回に続く



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No.1367 乗り鉄日誌>大手私鉄