新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

四国巡礼の旅 ㉒

2023/03/23(Thu)

そんな感じで松山空港からレンタカー(新型ノートe-POWERに乗り、
今回の主な訪問地である大洲市~西予市方面に向かっております
クラ駅長です。

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最初に言ってしまうと、今回は駅ノート予讃線卯之町1箇所
四国八十八箇所霊場の札所寺院が3箇所別格二十箇所の寺院
3箇所と言う事になります。

札所巡りに関して愛媛県初訪問になりますね。県庁所在地
松山市に近いエリアにもありますが、この辺りは次の機会です。

伊予市付近から山間部をショートカットする内子線に沿って走り、
まず別格霊場の1つである十夜ヶ橋(とよがはし)に到着しました。

四国の札所巡り始めた当初から気になってたんですが、ココは
札所お寺ではなく橋の下なのだそうです。取り敢えずカーナビ
同名の交差点に設定して、現地へ向かいました。

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近くには駐車スペース小さな堂宇があり、石碑には橋が札所に
なった事の由来が書いてあります。弘法大師修行の旅の途中、
この橋の下で野宿したと言う事ですか。

…取り敢えずの疑問は「それってココ1件だけ?」と言う事ですね。

彼とて最初から位の高い僧侶だったワケでもナイだろうから、
人の貧乏旅行なら野宿は当たり前だろうし、橋の下と言うのもソレ
に関して普通に思い付きそうな感じがします。

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ともあれ現在は国道56号線になっている十夜ヶ橋を見に行きます。
更に上を跨ぐ高架橋松山自動車道ですね。ココは以前に何度
か走った事がある筈ですが、そんな事は知りませんでした

国道から川縁へ降りれる階段があって、ココから橋の下に行けます。
橋の下弘法大師御姿を刻んだレリーフなどが祀られていました。

…もっと鄙びた古めかしい物を想像してたんですよ。現在はコンク
リート製の頑丈な橋ですが、昔はどんな感じだったのでしょう?

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橋の下では鯉のエサを売ってます。お寺の池などと違って、
範囲が広いからどうなんだろう?…と思ったら、鯉の皆さん心得
てるようで、人影見ただけ集まってくる感じです。

私自身も昼食まだなので、今回はごめんなさい。…エサの売上
何らかの寄付に繋がるのかも知れませんが、私は「鯉にエサを
やる楽しみ」と言うのがどぅもよく分かりません

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祀られているのは、やりは通常の仏像ではなく弘法大師が寝てる
姿をデザインした物や、になってる地蔵菩薩(と思われる仏像)
などですね。

仏像が寝た姿ってのは、お釈迦様死ぬ間際「涅槃像」ぐらい
しか知らなかったので、コレはデザイン的にも斬新です。…子供
の頃はアレは「昼寝みたいにくつろいでる姿」だと思ってましたが。

橋が札所って、管理してる人ドコなのよ?と思ったんですが、
近くに永徳寺と言うお寺があり、御朱印ココで貰えます。

珍しいロケーション札所だったので時間を食いました。続いて
大洲市の山間部にある、出石寺へ向かいます。

→次回に続く



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