新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

かぶと⑤ おまけネタ

2023/05/09(Tue)

では続けて関西本線加太(かぶと)駅ノート5巡目に関する
「おまけネタ」を紹介して、今回の記事の最後とする事に致します
クラ駅長です。

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先述のように同駅の駅務室昨年の春頃から「加太サロン」と言う
交流スペースとしてリフォームされており、地域の方ボランティア
で運営しています。

蒸気機関車の時代に難所とされた「加太越え」に関する資料や、
古い時代鉄道写真なども多く展示されており、テーブルと椅子
用意されてるので、ゆっくり見学する事が出来ますね。

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今回は2回目の訪問なんですが、前回からの1年間増えた資料
などもあったので、その一部を紹介してみましょう。

まず開通当時の物と思われる関西鉄道の地図ですね。

現在の関西本線である名古屋~湊町(JR難波)1890年代頃
開通しています。…名阪間と言うのは、距離にすると東海道線経由
よりこっちの方が短かいので、当時は熾烈な乗客獲得合戦が繰り
広げられてた事が有名ですわな。

往復割引学生割引は当然の事、婦人割引とか行商人割引とか、
もぅマトモな運賃で乗ってる人の方が少ないであろう状況です。
それでも足らないと「駅弁1個サービス」ってな事もあったそうな。

現代の写真ですが、近隣の鉄道遺産の1つとされている明治
時代煉瓦製の橋台でしょう。…実際に見に行きたいと思いつつ
まだ実行出来てナイんですが、コレは道路に近いからそうだ。

それはイイとして、DD51キハ120を牽引してるってどんな状況?
甲種回送か何かなんでしょうか?

この区間で使われるキハ120亀山鉄道部の所属ですが、全般
検査などは網干総合車両所で行われるようです。

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そして室内に何故か綿の花が飾られてたのが目に付いたのと、
ホーム側にあるステンドグラス西陽を受けてキレイだったので
1枚ずつ撮りました。

綿花江戸時代以前は、大和国(奈良県)でも盛んに栽培され
てたようですが、この辺りでも同様だったんでしょうか?

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そして描きながらココでも撮り鉄を何枚か。…私が知ってるギリギリ
の時代では、まだキハ58系の急行列車が残っており、当時の急行
にありがちな複雑な走り方をする列車が何本か見られたんですが、
現在は全てキハ120普通列車のみになってしまいました。

急行「かすが」東海西日本共同運行で復活させ、日に2往復
にすればソレなりの需要はあるような気がするんですけどね。

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加太駅からは名阪国道帰ります。…道の駅「いが」に寄り道して、
午後のおやつ代わりに伊賀牛入りコロッケと言うのを買いました。

…まぁコロッケに入ってる肉なんて微々たるものなので、ドノ辺りが
伊賀牛なのかよく分かりませんが。

てかいつの間にか「コロッケ=高速道路で食う物」になったのは何故
なのか?冷静に考えるとソレほど食べやすい物ではありません
意外と油が手に付くし。

…段々と「近場の5巡目」進んできましたが、続いては湖西線
福井県関西寄りの地域…東美浜~永原辺りを片付けてしまう事
にしましょうか。




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No.1500 駅長が見た風景