新・駅長日誌Ⅱ

と言う事で、今春のダイヤ改正からオープンしたＪＲ大阪駅の新しい
地下ホーム…「うめきた新駅」を探っておりますクラ駅長です。



島式ホームが２本の４線構造な駅ですが、下り線に相当する21番
・22番ホームにやって来ました。

このうち関西空港行きの「はるか」と和歌山方面行きの「くろしお」
が発着する21番線には、ホームドアが設置されています。

…ホームドアと言うか、地下だからエレベーターのように天井部分
まで壁で覆われた構造物です。ドアの左右には大きな液晶画面が
あり、次に来る列車の発車案内が表示される仕組みになってました。

こう言う設備が可能になったと言う事は、大きなサイズの液晶画面
もカナリ安くなったと言う事なんでしょうか？



そんな感じで続いては、１階上のコンコースを見て行きましょう。

空間の構造自体は特に変わった物ではありませんが、間接照明
のお洒落なデザインの天井ですね。そして随所に色々な工夫がある
らしいのですよ。

階数としてはココが地下１階、ホームが地下２階になるようです。

…そもそも私は「大阪駅のドコに出来たのか？」からよく知らない
状況で来たんですが、従来の駅の西側のコンコースから北へ通路
を延ばし、その先にあるようです。



まず目を引いたのが、改札口（うめきた西口）と反対側の端にある
大きな映像スクリーンですね。

この部分は現状は特に何もナイ広い空間であり、行き止まり部分
にある白い壁に映像を映せる仕組みになっています。手前から
死角になる部分にプロジェクターが付いてました。

…発着する列車の種類や本数が限られるので、ココから乗り降り
する客数と言うのも限られるのかも知れませんが、広場はイベント
に使えるだろうし、カネに困れば店舗を入れたり出来るのでしょう。



トイレもバリアフリーの新しい物です。個室の空き状況を表示する
画面があるのは、最近は高速道路のサービスエリア等でも見られる
ようになりましたが、鉄道の駅としては目新しいでしょうか？



そして点字ブロックにはQRコードが付いています。…何だかよく
分からない私は、取り敢えず手持ちのスマートフォンでQRコード
を読み込んでみました。

…「テレフォンカード・若村麻由美直筆サイン入り」？昔から好きな
女優さんの１人ではありますが、どうも使い方が違うらしい。

コレは専用のアプリで読み込むと目的地まで誘導してくれる仕組み
だとかで、東京の西武鉄道などで実証実験が始まり、実用化される
ようになったそうです。なるほど、それ用のアプリが要るんですか。

恐らくはアプリを起動させた状態でカメラを点字ブロックに向けつつ
進むと、交差点にあるQRコードが反応して音声が流れるのでしょう。
そして当たる確率を上げるために、同じ物が９個付いてると見ました。

…知らないうちに時代はどんどん進化していくものですね。
適当に軽いボケも入れつつ、更に探索を続けることにしましょう。

※→次回に続く

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