新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

うめきた新駅を探る ④

2023/05/23(Tue)

さて「うめきた新駅」ですが、新しく完成した地下ホームとソレに
付随するコンコースを見学しましたので、続けて既存の大阪駅
通じる通路を歩いてみる事にしましたクラ駅長です。

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下りホーム(21番線・22番線)寄りに連絡通路が作られています。
既存のホームを発着する大阪環状線東海道本線発車案内
を表示するモニターを見ると、何となく安心しました。

新駅のコンコース地下1階と言う事になってるので、そのまま
高さで進んで行けばイイようにも思うんですが、何故か下り階段
なってました。

各種の資料で確認すると、この上には通称「北梅田通り」と言う
市道が通っており、厚さを確保する必要があるのかも知れません。

オープンして1ヵ月程度の事なので、まだ新築の資料写真みたいな
風景ですが、そのうち柱のカラーコルトンには各種の広告が入ると
思われます。

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途中に観音開きの大きな扉がありますね(画像はソノ片方)。
地下鉄の駅などでもよく見る物ですが、水害の時などに閉めて
地下ホームへの浸水を防ぐための設備なんでしょう。

そしてエスカレーターで上がれば既存の大阪駅です。道路の下
くぐるのに一旦深く降りた位置から地上1階に相当する所まで登る
ので、結構な長さがありました。

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そんな感じで、ようやく見覚えのある番線表示が見えてきました。

この距離歩いて乗り換える客どの程度居るんでしょう?
おおさか東線大阪環状線」のルート以外新大阪で乗り換え
ればイイ話であり、需要は少なそうですが。

しかもココは今回の拡張工事に伴って新設された西出口に近い
所であり、桜島口のガード下を通る道路より更に西なようです。

今回は既存駅のホームへは上がらず引き返したんですが、この
為に各ホームを神戸方向へ延長する工事も為されたようです。

ホームを長くしても、現状で最長12両編成だから使わないでしょ。
…あ、唯一の存在14両編成「サンライズ瀬戸&出雲」か。
ブルートレインの全盛期遠くなりました。

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ココまで見て再び地下ホームへ戻る事にしたんですが、新駅の
コンコース変わった形の自販機がある事に気が付きました。

…さっきは向きの関係で気付かなかったんですが、駅弁ですよ!
数は少ないものの5種類ほど売られてるようです。

よく考えれば地下ホームのエリアには飲物の自販機はあるものの
売店の類一切ナイようで、コレが食べ物を売ってる唯一の存在
と言う事になるようです。

「はるか」「くろしお」車内販売無くなりましたから、ココから
乗るのに欲しい人を想定してあるんでしょうが…この自販機の存在
自体が目立たないので、どの程度売れるのかは不明です。

私も1時間近くウロウロして最後に気付いたぐらいですから。もっと
真ん中の目立つ位置に置けなかったんでしょうか?

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帰りはココから天王寺方面まで特急に乗って通り抜ける予定にして
ますので、一旦改札を出る事にしましょう。…そしてこの改札口にも
新しい試みが幾つかあるようです。

→次回に続く



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No.1514 乗り鉄日誌>JR西日本