新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

うめきた新駅を探る ⑤

2023/05/24(Wed)

…そんな感じで大阪駅新しい地下ホームを探っておりますが、
そろそろ帰る事にして、一旦「うめきた地下口」と言う改札を出る
事にしましたクラ駅長です。

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改札外にあるモニターの案内によると、ココから同じく新設された
西口へは「通行証」なる物での通り抜けが可能なんだそうです。

…わざわざ特記してあると言う事は、従来の入場券と違って無料
なのでしょう。てか昔から思うんですが、何故ICカード入場券
して使えないのか?

一定時間内同一の駅で改札を出入りした場合を「入場券使用」
と言う扱いにすりゃイイような気もしますが、何か不都合があるの
かも知れません。

そして一番端に、何やら近未来っぽいゲートがありますね。

コレは最新式顔認証システムによる改札口だそうです。事前
に登録したカードのデータ顔写真が一致すれば通れると言う事
らしいので、盗まれた場合の不正使用防止出来るのでしょう。

…現状では新大阪駅にもぅ1台あるだけなので、実験的に使われ
てる段階だと思われますが、そのうち増えるのかな?

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ともあれ私はココから列車天王寺方面通り抜けたいんですが、
先述のように乗れる列車「はるか」「くろしお」特急に限られる
ので、自由席特急券を買いました。

地下駅ですが「サンダーバード」「スーパーはくと」がある所で
大阪駅だなと再認識出来る感じです。

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殆ど乗らないので知らなかったんですが、最近「くろしお」全車
指定席になったんですね。…と言う事で次の「はるか」を待ちます。

ホームドアは当然出入口がある部分のみ開くワケですが、扉の位置
に合わせて開口部が自由に変えられる「フルスクリーンタイプ」
言う、コレまた世界初の物なのだそうです。

…要は和室の障子や襖、貨車のワム80000型とて似たような構造
ですよね。日本人の方が発想しやすい物なのかも知れません。

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と言う事で次の「はるか」に乗り、新開通区間通り抜けました。
但しココは元々が貨物線なので、「乗り潰し」には含まれません

福島付近で地上に出て、大阪環状線と並行して走る部分にある
浄正橋踏切地下化されず残ったんですが、地下区間へ出入り
するために勾配が生じ、線路の付け替えが行われたようです。

しかも23.5‰と言う、貨物列車にはキツい急勾配になってしまい、
「うめきた峠」と言う綽名まで付いた。また場合によっては補機が
必要になったそうな。

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と言う事で天王寺で下車。今回の報告ココまでになります。

新しい大阪駅の地下ホームは、私の私生活では日常的に使う所
ではありませんが、色々と最新のアイテムが見れて、近未来の
鉄道風景を想像出来る面白い所でした。

記事数もソレなりに稼げた所で、再び駅ノートの報告に戻る事に
しましょう。




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No.1515 乗り鉄日誌>JR西日本