新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 永原⑤

2023/05/29(Mon)

では再びココから滋賀県駅ノート5巡目ですが、北陸本線
近江塩津の次は、湖西線永原にやって来ましたクラ駅長です。

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先述の近江塩津隣の駅ではありますが、小高い山を挟むので
少し距離があり、琵琶湖の港としても別の区域になると思われる
所ですね。駅ノートは比較的最近になって存在が確認されたので、
前回までは数合わせ間隔を詰めて回ってました。

現在のログハウス調の駅舎平成12年新築された物だそうです。
平成15年までココと近江塩津の間に交直切替デッドセクション
があり、直通する普通列車少なかったようです。

駅舎には観光案内所が入居しており、それと出札業務JRとは
地元企業が行っている簡易委託駅ですね。

線路築堤上にあるので、改札を入ると広めの地下通路があり、
ホームまでカナリ長い階段で登る構造になっています。
…同駅にもエレベーターなどのバリアフリー設備ありません

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配線としては島式ホーム2面4線構造で、緩急退避が出来る他
京都方面折り返す列車も何本か設定されてるようです。
高台なので琵琶湖の湖面がよく見えますね。

各ホーム敦賀寄りプレハブ構造の待合室があり、駅ノート
下り(敦賀方面行き)待合室内に置かれています。

以前から存在したらしいんですが、下に立派な待合室があれば
そこに置かれてる事が想像されるのは当然であり、発見が遅れた
のでしょう。許可が下りなかったんでしょうか?

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駅ノート大き目A4サイズです。しかし縦幅より狭いケース
に入ってるので、ノート本体が湿気で曲がっており、保管状態
いいとは言えません

冬場は結構な積雪になるし、風向きによっては琵琶湖方向から
湿った空気が来るのでしょう。意外と湿気が多い環境なようです。

前回以降の絵師さんの作品1点。また突発的にリアルな113系
電車を描いた物もありました。

今年の春のダイヤ改正で、京阪神地区113系と117系完全に
引退してしまったんですよね。…殊に113系改造に改造を重ねた
結果、最終的に何番台だかよく分からない代物になってました。

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同駅に来るのも5回目なんですが、私が以前から気になってるのが
駅周辺や少し離れた大浦の集落などで見かける、丸い印の付いた
帆船絵やモニュメントなのですよ。

右は駅近くの公園にある遊具です。船を模したジャングルジム
イイとして、これにも独特のデザインな帆が再現されています。

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…調べてみるとコレは「丸子船」と言う物で、主に江戸時代以前の
鉄道がナイ時代琵琶湖内の各地を往来して物資を運ぶ、重要
輸送手段だったようです。

同駅から近い大浦と言う港丸子船に関する資料館があり、実際
に使われていた本物の丸子船が展示されてると言う事で、コレまた
見に行く事にしました。

いい題材だと思ったんですが、矢鱈と構造が複雑なので描くのに
苦労しましたよ。のろの台詞私の素直な感想です。

では次回は、この丸子船の資料館などを中心とした「おまけネタ」
に移る事にしましょう。

→次回に続く



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No.1520 駅ノートの記録