駅ノート 城戸⑤
2023/06/01(Thu)
さて新たな報告です。
近場の駅ノートの5巡目と言う事で、最近はずっと関西圏の設置駅
を回ってるワケですが、続いては和歌山方面です。その前に唯一
奈良県内で確認されている旧五新線の城戸から行く事にしました
クラ駅長です。
日程的にゴールデンウイークの真ん中になるので、観光地は混む
事が予想されます。こんな日でも絶対に混まないであろう場所を
考えた結果、ココと南海高野線の紀伊神谷になったんですよ。
…周知の通り五新線は、国鉄時代に五條~新宮を紀伊半島を縦断
するルートで建設される計画だったのが、途中までトンネルや橋梁
だけ完成した状態でストップした未生成線です。
そのうち五條から西吉野村(当時)の城戸までが国鉄バスの専用
道路として使われてたのが、奈良交通への移管を経て2014年に
廃止されてしまいました。
バスの駅の終点だった建物はそのまま放置され、平行する国道168
号線経由でココまで来るバスの折り返し場所としてのみ機能してた筈
なんですが、久し振りに行ってみると新しくリフォームされてました。
奈良交通時代の「専用道 城戸」と言う表示は残されてますが、現状
でココに路線バスは発着せず、モニュメント的な物なのでしょう。
何年か前から休日などにこの敷地を使って、五新線の歴史を紹介
したり乗用のミニ鉄道を走らせる組織があるのは聞いてましたが、
この建物は規模からして、恐らく税金でリフォームされたらしく、
自治体(現在は五條市)が絡んだ物だと思われます。
壁画に描かれた蒸気機関車のナンバーは「78675」。五條市内の
公園にある保存機と同じ番号ですね。
普段は折り返しで入ってくるバスの運転手さんしか使わないトイレ
ですが、こちらもキレイになってました。
自宅から近いので朝8時過ぎには着いたんですが、鍵が閉まって
ました。イベントの開催時にしか開けないのかな?と思ったら市の
担当者さんと思われる人が来て開錠してくれたので、無事に中に
入る事が出来ましたよ。
ついでに訊くと、平日と土日の別なく朝8時30分から夕方17時30分
まで開けてあるそうな。
元の建物はバスの待合室だった狭い部屋しか開いてなかったのが、
区画を変えたのか広いスペースになっており、奥手の方には切符
売り場の窓口も再現されています。
基本的にはイベント時の多目的スペースとして使われるのかも知れ
ません。当時の運賃表や一連の施設が選奨土木遺産に指定された
事を示すプレートなどが展示されています。
バックヤードに相当する部屋に鍵が掛かってなかったので開けて
みたんですが、ココは倉庫兼給湯室のようです。
…手前に窓口状の構造物はありましたが裏側は単なる壁であり、
完全に雰囲気だけの物のようでした。
黒板スタイルの伝言板が再現されており、比較的最近の書き込み
もありますね。
駅ノートは撤去される事なく存続していました。…コレは意外です。
てかリフォームした事で来訪者が増える事を予想したのか、予備
の新しい物も準備されています。
前回の訪問からカナリ経ってるんですが、新規の絵師さんの作品
やゆっくまーシールは存在しませんでした。列車では来れない所
ですが、今後の展開に期待しましょう。
さて今回は、ココまで来る途中にあった第七丹生川橋梁と言う、
沿線でも目立つ構造物をネタに描いてみましょう。
…高所なので準レギュラーのゆっくまーも登場させました。実際
は閉鎖されてるので、橋梁上に登る事は不可能だと思われますが。
無駄にカネを掛けた鉄建公団の仕事なので、大規模な高架橋や
トンネルが多数存在するものの、全く使われずに朽ち果てようと
してるのは、やはり勿体無い話です。
今回も概ね午前中に描き終えました。周辺の「おまけネタ」を少し
紹介して、次の設置駅に移動します。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
近場の駅ノートの5巡目と言う事で、最近はずっと関西圏の設置駅
を回ってるワケですが、続いては和歌山方面です。その前に唯一
奈良県内で確認されている旧五新線の城戸から行く事にしました
クラ駅長です。
日程的にゴールデンウイークの真ん中になるので、観光地は混む
事が予想されます。こんな日でも絶対に混まないであろう場所を
考えた結果、ココと南海高野線の紀伊神谷になったんですよ。
…周知の通り五新線は、国鉄時代に五條~新宮を紀伊半島を縦断
するルートで建設される計画だったのが、途中までトンネルや橋梁
だけ完成した状態でストップした未生成線です。
そのうち五條から西吉野村(当時)の城戸までが国鉄バスの専用
道路として使われてたのが、奈良交通への移管を経て2014年に
廃止されてしまいました。
バスの駅の終点だった建物はそのまま放置され、平行する国道168
号線経由でココまで来るバスの折り返し場所としてのみ機能してた筈
なんですが、久し振りに行ってみると新しくリフォームされてました。
奈良交通時代の「専用道 城戸」と言う表示は残されてますが、現状
でココに路線バスは発着せず、モニュメント的な物なのでしょう。
何年か前から休日などにこの敷地を使って、五新線の歴史を紹介
したり乗用のミニ鉄道を走らせる組織があるのは聞いてましたが、
この建物は規模からして、恐らく税金でリフォームされたらしく、
自治体(現在は五條市)が絡んだ物だと思われます。
壁画に描かれた蒸気機関車のナンバーは「78675」。五條市内の
公園にある保存機と同じ番号ですね。
普段は折り返しで入ってくるバスの運転手さんしか使わないトイレ
ですが、こちらもキレイになってました。
自宅から近いので朝8時過ぎには着いたんですが、鍵が閉まって
ました。イベントの開催時にしか開けないのかな?と思ったら市の
担当者さんと思われる人が来て開錠してくれたので、無事に中に
入る事が出来ましたよ。
ついでに訊くと、平日と土日の別なく朝8時30分から夕方17時30分
まで開けてあるそうな。
元の建物はバスの待合室だった狭い部屋しか開いてなかったのが、
区画を変えたのか広いスペースになっており、奥手の方には切符
売り場の窓口も再現されています。
基本的にはイベント時の多目的スペースとして使われるのかも知れ
ません。当時の運賃表や一連の施設が選奨土木遺産に指定された
事を示すプレートなどが展示されています。
バックヤードに相当する部屋に鍵が掛かってなかったので開けて
みたんですが、ココは倉庫兼給湯室のようです。
…手前に窓口状の構造物はありましたが裏側は単なる壁であり、
完全に雰囲気だけの物のようでした。
黒板スタイルの伝言板が再現されており、比較的最近の書き込み
もありますね。
駅ノートは撤去される事なく存続していました。…コレは意外です。
てかリフォームした事で来訪者が増える事を予想したのか、予備
の新しい物も準備されています。
前回の訪問からカナリ経ってるんですが、新規の絵師さんの作品
やゆっくまーシールは存在しませんでした。列車では来れない所
ですが、今後の展開に期待しましょう。
さて今回は、ココまで来る途中にあった第七丹生川橋梁と言う、
沿線でも目立つ構造物をネタに描いてみましょう。
…高所なので準レギュラーのゆっくまーも登場させました。実際
は閉鎖されてるので、橋梁上に登る事は不可能だと思われますが。
無駄にカネを掛けた鉄建公団の仕事なので、大規模な高架橋や
トンネルが多数存在するものの、全く使われずに朽ち果てようと
してるのは、やはり勿体無い話です。
今回も概ね午前中に描き終えました。周辺の「おまけネタ」を少し
紹介して、次の設置駅に移動します。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.1523 駅ノートの記録